豆腐屋のこと 32…新しい大きな家とビル
おとうさんとおかあさんは、豆腐屋の土地を市に売って、代替地を探した。
今までは、住まいと貸しビルが同じ建物になっていたけれど、
今度は自宅と貸しビルを別にした。
どちらも親類の人が「建てさせて」とお願いされた建設会社に頼んだ。
自宅は鉄筋コンクリ―トの2階建てで、門があって、駐車場が2台分、庭もあった。
塀も高く、アルソックのシステムを入れた。
おばあちゃんの面倒を見るつもりでおかあさんは設計を頼んでいたので、
車いすで生活できるように廊下は広く、トイレも車いすが入る大きさになっていた。
おかあさんの希望で異常にりっぱなものが建ったが、何でそこまでりっぱな必要があるのか不思議だった。
引っ越しの日、私は会社に1週間くらいの休暇をお願いして、
手伝った。
とにかく荷物が多かった。引っ越し屋さんも本当にびっくりしていた。
物が多すぎて、入らない荷物は駐車場に荷物を置いたままにしてあった。
結局おばあちゃんは1-2回来ただけだと思う。
貸しビルは5階建ての鉄筋作り。オフィスビルとなっている。
土地は狭いけれど、地下鉄の駅も近く、環境もいいので問題はないと思った。
(2021年6月18日に記述したものをNOTEに掲載)
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