書店でイイコトが起きた、一歩踏みだす妻の書店員ライフ
こんにちは、本屋を始めたい夫婦の妻です。
これまで、本屋開業をしたいと思いが溢れnoteを始めていろいろ調べて発信している夫と、本屋を始めるか悩んでいるけどとりあえず本屋に行ってなにか買おうと様々なお店に行く妻、異なる視点で記事を書いていましたが、今日はわたし妻も夫と同様に、本を読んで学んだことを発信していきたいと思います。
わたしが手に取る本のジャンルは、文芸に分類されるエッセイや小説(最近はZINEにハマっています)であったり、実用書に分類されるマナー・健康・ビジネス書などが多いのですが、今日は文芸に分類される「書店に行くとだいだいイイコトが起こる」について書きたいと思います。

書店に行くとだいたいイイコトが起こる
本書は、2005年に大手書店に入社し今も書店員として働いている杉浦 正人さんが、毎日100冊の新刊本を見ている書店員の目線から読書は自由で書店は楽しい場所ということをすごく読みやすく書かれています。
わたしは読書=買ったら最後まで読まないといけないであったり、本屋(書店)=何も買わずに行くのは失礼という勝手な思い込みを持っていました。そうじゃないんだと教えてくれる本です。
細かな内容はぜひ本書を手に取っていただきたいので、今回はわたしが印象に残った3つの内容をお伝えしたいと思います。
謙遜せず「読書が趣味」と言っていい
趣味は読書というと、勝手に頭が良い人と思われたり、最近読んだ本はと聞かれたときの感想のハードルが高くなっている気がしたり、文章が得意だと思われたりしがちでなかなか言いづらい…という人も多いかと思います。ここだけの話、わたしもその1人で、読書が趣味と胸を張って堂々と言えず、『趣味は?』と聞かれたら「特にないですが強いて言えば読書ですかね…」と答えるくらいです。
最近は本を読む時間が増えたので、昔よりは堂々と言えている気がします。
この件について、杉浦さんはこう言っています。
2ヵ月に1冊以上読んでいたら、自信を持って「読書が趣味」と言っていいレベル。このペース、実はけっこうすごいです。
数字だけ見ると少なく感じるかもしれませんが、大事なのは冊数よりも行動のほうです。疲労がたまり、骨がきしみ、目の下のくまが取れず、立っているだけで精いっぱいな日々の中、それでも定期的に本を読む。これが、すごくないわけありません。
たしかに現代では、空いた時間にいつでも映画などの映像作品を見たり、ゲームをしたり、カフェに行ったり、ショッピングに行ったり…といろいろな娯楽があるため、そのなかから読書を選ぶ人はもう趣味は読書!と力強く言えますよね。
書店員さんに言われると、すごく心強いです。
2回以上読んだ本は「本当に面白い本」
これは別の本で読んだ内容で、テレビなどでもよく言われているので有名な話だと思うのですが、基本的に[人は忘れる生きもののため、一度読んだだけでは内容をほぼほぼ覚えていない]らしいです。
テストや資格勉強で参考書を何度も繰り返し読んでいるのはこの点が絡んでいて、[何度も読むことで記憶を定着させる]ためとのことです。
でも現代人は時間がなく、新しい本も次々と世に出ているため、基本的に本は一度読むと満足するケースが多いかと思います。
杉浦さんはこうした本を読むことについて、こうつぶやいています。
基本的に本は1回しか読まれないことが多いと思います!なので、もし2回以上読んだ本があったら、その本は本当に面白い本なんだと思います!映画で言ったら20回同じものを見ているレベルです!
わたしは特に漫画でこの傾向にあり、漫画の3巻が発売!→買って読む→1〜2巻の話がざっくりとしか思い出せないため、1〜2巻をもう一度読む→3巻を改めて読む のループで何度も読んでいます。
当たり前のようにこの流れで読んでいましたが、面白いから何度も読めるということなんですね!
欲しい本を届けられることは、どんな喜びにも勝る
杉浦さんは現役書店員ということもあり、書店員だから言える本屋の楽しさも書かれています。
例えばわたしが思っていた、本屋=何も買わずに行くのは失礼という点も、『むしろ買うものがなくても本屋に来てくれると店内がにぎやかな雰囲気になってうれしい』と言っていました。その言葉を聞いてなんだか心が軽くなり、気軽に本屋に行きやすくなりました。
このような形で、本屋について書店員目線で書かれている章があるのですが、印象に残った内容がありました。
お客様が探している本を、ちゃんと手渡せた日は、「今日の仕事、よかったな」と心から思える。こちらもうれしい出来事として、夢に出てきたりします。
本屋ではさまざまな理由でお客さんが欲しい本を渡せないことがあり、そう伝えた後のお客さんの声と表情が頭に残り、杉浦さんは悪夢として夢に出てくることもあるとのこと。
それをきちんと渡すことができたり、店内をじっくり見ている人がいたり、買う予定はないけどふらっと訪れる人がいることに、うれしさを感じており、お客様に支えられていると書かれています。
本屋で働く・始めることは大変な部分が多いと思いますが、こうしたお客様を通じて感じることができるうれしさや喜びがすごくいいなと思いました。
妻、書店員に
ということで、今日は「書店に行くとだいたいイイコトが起こる」を読んで印象に残った内容を3つ紹介させていただきました。
本書には他にも、書店員の1日の仕事の流れがすごろく仕立てで書かれていたり、積読との付き合い方や本屋に行くことで起こる小さな変化などが書かれています。
本をよく読む方より、あまり本を読む機会がない方におすすめの一冊です。
わたしはこれまでの仕事がオンラインでの接客が主であったため、本に書かれていたお客様の反応をダイレクトに見れるオフラインでの接客を通じて(喜びやうれしさを肌で感じたい)と思うようになりました。
これは夫婦で本屋を始める前に経験しておきたいと思っていた矢先に、たまたま求人募集を目にし、応募して、5月から書店員として働くことになりました📚
5月以降はお伝えできる範囲で書店員の話も書いていければと思っているので、今後とも本屋を始めたい夫婦の応援よろしくお願いします📣
📖今回紹介した本
書店に行くとだいたいイイコトが起こる
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