時を超えて重なった父の言葉。大和ミュージアム20周年シンポジウムにて
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本日、ご縁をいただき「大和ミュージアム開館20周年記念 基調講演・シンポジウム」に参加しました。
石坂浩二さんの基調講演に始まり、池上彰さんの進行によるシンポジウム。
パネラーには梯久美子さん、そして戸高一成館長と、実に豪華で濃密な時間でした。
中でも、戸高館長の言葉が私の心に強く響き、思わず涙が溢れて止まりませんでした。
私は、日本が独立を果たした昭和26年9月、その後、ここ呉で生まれ育ちました。
戦争の記憶がまだ生々しく残る時代です。
かつて親戚が集まった席で、子どもだった私は父に、こんな素朴な疑問をぶつけたことがありました。
「なぜ、負けると分かっていた戦争をしたの?」
その時、父が返した言葉が、その後の私の人生を大きく決定づけました。
「勝てる戦争なら、してもよかったのか」
……
なんと、今日壇上で戸高館長が口にされたのは、まさに父と同じこの言葉だったのです。
この歳になって、再びこの問いに出会うとは思いもよりませんでした。
あの日、父が伝えたかったこと。
そして今、私たちが受け取るべきメッセージ。
確信と、目からうろこが落ちるような思いが交錯し、ただただ涙が流れるばかりの、忘れられない一日となりました。

