パナソニック野球部の休部は必然だった
昨年、パナソニック野球部が休部するというニュースが出て、衝撃的でした。
というのは、社会人野球をなかなか話題にしないオールドメディアが揃ってニュースで報じたのです。
松下電器時代から名門と言われましたし、伝説のピッチャー山口高志やシンカーの達人潮崎哲也を輩出した松下電器。
その名門が姿を消すにびっくりはしましたが、メディアがびっくりするほど、私はびっくりはしませんでした。
その要因は最近の都市対抗野球でした。
私が初めて松下電器の試合を見たのが1996年。
そのときは外野席までびっしり入っていました、その後も特定シードに申請するくらいスタンドを賑わせてましたが、昨年はついに平日の朝っぱらの試合というさみしい場所に。
そして、休部発表と。
ただ、私はパナソニック野球部が不要なのかなははっきりわかりました。
それは
他のスポーツ競技に飲み込まれた
からです。
しかも他のスポーツ競技が
みんなプロあるいはセミプロだからです。
松下電器、パナソニック時代にあるスポーツ競技が
①野球
②サッカー
③バレーボール
④アメリカンフットボール
⑤ラグビー
です。
②サッカーはガンバ大阪です。
言わずもがな、有名なチーム、吹田にもすばらしいスタジアムがあります。
③バレーボールはSVリーグの1部にいて、以前はパナソニックパンサーズ、現在は大阪ブルテオンです。
優勝は7回。
プロ所属の選手がかなりいますね。
ホームは枚方にこちらもすごいコートがあります。
④アメリカンフットボールは松下電工インパルスからパナソニックインパルスで今年のライスボウルを優勝した名門でプロ契約の選手がかなりいます。
⑤ラグビーは三洋電機から始まり、現在は埼玉ワイルドナイツで熊谷がホームグラウンドです。
もちろん、プロ契約選手は多数います。
こちらもプレーオフなどには必ずいます。
ご覧のように、サッカー、バレーボール、アメリカンフットボール、ラグビーと優勝回数が多く、しかも強い。
なので、所属するプロ契約選手の年俸も上がります。
しかし、母体のパナソニックが潤沢とは言えないのは確か。
ニュースでも、パナソニックの業績不振もあります。
じゃあ、経営改善のためにリストラが行われるわけですが、そのターゲットが野球部になりました。
パナソニック野球部は都市対抗野球代表は60回を越す名門ですが、意外にも優勝がなく、さらには最近は初戦が勝てないとか、予選敗退とか力がなくなりつつあります。
そして、前述の通り、ほかのスポーツが強い。
となると、野球部を切り捨てるが必然になります。
実際理由にも勝てなくなったがありましたし。
もう、野球のパナソニックのブランドは過去のもの。
しかも、応援が少なくなった。
昭和の松下電器の活気はもうありません。
それが野球部休部なのです。
