月に吠える、その前に。
先日、ブルーハーツの真島昌利が「萩原朔太郎が今生きていればロックをやっていた」というような事をTVで話しているのを見た。真島さんが萩原朔太郎の影響を受けているのは知っていたが、この発言を聞いたのは初めてで、ちょっと痺れた。
萩原朔太郎の「月に吠える」は、一般的にそれまで詩が表現してきた美しい世界というより、孤独や憂鬱、痛みが強くて、独特の世界を立ち上げている。彼の作品が琴線に触れて、多くの作曲家たちがその詩に音楽をつけている。優れた詩人にインスピレーションを得た音楽家が、曲をつけたくなる気持ちは分からなくもない。
ただ、彼は詩のリズムにも拘っていた。おそらく詩そのものを音楽として捉え、表現の一つだと考えていたのだと思う。つまり、音符をつけてメロディを乗せてしまえば、その詩が元々持つ韻律リズム、音楽性を壊しかねない。
誰かの詩に音楽をつけるというのは難しい。言葉の扱いに長けていなければならないし、どこまで音楽性を優先させるのか、そのせめぎ合いになる。もちろん、詩と音楽がうまく融合し、新たな世界を立ち上げている優れた作品も数多くある。とはいえ、やはり私はシンプルに詩として楽しむのが一番好きだ。
あと、詩に直接音楽をつけるだけではなくて、別の方法もある。ヨルシカの「月に吠える」。これはもちろん、萩原朔太郎の詩をモチーフにして作られている。彼の詩そのものではないカタチで、こうやって世界を重ねながら表現していくのがすごく格好良い。
休符の余白に、息が一瞬止まりそうになる緊張感。
大サビ前、不穏な雰囲気の半音下降が曲の世界観に深みを持たせている感じ。孤独さや、哀しさを表現しつつも、特徴的なリズムでどこか軽やかなところが一番スキかも。「アイスピックで地球を砕いて」って、どんな感性してるの。半分、分けてほしい。そして、ラスト、男の人が月のような、かぼすになってる。
***
みなさんに歌詞考察をお願いしておきながら、自分はまだ書いていなかったので、今回は、その「手前」について書いてみました。
あと、かぼすポイントについてもう一度確認しますが、百裕ポイント同様、何の役にも立ちません笑。かぼすの国の建国の予定も現在ありませんし、価値高騰の予感もしておりません。資産運用を考えるのもおすすめしておりません。ご安心ください、あるのは、何の役にも立たないという価値のみです🌈
というわけで、かぼすポイントのプレゼント企画については、また不定期で、音声にてお声かけさせていただきます🍊💓 (mashiro)
