世界にウケるコンテンツの作り方
昨日は世界的にも有名なマドリッドフュージョン料理学会が今年は日本の京都で行われるということでスペインのお客様から招待されたのでMATTのメンバーで参加してきた。スペインの名店ムガリッツのアンドニアドゥリスさんや日本で最も有名なシェフの1人であるNARISAWAの成澤シェフなど料理の鬼才による講演と世界で340人と言われているMW(マスターオブワイン)の資格を持ったワインマスターによるワインペアリングを体験した。
以前パリを訪れた際にどこかのシェフが、近年は殆どのフランスにいるフレンチシェフが日本料理に影響されていると私に話してきたのを思い出した。それくらい近年日本料理の影響力は計り知れない。ムガリッツの料理も多くを日本料理からインスピレーションを受けておりNARISAWAのなれずしから作ったものもあるという。
NARISAWAは、日本の「里山文化」を革新的に再解釈したレストランであり、国土の7割を占める日本の自然から必要なものを取り入れるスタイルの料理を求めあらゆる国の美食家が集う。コロナ禍以降はインバウンド客が8割だという。我々MATTもディナータイムは9割超のインバウンド客が占めており、インバウンドにウケるコンテンツという観点ではジャンルが違えど近しいものがあるかもしれない。
よく「MATTのインバウンド集客はどうやってしているのか?」と聞かれるが、正直これは「1ヶ月1回海外に行け、日本以外で過ごせ」としか言いようがないかもしれない。それだけ言語化するのが難しいのである。NARISAWAも日本料理とはいえ、その多くは海外経験から来ていると思う。SNSでひらかれた時代だとはいえ、そう簡単に肌で感じていない国の人たちを魅了するコンテンツを作るのは生み出すのは難しい。
レストランのコンテンツといってもこれは食材や調理に限ったものではない。私が1番重要だと思うのは日本にしかない“文化”である。
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