セントローレンスマーケット新店紹介 C’est What Durhamってどんな店?
先日、セントローレンスマーケットを歩いていたら、1階のチベットのお洋服屋さんの隣に、見慣れないビールのお店ができていました。マーケットといえば食材やベーカリーの印象が強いので、こういう新しいお店を見つけると、つい気になりますよね。
今回見つけたのは C’est What Durham。名前だけ聞くと?のように感じる方もいるかもしれませんが、正確にはスピリッツ中心の蒸留所というより、クラフトビールを扱うブルワリー系のお店です。この記事では、このお店がどんなブランドなのか、どんな楽しみ方ができそうか、セントローレンスマーケット散策とあわせてまとめまてみました。
セントローレンスマーケットで見つけた、新しいビールのお店

セントローレンスマーケットは、観光で来た方だけでなく、トロント在住者にとっても何度でも立ち寄りたくなる場所だと思います。パンやチーズ、ハム、魚介、スイーツなどを見て回るだけでも楽しいですが、そこに新しくクラフトビールのお店が加わると、大人向けの楽しみ方がひとつ増えた感じがあります。
実際に歩いていて感じたのは、いわゆるバー街のビール店とは少し違って、マーケットの流れの中でふらっと立ち寄れる空気があることです。がっつり飲みに行くというより、買い物のついでに気になる1本を見つける、そんな距離感がこの場所には合っている気がしました。
C’est What Durhamってどんなブルワリー?
1996年スタートの老舗系ブルワリー
公式サイトによると、C’est What Durham Brewing は1996年に始まったブルワリーで、長年 Bruce Halstead 氏が中心となって醸造を続けてきたそうです。さらに2021年には、トロントのクラフトビールバーとして知られる C’est What と提携し、新しい展開につながったと紹介されています。公式では cask ale を得意分野のひとつとして挙げていて、缶や樽など複数の形でビールを展開しています。
この背景を知ると、ただ新しい店が入ったというより、トロントのビール文化の流れがマーケットの中にも少し広がってきた、という見方もできそうです。セントローレンスマーケット周辺は歴史ある街並みが残るエリアなので、こういう少しローカル色のあるブランドは、雰囲気にもなじみやすいですね。
醸造拠点はピカリング、マーケットはトロントの受け取りやすい店
ここでひとつ覚えておくと便利なのが、醸造やタップルームの拠点はピカリングにあり、セントローレンスマーケット側はトロントのストアとして案内されていることです。公式には、ピカリングの Brewery & Taproom と、91 Front St. E. の St. Lawrence Market 店舗が別々に掲載されています。つまり、マーケット内でビールブランドに出会えても、製造そのものがその場で行われているとは限らない、という理解のほうが自然そうです。
このあたりは、お店を紹介するときに意外と大事なポイントだと思います。読者の中には、その場で醸造しているブリューパブのような場所を想像する方もいると思うのですが、現時点の公式情報ベースでは、トロント市内で買いやすいストアができた、という受け止め方がわかりやすそうです。
どんなビールがあるのか気になる

英国系や定番寄りの名前が多くて選びやすい
公式サイトに出ているラインナップを見ると、Al’s Cask Ale、Blak Katt、ESB、Ginger Wheat、Hemp Haze、Hop Addict #9、Mocha Porter、Red Dragon、Starlight などが紹介されています。スタイルで見ると、アイリッシュスタイルのスタウト、エクストラ・スペシャル・ビター、ジンジャー入りのウィート、オールドスクールIPA、ポーター、レッドエール、ライトなラガードエールまで幅があります。
こういう並びだと、クラフトビールに詳しい人だけの店というより、今日は軽めにしたい、少し苦みがあるものを選びたい、黒ビール系を試したい、という選び方もしやすそうです。旅行者だけでなく、在住者にも気軽に手が伸びる感じがあります。
マーケット散策の途中に立ち寄りやすいのが良い

セントローレンスマーケットでの買い物は、どうしても食べ物中心になりがちです。でも、チーズやソーセージ、パン、惣菜などを見たあとに、ビールのお店もあると組み合わせの楽しさが広がります。週末のごほうび感も出ますし、友人宅へ行く前に1本選ぶような使い方もできそうです。
しかも、公式サイトではダウンタウンにいる人向けに、St. Lawrence Market の店舗でピックアップしやすいことも案内されています。19歳以上であることが条件とされているので、その点はカナダらしいルールとして押さえておくと安心です。
行く前に知っておくと安心なこと
店舗情報は事前確認がおすすめ

公式サイトでは、St. Lawrence Market 店舗の住所は 91 Front St. E.、営業時間は火曜から金曜が9時から19時、土曜が7時から17時、日曜が10時から17時と案内されています。月曜営業は載っていないので、マーケット散策の予定を立てるときは曜日を見ておくと安心です。
もっとしっかり楽しみたい人は本店側も気になる

C’est What の本体側は、公式サイトで 67 Front St. E. の Old Town にあるクラフトビールバーとして案内されています。セントローレンスマーケットから近いエリアなので、マーケット店が気に入った方は、次に本店側も気になってくるかもしれません。
買って帰る楽しみと、座ってゆっくり飲む楽しみ。その両方の入口として見ると、この新しいマーケット店はかなり使いやすい存在になりそうです。
まとめ
セントローレンスマーケットに新しく登場した C’est What Durham は、食のマーケットにクラフトビールという楽しみを加えてくれる存在でした。現時点の公式情報を見る限り、ピカリングに醸造拠点を持つブルワリーが、トロント中心部の St. Lawrence Market に買いやすい店舗を構えた、という見方がいちばん自然です。
セントローレンスマーケットが好きな方、トロントらしいクラフトビールを少し身近に感じたい方、観光ついでにローカルっぽいものを探したい方には、こういう新店はかなり気になる存在だと思います。無理にたくさん回るより、マーケットをゆっくり歩きながら、気になる1本を見つける。そんな過ごし方にも合いそうです。
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