「楽な仕事をしたい」と言った私の今
ライターを目指して日々勉強中の、とろさん(ときどきvalerie)です。
前回のフォロワーさん巻き込み企画でまゆゆ~!さんのいいところを10個紹介した記事を書きました。
今回は少し自分の話です。
以前、「楽をして働きたい」と言っていた私ですが、実際にはどんな道をたどって今の会社にたどり着いたのか。そして、なぜ20年近くも経理OLを続けているのか。
振り返りながら、つづってみたいと思います。
前回の記事で「楽をして働きたい」と言った私。
あの言葉だけを見ると、「社会をなめている」と思われても仕方ないかもしれません。
でも、実際はそうではありませんでした。
あまり体が丈夫ではなかった私は、正社員として激務の会社で働き続けられる自信がありませんでした。
もしかしたら、社会に出る覚悟がまだできていなかったのかもしれません。
そもそも大学生になるまで、「社会に出てこんな仕事がしたい」「こんな人になりたい」という明確な目標を持ったことがありませんでした。
将来の夢ややりたいことを聞かれても、はっきり答えられない。そんな学生だったように思います。
高校時代にアルバイトをしたことはあったものの、就職活動のイメージも湧かず、「仕事とは何か」と言われても漠然としていて、やりたいこともわかりませんでした。
大学生で人生の進路を決めるって、結構難しいと思いませんか。
「やりたいことは何か?」と迷っているうちに、就職氷河期という時代も重なり、就職活動はうまくいきませんでした。
大学卒業後、2年ほど親の紹介でアルバイトをしていました。
そこで出会った方にパソコン操作を教えてもらい、簿記や経理の知識にも触れることになりました。
当時の私は、簿記なんてまったくわからない状態でした。
さらに、まゆゆ~!さんにもExcelやWord、Accessなどのビジネスソフトの使い方や、取っておいたほうが良い資格などを教えていただき、少しずつ働くための知識を身につけていきました。
その後、アルバイトから派遣社員へ。
アルバイトは給与もそれほど高くなく、昇給もありませんでした。将来のことを考え、求人を探す中で、「経理の知識があると仕事の幅が広がる」と感じ、経理事務を優先的に探すようになりました。
最初に派遣された会社では、知識も経験も十分ではない私に経理事務を任せてもらえました。今思えば、本当にラッキーだったと思います。
経理知識は浅かったものの、Excelの操作などができたおかげで、派遣先でも重宝されることが多くありました。
会社の居心地も悪くなかったのですが、約7か月で契約満了。
その後は派遣社員として働きながら正社員を目指し、なんとか経理事務の正社員として約3年間働くことができました。
ただ、この会社がなかなかのブラック企業でした。
その話はまた別の機会にするとして……。
「正社員になりたい」という気持ちだけで選んでしまったツケは、思った以上に大きかったように思います。
その会社を退職した後、今の会社に派遣社員として入社しました。
当時は「2か月くらいの短期かな」と思っていたのですが、正社員時代に嫌な思いをしていたこともあり、まずはアルバイト契約を選び、その後正社員になりました。
気づけば、もう20年弱になります。
実は今の会社に入社した当時、私は簿記の資格を持っていませんでした。
後から配属された同僚が簿記を受験すると聞き、「実務を教えている私が持っていないのもどうなんだろう」と思い、私も受験することに。
無事に簿記2級を取得しましたが、1級は途中で断念しました。
今の会社も、不景気の時期にはいろいろなことがありました。
それでも残業はほとんどなく、休暇も取りやすい環境です。現在は週1日程度のリモートワークもでき、働きやすさという意味ではとても恵まれていると思います。
振り返ってみると、若い頃に口にしていた「楽をして働きたい」という願いは、意外な形で実現したのかもしれません。
でも今なら、あの頃の自分が求めていた「楽」の意味がわかります。
私が求めていた「楽」は、サボることではなく、無理なく長く働き続けられる環境だったのではないかと思います。
