ep.9 “人の価値”に苦しむ全ての人へ|「誰だって無価値な自分と闘っている」韓ドラ感想
お久しぶりです。
仕事や初の韓国旅行、そして中々いい韓ドラに出会えてないことからnoteを書くのが久しぶりになってしまいました。totoです。(イイワケスルナ)
でもちょうど最近これは絶対大賞取るしみんなにも紹介したい!!という作品に出会ってしまったので紹介させていただきます🤲
みなさんは、自分のこの世での存在価値について考えたことはありますか?
僕は短い期間ですが、ホストクラブで働いた経験や、フリーでの仕事、オーディションなどを通して、「選ばれる側」として評価される場面を何度か経験してきました。
その中で、
「自分には価値があるのか」
「社会に必要とされているのか」
そんなことを考えてしまう瞬間が何度もありました。
今回紹介するドラマは、そんな“人の価値”について深く描いた作品です。
その名も、
『誰だって無価値な自分と闘っている』
もうタイトルの時点で、かなり重いです。笑
あらすじ
映画監督を夢見ながらも、同期たちが次々と成功していく中、自分だけデビューできずに40歳になってしまったファン・ドンマン。
周囲からは“問題児”扱いされ、劣等感と無価値感を抱えながら孤独な日々を送っていた。
そんな彼が出会ったのが、映画制作会社の企画PDであるピョン・ウナ。
数々のヒット作を手掛ける優秀な人物でありながら、職場での理不尽な扱いや過去の傷によって、強いストレスを抱えて生きていた。
そんな二人は、“感情ウォッチ”という感情を可視化する時計のテスターになったことをきっかけに距離を縮めていく。
過酷な現実に打ちのめされながらも、傷を抱えた者同士が互いを認め合い、自分の中に巣食う「無価値感」と向き合っていく物語。
登場人物
・ファン・ドンマン
自分の作品を一本も世に出せないまま、同じ脚本で応募を繰り返しながらフリーターとして生きる映画監督志望の男。
不器用で自己中心的。でも、みんなどこか放っておけない。
・ピョン・ウナ
映画制作会社で企画PDとして働く女性。
幼少期に母親に捨てられ、祖母と二人で育つ。
優秀である一方、人知れず心に大きな傷を抱えている。
・パク・ギョンセ
すでに5作品を世に送り出している映画監督。
ドンマンの同期であり、かつては同じ夢を語り合った仲だったが、現在は険悪な関係に。
・ファン・ジンマン
ドンマンの兄。
溶接工として働きながら弟と暮らしている。
元々は詩人で、賞を取るほどの才能を持っていた人物。
彼の詩は、この作品の空気を象徴するように何度も登場する。
最終話まで観た感想
ここからは完全に個人的な感想です。
もぉ〜〜〜〜〜めちゃくちゃ良かったです。
正直に言うと、最初の3話くらいまでは観るのをやめようかと思っていました。笑
ドンマンの自己中心的な振る舞いや傍若無人さを見て、
「こんな主人公を最後まで好きになれる気がしない」
と思っていたからです。
でも不思議なことに、話数を重ねるごとに、
「あれ……なんかこの人愛おしくないか?」
となっていくんですよね。笑
Threadsを見ても、同じ感想を書いている人がかなりいました。
この作品は、ドンマンやウナだけが主人公ではありません。
登場人物それぞれが、自分の価値を疑いながら生きています。
誰かに認められたい。
自分を肯定したい。
何者かになりたい。
そんな感情ともがきながら、それぞれの形で人生の光を探していく。
その姿があまりにも生々しくて、まるで自分自身も作品の中にいるような感覚になりました。
SNSが当たり前になった今の時代は、常に誰かと比較され、そして自分でも比較してしまう時代だと思います。
「自分には価値があるのか」
そんな問いを抱えながら生きている人は、きっと少なくないはずです。
だからこそ、この作品は現代を生きる人に深く刺さるんじゃないかなと思いました。
重い。でも優しい。
苦しい。でも少しだけ前を向ける。
そんなドラマでした。
最後に。
ファン・ドンマン最高!!
そして、パク・ヘヨン監督最高!!!
間違いなく、自分の人生ドラマの一つになりました。
ありがとうございます。
