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『ARIA』シリーズでもやはり思い入れがあるのは第三期『ARIA The ORIGINATION』。少しBS松竹東急の再放送迄は先になりそうですが「スピラーレ」にまつわる佐藤順一監督に怒られた話が纏まったので、ここでもにくきゅうファイターさんに学ぶ、と。

ようやく恥ずかしい台詞を臆面もなくかます葉月絵理乃な
あかりちゃんに対して的確な斎藤千和の「恥ずかしいセリフ禁止!」が二話で炸裂するのは
最後のあたりだけだから、
ようやくそこで『ARIA』が始まったなと。

→で、にくきゅうファイターさんに学ぶ、なんだけど、亡くなられた玉川(伊藤)達文さんが『ARIA』シリーズに
噛んでいるのはほぼ「さあお手をどうぞ」の第三期(『ARIA The ORIGINATION』)くらいなので、そこは予習しとくかな。

お祭り前の順繰り顔見世興行。『転スラ三期』の今回はテンペスト側の動きでこれまた会議だ会議。いつものガビルはともかくシュナゴブタカイジンハクロウあたりは懐い。『転スラ三期』のナンバリングは第51話(三期三話)から「平和の日々」感想。|torov

「千人針」なエピソードもまた一つの「たからもの」。~「#それは別件で起こす」シリーズ・第9回。|torov

とっくに節制収縮期間には突入。「THE SECOND」における「数字の美学」と、にくきゅうファイターさんが記録として遺した注意深く観察し、実践する為の「観察学」と正調イヤイヤダンス。|torov


としてたのでその話でも書き綴ってみたいかなと。
(まあ北海道は一期しか放送されずサントラはある程度購入
していたものの、観るのがナンギだった分、話の締めとしての
『ARIA The ORIGINATION』に思い入れがある)

やはりそこは「スピラーレ」にまつわる話か。

#5 「その おもいでのクローバーは…」
脚本が浦畑達彦さんで、玉川達文名義で演出・絵コンテ担当。
これと10話しか担当してないのか。

一応原画マンの振り分け自体はここに書かれている。

http://nikukyu-.seesaa.net/article/96454366.html?seesaa_related=category

さて、第05話の原画マンの振り分けですが、Aパート全部が いとうまりこさんになります

順調にカット数を伸ばしてきた彼女ですが、半パート原画に
挑戦するのは初めてでした
良い経験になったのではないかと思います

Bパート
冒頭から姫屋の晃の部屋での、晃と藍華の会話が、
スタジオコクピット所属の、佐藤弘康君
佐藤君はその後の回想シーンでのアテナとアリシアとの会話
夕日に佇む姫屋の晃
街を彷徨う、晃なども続けて担当しています


晃がクローバー広場に着いたところから、バラが舞って
クローバーのシーンが終わるまでは、色んな原画マンの
レイアウトと第一原画が順不同で入り乱れます
担当した第一原画マンは、星野真澄さん、シノミンさん、
豆塚隆さん、僕(玉川達文)、となります

再び晃の部屋に戻って、「うりゅうりゅ」と泣いている
藍華から、ラストまでが、プロダクションIGに席を置く
窪田康高さんになります。

にくきゅうファイター「種と仕掛けのコラムノート2」
ARIA 第三期 第05話のこと その2

で、覚えてた「スピラーレ」の件で佐藤順一監督に怒られた話はこれか。

http://nikukyu-.seesaa.net/article/83314177.html#more

「スピラーレ」は気まぐれに公式MVかつべに投下されてのよね。

やはり一番大事に作られてた印象が強くて、次回予告の
「さあお手をどうぞ」でうっかり目に汁が、になりがちでは
ある『ARIA The ORIGINATION』なんだけど。

今回のオープニングの後半

クローバーの広場を見せ、PANしてバラへ、
バラのアップをPAN
俯瞰のバラからピント送って、視聴者の目線をクローバー花壇へ移し
風に揺れるクローバーのアップ


何気ない、普通のカメラワークで繋いでいますが、これに曲がつき、歌詞の意味と合体させると、非常に意味深なカットになっていきました


本当は、絵コンテを書きあげた去年の8月頃の時点では、この曲は出来上がっていませんでしたので、偶然の産物です

こういうのをイデオットプロットと言うんでしょうかね・・?(w
現実は、イデアの世界(完成した世界)から投影されたもので「現実世界で意図しなくても、結果的になるべくしてそのようになる」ような感じがしたものです

にくきゅうファイター「種と仕掛けのコラムノート2」
ARIA 第三期 第05話のこと その1

仮歌からテレビ用編集版の経緯とにくきゅうファイターさんの
「スピラーレ」評はこの後に描かれていて。

余談ですが、
「スピラーレ」が最初に「仮歌」として制作現場に届いた時には、一番の歌詞で来ていました

仮歌とは、正式なレコーディングの前に「こういう感じに出来上がりましたが、これで行っていいですか?」と各所に確認を取るための、テストレコーディングのようなものです


その後、正式なレコーディングを済ませ、テレビ用に二種類届けられました
一番の歌詞の物と、お勧めバージョンとして、後半の歌詞を合体させた物です


皆さんも解っているとおり、現在はその、お勧めバージョンで放映しています

ぐっと感情がこみ上げてくる、良い曲だと思います

にくきゅうファイター「種と仕掛けのコラムノート2」
ARIA 第三期 第05話のこと その1


そして企んだのはこの話で当時助監督にして、今は監督も
やってる「竹下君」とは竹下健一さんですね。

監督は劇場版の遊戯王くらいで『ワンピース』最近だと
『アオアシ』の演出になるのか。

さて、コンテを書く段階では、曲は全く無かったわけですが
佐藤順一監督からは「オープニングは、大体90秒ぐらいで作っておいて」と言われました

実際その通りにしたわけですが
いざ曲が上がってきてみると実は100秒を超えていたんですね(w

普通、オープニングの場合90秒ぐらいなのですが、先述の通りこの「スピラーレ」は曲としての完成度も非常に高く、これ以上縮める事が出来ないのも、よくわかりました

これは、このまま流す方が、絶対的に良いのです

(中略)

ARIAのオープニングは、編集の時に、曲を流しながら曲にあわせて、カットを切っていきます


いざ編集に臨んでみて、僕は助監督の竹下さんにある提案をしました
(この時、佐藤監督は事情があって欠席)




僕「曲の最後のポローンのところで、サブタイトルに行く・・というのはどうですか?」

竹下さん「ん~~~~、今までARIAでは、その手は使ってなかったからなぁ・・
佐藤さんに怒られるかもしれないなぁ・・」


僕「確か佐藤さんも、前に打ち合わせの時、オープニングの尻にサブタイトルに行くのは、有りだって言ってたような気がしますよ
それに、バラからクローバーに視点を移動させて、クローバーのアップの直後にポローンんと、『その、おもいでのクローバーは』とくる方が、気持ちいいじゃないですか」


竹下さん「確かにそれはそうなんだよね・・。よし!、これで行って、ダメだったら二人して佐藤さんに怒られよう」



そして、その結果・・・


佐藤順一監督「オープニングの尻にサブタイトルつけて良いなんて、

  言ってない!! 」


こうして二人して、佐藤さんに怒られたのでした・・・・(w

にくきゅうファイター「種と仕掛けのコラムノート2」
ARIA 第三期 第05話のこと その1


『ARIA The ORIGINATION』#5「その おもいでのクローバーは…」タイトルバック



といふことで人妻牧野由依がなんかチャレンジ枠でテレビに
レギュラーで出ていたり。

BS松竹東急の再放送は二期の前半終盤まで来ていますが。

「スピラーレ」にまつわる佐藤順一監督に怒られた話が纏まったので、
ここでもにくきゅうファイターさんに学ぶ、でした。




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