【O-MENZライブレポ】2025.5.24-25 ワンマンライブ「ALL IN」@LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
O-MENZのワンマンライブ「ALL IN」が、LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて2025年5月24(土)、25(日)の2daysで開催された。
※O-MENZ(オーメンズ)とは、2020年結成の5人組ダンスパフォーマンス集団である。プロのストリートダンサーたちがお面をつけて正体を隠し活動している。詳しくは以下を参照。
前回ワンマンを上回るキャパのホールで2daysの開催
昨年2024年には初のワンマン全国ツアー「AREA ROCK」を成功させたO-MENZ。今回の「ALL IN」は当初5月24日の1dayのみの予定であったが、先行販売の時点で座席数を上回る応募があり、公式が「一般発売は行わない可能性がある」と発表するほど。応募総数は5000件超を記録したそうだ。これを受けて、2024年12月30日のファンミーティングで5月25日の追加公演が発表された。
「AREA ROCK」ファイナルで使用したZepp Shinjukuのキャパはオールスタンディングで1500人。前方は着席だったため当日の客数はこれより少なかったはずだ。対して今回の「ALL IN」の会場となったLINE CUBE SHIBUYAのキャパは1956席で、2日ともソールドアウトだったという。両日参加する客がいるとはいえ、2日間で約4000人を動員したということになる。

※筆者は1日目は配信、2日目は現地で観賞している。ここからは2日目をメインに、1日目との違いにも触れながらライブレポートを進めていく。本編の画像は1日目配信のスクリーンショットのため、画像は1日目、レポは2日目の内容になることをご容赦いただきたい。
開演前の様子
LINE CUBE SHIBUYAの隣は公園(Googleマップで「シビルガーデン」と表記)になっており、開場前の待機や整列にはこの公園を利用していた。






ホールに足を踏み入れると、2,3階席のサイドに張り出された装飾が目を引く。以下の般若のツイートの「そこまでやるのこの会場史上初」はおそらくこの装飾を指していると思われる。
今日はリハ終わってとある理由で5月のオールインの会場2度目の下見🙈
— 般若【O-MENZ】 (@hannya_omenz) March 24, 2025
会場の装飾こだわるよ🤟🏿
そこまでやるのこの会場史上初だって💋
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オープニング 新スーツ衣装で登場
ライブタイトルの「ALL IN」とは、ポーカーなどのギャンブルですべてを賭けることを意味する。今回のテーマは「カジノ」。オープニングムービーからストーリーが始まる。
借金取りに追われ街をさまよい歩く青年(演:丹羽洸大)を助けた隈取。

青年の「地下カジノに時価総額40億円のダイヤがある」という情報を聞き、5人は色めき立つ。各々のメンバーカラーをイメージしたスーツ姿の5人がスクリーンに映し出された。このメンカラスーツ衣装は今回初お披露目だ。悲鳴のような歓声が上がった。

映像が終わると、ステージ手前に吊るされた紗幕に5人のシルエットが浮かび上がった。

紗幕が振り落とされ、5人の姿が現れると客席が沸き上がる。1曲目は既存の演目ではなく、曲名も筆者にはわからなかったが、激しいリズムに会場のボルテージはぐんぐん上がっていく。(以下動画の曲がライブ1曲目である)
O-MENZ ONEMAN LIVE PROJECT 『ALL IN』
— O-MENZ OFFICIAL (@o_menz_official) May 26, 2025
アーカイブ配信チケット 絶賛販売中🔥🔥https://t.co/KsndAbi7Lp#オーメンズオールイン
※スクリーンショットOK
※画面録画はお控えください
DAY1は5/31(土)23:59まで、DAY2は6/1(日)23:59まで視聴可能!
\本編から一部をチラ見せ🤟🏿/ pic.twitter.com/WU1AnDO6xb
そのまま2曲目の『My Pockets Flooded』へ。メンバー間で通称「New O-MENZ」と呼ばれている演目だ。クールなクラブサウンドに合わせて息の合ったダンスを見せていく。
ここで初めてMC。定番の自己紹介から入る。般若の自己紹介にある「今日は全員、明太子にしてやるよ」は、1日目は「全員七並べにしてやるよ」、2日目は「全員ブタのしっぽ取りにしてやるよ」に変更。いずれもトランプのゲームである。オープニングムービーでは阿形に「俺!ババ抜きやりたーい!」というセリフもあり、テーマの「カジノ」に沿ったチョイスと思われる。

「昨日(1日目)はすごかった!」と興奮気味の5人。3階、2階、1階からそれぞれ声をもらい、その声量に驚く。
「お昼何食ったらそんな声出るの?」
「声がすごい!ファイナルだから?」
盛り上がっているところだが、ここで写真撮影。1日目ではスーツ衣装での写真を撮り忘れたらしい。般若「オール」客「イン」の掛け声で撮影。
「くっちゃべっててもしょうがない」とダンスへ。1日目は『Semper Fi(通称:新POP)』、2日目は『Hot for a Min(通称:サイバーパンク)』。そして『Let's go』とライブ定番曲を立てつづけに披露する。『Let's go』では、サビの「Let's go, Let's go, Let's go, Let's go」のコールがホール中に響き渡っていた。

ソロコーナー 個性が光る洒脱なダンス
般若
全員がハケ、そのままソロ演目が始まった。今回のステージは後方に高さ2mほどの上段ステージがあり、センターに階段があるつくりだ。上段にはセリが3ヶ所ある様子。一番手の般若は、センターのセリからジャンプアップして登場した。白い仮面をつけたバックダンサーが4人現れ、般若が得意とするクランプダンスで魅せていく。マシンガンで撃ち抜く振り付けでバックダンサーたちが吹っ飛ぶと、客席から黄色い声が上がった。
※ダンスはTwitterの動画参照。曲名不明
まだまだアーカイブ期間は続くぜい🤟🏿💋#ジャンプアップの大道具さんにこんな飛ぶ人居ないと言われました#オーメンズオールイン
— 般若【O-MENZ】 (@hannya_omenz) May 28, 2025
最高の配信が見れるのは今だけ↓↓https://t.co/hMyM4V7MkN pic.twitter.com/mt4ibyd3cb
おかめ
続いてはおかめ。セリに乗ったままスーッと登場すると、手を差し伸べて指ハート。曲は星街すいせいの『Caramel Pain』。大人の余裕を感じるなめらかなウェーブが印象的ながらも、曲が盛り上がる場面では激しい表情も見せる表現力はおかめならでは。投げキッスや流し目など艶やかな振り付けも目を引いた。
バックダンサーは、同じ服装で同じ人数ながらも5人各々違うメンバーを引き連れているようだった。
明日31日(土)21時からおかめTikTok LIVEやるよ🎂♪
— おかめ【O-MENZ】 (@okame_omenz) May 30, 2025
そして #オーメンズオールイン の配信チケットは6/1までだから、まだの人はチェックしてね!
2日間の違いは演目もいくつか変わってるのと、day 1は寄りの画角、day2 は引きの画角が少し多めかな?🤔https://t.co/axuEqooO1F pic.twitter.com/HoZKnay9vv
狐
狐は般若同様ポップアップで登場。ヒーローのような華麗な着地の後、ボタンを開けたジャケットの前身頃をつまんで狐らしい気取ったお辞儀をして見せる。Fleur East『Sax』の軽快でファンキーなブラスセクションに合わせ、キビキビとしたポップダンスを披露した。
アーカイブ配信、楽しんでいただけてますか?👀
— 狐 【O-MENZ】 (@kitsune_omenz) May 29, 2025
見落としがないよう是非隅々までご覧下さい🦊♪#オーメンズオールインhttps://t.co/MHYV9hFQvQ pic.twitter.com/zE9P0YAlxX
隈取
最も意外性のあるダンスを見せたのが隈取だ。激しいブレイクダンスのイメージが強い隈取だが、このライブではフィンガースナップをしながらクールに登場。ジャケットを脱いだスタイルで、ブレイクに加えてハウスステップやタットなども交えたスマートなダンスに仕上げていた。Emeiの『Crazy Stupid Love』は甘い歌声の軽やかなポップスで、これもまた意外なテイストだった。
あんま見すぎると俺の事忘れられなくなるから気をつけて#隈取さんが忘れられなくて夜しか眠れない
— 隈取【O-MENZ】 (@kumadori_omenz) May 29, 2025
配信チケット↓https://t.co/dvCZl9qSrA pic.twitter.com/xoGx34dRKR
阿形
対して阿形は直球に「らしい」スタイルで攻める。The Reddingsの『The Awakening Pt.1』、Roy Ayersの『Evolution』のファンク・ソウルの薫りをまとって高速ロックダンスを決める。また、バックダンサーとのコンビネーションが最もこなれていると感じたのも阿形だ。ユニゾンだけではなく、全員がフリーズした中で指差したダンサーが短いソロを踊るなど、見ていて飽きない構成になっていた。
AGYOU CREW✌️❤️
— 阿形【O-MENZ】 (@agyou_omenz) May 28, 2025
まだ配信間に合うよ✨
見て感想教えて🔥#オーメンズオールインhttps://t.co/ONQNqrg7F2 pic.twitter.com/Okac29WtR1
カジノへ潜入!ダイヤを盗み出せ
阿形のソロ終わりにサイレンが鳴り響き、ほかの4人のメンバーがわらわらと上手からやってくる。それを追って4人の警官が現れ、O-MENZの5人は追われて下手に消えていった。

上段後ろのスクリーンに街並みを抜けて走る映像が映し出される。曲は『Tank!』。

5人はカジノを目指しながら、追手を次々と始末していく。……といったストーリーが、映像に合わせて5人が演技を行う形で進行していく。サーチライトを模したピンスポットの明かりも合わせて、スパイや怪盗もののような雰囲気だ。





防犯レーザー装置をあざむく、という演出で、おかめのレーザーパフォーマンス。最後は般若が投げたダイナマイトで大爆発。無事にダイヤを盗み出し、バックダンサー16名とともに『I Like it Loud』で締めた。


■インターバル O-MENZ劇場
ここで5分間ほどの映像が挟まれた。静止画にセリフをつけた寸劇だ。ダイヤを盗み出すミッションが成功したので、アフターパーティーをしようと話す5人。「イケイケの服がいい」という阿形と隈取、「O-MENZらしい服がいい」という狐とおかめ。般若がトランプで衣装を決める。

1日目は赤いトランプが出て「イケイケの服」、2日目は黒いトランプが出て「O-MENZらしい服」が選ばれた。
アフターパーティー ゲスト登場
映像内の般若による「インスタ教えてよ」の曲フリから『LALI LALI』のイントロが流れ、1日目は「イケイケの服」→パーティー衣装、2日目は「O-MENZらしい服」→新二次元衣装に着替えて登場。いずれもこれが初お披露目だ。


DAY1のアーカイブ配信が見れるのは本日23:59まで!O-MENZと一緒に盛り上がろう🤟🏿
— O-MENZ OFFICIAL (@o_menz_official) May 31, 2025
DAY2は明日6/1(日)23:59まで!
O-MENZ ONEMAN LIVE PROJECT 『ALL IN』
アーカイブ配信チケット 絶賛販売中🔥🔥https://t.co/KsndAbiFAX#オーメンズオールイン
※スクリーンショットOK
※画面録画はお控えください pic.twitter.com/YM6kt07v8U
2日目はここでMCが入り、衣装を紹介。「新二次元衣装」は、これまであった「二次元衣装」をブラッシュアップしたものだという。以下に比較参考として既存の二次元衣装の画像を載せる。

阿形は新しい二次元衣装が一番気に入っているとのこと。隈取はパワームーブで床をくるくると回り、パンツの裾についた銀のフリンジをアピール。おかめもターンをして「ひらみマシマシ」を見せつけていた。
2日目はここから『JAPAN』へ。2日目のみ、ここでサプライズゲストが登場した。「後ろの正面だあれ」のパートで壇上にスポットが当たると、袈裟を着たお坊さんがせり上がり登場。会場はこの日一番の沸き上がりを見せた。
DAY2にはまさかの人物が!!🇯🇵🙏🇯🇵
— O-MENZ OFFICIAL (@o_menz_official) May 28, 2025
O-MENZ ONEMAN LIVE PROJECT 『ALL IN』
アーカイブ配信チケット 絶賛販売中🔥🔥https://t.co/KsndAbiFAX#オーメンズオールイン
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DAY1は5/31(土)23:59まで、DAY2は6/1(日)23:59まで視聴可能!! pic.twitter.com/qfOzH6sZ9v
@o_menz_2nd 新メンバー!?!? #オーメンズの日常
♬ JAPAN - O-MENZ
この人物は、『JAPAN』MVロケ地の群馬・高園寺の副住職。このお寺の本物の住職でありながら、クランプダンサーでもあるという。MVでも木魚を叩いていたと思ったら突然踊り出し、O-MENZファンを驚かせた経緯がある。この日もメンバーと共にキレのいいダンスを見せてくれた。
O-MENZの自己紹介を真似て住職が「King of Buddha、さとうしゅういちです」と名乗ると、会場からは大きな拍手。「最初は叩かれるかと思ったけど……」と口にしていたが、ステージでは終始笑顔だった。「お墓も空いてますし、来週はペット供養も!」とお寺の告知を始めるとメンバーは大ウケ。おかめが「シュウイチ、めっちゃおもろい(笑)」と言うと般若が「関係性バレるって(笑)」と突っ込む一幕も。最後はセリで合掌し退場していった。
本編も終盤へ。ここで阿形ソロの『RESET』が入る(1日目は『LALI LALI』からMCなしでそのまま『RESET』)。この曲は阿形がステージにひとりになるのが通例だが、今回はバックダンサーが登場。男2、女4の構成で、恋模様を描くようなストーリー性あるダンスを展開する。阿形が女性ダンサーの手を取ったり、髪にそっと触れたりする甘い振り付けだった。

そのまま曲は『BABY』へ。スイートなオリジナル曲が続く。メンバー4名が再登場し、上段に6人バックダンサーを従え、しっとりと踊り切った。ちなみにこの後のMCで、阿形が「今のバックダンサーの中に『BABY』の振り付けをした人がいる」と明かしている。

本編終了 80年後までのカウントダウンを共に
住職も交えた写真撮影を終え、残り2曲。阿形から、次の曲の前にメッセージがあった。
「もらった手紙に、『新生活がつらいが、O-MENZを見て頑張ります』と書いてあった。僕もダンスや歌に自信がなくなることもあるんですけど、そう言ってもらえることで、僕がここに生きている意味を感じることができました」
流れる『HERO』のイントロ。4人のメンバーはそれぞれ、ステージ上の思い思いの場所で阿形を見守る。ワンマンに向けて練習を重ねたのか、阿形の声はいつもより一際澄んで聞こえる。2番の「君が思うより未来明るくて」からのフレーズは、1階の前方に座る客一人ひとりを指差し、呼びかけるように歌っていた。
落ちサビはいつものように客全員で歌う。2000の赤いペンライトの波。2000人の客席から聞こえる歌は、きっと今までで一番大きかったに違いない。

(1日目はここで『HERO』ではなく『RED』が歌われている。『HERO』はアンコールにあったとのこと)

最後にひとりずつ、締めのコメント。
阿形「エンジンをもっと点けて、もっと最高な場所へ。スタッフの皆さんも2日間ありがとうございました」
狐「2代目として加入当時はこんな景色が見られるとは思っていなかった。温かいメンバーとスタッフに囲まれて嬉しい」
隈取「俺たちはストリートから泥臭く這い上がってきた。僕たちは……(感極まってキャラが崩れる隈取)、俺たちのダンスが自己満にならず『表現者』になれているのは、皆が見てくれているからなんですね(ここでも語尾のチョイスに失敗)。俺たちを表現者に、O-MENZにしてくれて、ありがとう」
おかめ「生きてりゃいろいろあるけど、俺らがいて、皆がいる。仲間じゃん!俺らのこと、大好きでしょ?(客「大好きー!」)気持ちい~~!!!」
般若「とがると各所にいろいろ言われるんですが……とがりたい!!(隣で不安そうな顔をするおかめ)O-MENZはいつか解散します。80年後に!解散まで80年、皆でカウントしましょう。先に死ぬなよ?」
般若の「せーの!」の合図と共に、客席が「O-MEN!」の声でひとつになる。本編ラストの『O-MEN』。

メンバーたちが力を振り絞って踊り、観客も声を限りに「O-MEN!」のコールを繰り返す。踊り終えた5人はそのままさらりと上袖へ消えていった。
※本編所要時間
1日目:1時間30分
2日目:1時間40分(17:07-18:47)
O-MENZ ONEMAN LIVE PROJECT『ALL IN』初日、会場に来てくれたみんな、配信で観てくれたみんな、本当にありがとう!!
— O-MENZ OFFICIAL (@o_menz_official) May 24, 2025
楽しい時間はあっという間。
明日ラスト1日、全部賭けて最後まで一緒に楽しもうぜ🤟🏿🔥🔥#オーメンズオールイン pic.twitter.com/eqXfrNh9O2
■映像による新プロジェクトの告知
アンコールまでの時間を利用し、会場には告知映像が流れた。4枚の裏返されたトランプが1枚ずつオープンになる演出とともに、各日4つの告知がなされた。

■1日目■
①O-MENZ 7th SingleI「TTT」2025.6.21(土)20:00 YouTubeにてMV公開決定
②O-MENZ5周年記念イラスト「O-MENZ 革命ver.」公開
③O-MENZ初のファンミーティングツアー「ワルダクミ~秋の大遠足~」開催決定
④フリーライブツアー『百戦錬磨-進-』開催決定
■2日目■
①O-MENZ 8th Singlel「BABY」2025.6.28(土)20:00 YouTubeにてMV公開決定
②O-MENZ4コマ漫画「O-MENZの日常~if~」2025年6月より短期集中連載スタート
③O-MENZ ONEMAN LIVE PROJECT『ALL IN』事後通販決定
④O-MENZ ONEMAN LIVE PROJECT 2026年2月22日(日)東京国際フォーラム ホールAにて開催決定
詳しい内容は各項目のリンク先を参照。中でも大きな発表だったのは、来年2月の次回ワンマンだ。東京国際フォーラム ホールAはキャパ5000人。この日ライブを行ったLINE CUBEの倍以上に当たる。映像にも特に力が入っており、当初「3000人」と書かれた数字が「4000」「5000」とパチンコの演出のように増えていき、そのたびに客席から驚きの声が上がっていた。
アンコール ダイスとルーレットの数字にまかせて
※配信にはアンコールが含まれていないため、ここからは2日目5月25日の内容のみでお送りする。画像・動画は筆者撮影。
※大きな声が入っているため動画音量注意
18:54、映像が終わり、興奮冷めやらぬ観客がアンコールの「オーメンズ!」の声を上げるや否や、『TTT』が流れ始める。上は黒字に金文字の揃いのTシャツ(後述)、下は衣装のままだ。2日目はここから撮影OK。
セリで上がって来た般若はせんべいのようなものを食べながらくつろいでいたが、「あれ?、ここ、どこ?」であわてて立ち上がった。ほかの4人は1階客席へ。練り歩きながら手袋を投げる。般若はここで手袋を投げ忘れたということで、曲が終わってからメンバーがアカペラで『TTT』を歌う中、客席まで手袋を投げに行っていた。
そしてここから、サイコロで演目を決めることに。

①第ゼロ感
②唱
③踊ってみた詰め合わせ
④踊ってみた詰め合わせ
⑤FANTASTIC BABY
⑥イケナイ太陽
おかめが上段から大きなサイコロを投げる。目が②で止まりそうになると、メンバーは大あわて。
阿形「やめてねほんと」
隈取「あー!それだけはやめろ!」
(どうやら『唱』は練習していなかった模様)
狐がサイコロをつつく不正により、目は無事に⑤『FANTASTIC BABY』に。ソロの応酬で、決まった振付があまりない演目だ。ほっとしたメンバーは伸び伸びとソロを披露していた。
踊っていないメンバーは後ろの階段に腰掛けるなど自由な雰囲気。「この曲出してよかったー!」とボケる般若。『FANTASTIC BABY』はBTSの楽曲である。
続いて隈取がサイコロを振ると、それを蹴り返す阿形。そういうゲームではない。
さらに蹴り返す隈取、サイコロの目は③踊ってみた詰め合わせ。

間髪入れず流れ出す『はいよろこんで』の前フリSE。阿形と狐の演目だ。サイコロを持った狐があわてて袖にサイコロを運んでいき、戻って来て立ち位置に着く。
ふたりが慣れた様子で息の合ったダンスを披露している後ろでは、おかめがふたりの振付を真似たり、隈取がスマホを取りに行って撮影をしたりする姿が見られた。2000人の観客を前に、まるで練習中のようなリラックスした風景が広がっている。きっと、このライブの準備中はもちろん、これまでO-MENZの練習の中で、いや、O-MENZ結成前から、誰かが踊っては真似をしたり撮影したりする風景がこうして何度も繰り広げられてきたに違いない。
次いで、おかめのソロ演目『新人類』の前フリSEが聞こえてきた。わざとらしく緊張したフリをしながら前に出る隈取。それを 違うでしょ!とばかりに飛び蹴りで追い払うおかめ。そして後ろの狐とアイコンタクトを取ると、センターに立ったおかめと階段に座った狐が同時に『新人類』を踊り出した。
おかめが「俺しか踊れない」と口にした『新人類』。オールラウンダーの狐はマスターしてしまったのだろうか。
続いて『INZM』。般若と隈取が前に出る。ここでも狐は後ろで大半の振付を真似していた。
#オーメンズオールイン pic.twitter.com/mKKSSQnOQu
— 隈取【O-MENZ】 (@kumadori_omenz) May 30, 2025
ここで、着用中のTシャツについて言及。「ALL IN」のビジュアルにある、スーツを纏ったイラストのシルエットと、「ALL IN」「ONEMAN LIVE PROJECT」の文字が書かれている。このTシャツはファンクラブにて受注生産を行うとのこと。
【FC限定グッズ】
— O-MENZ STAFF (@o_menz_staff) June 1, 2025
O-MENZ ONEMAN LIVE PROJECT『ALL IN』のFC限定Tシャツが受注販売スタート!
・ALL IN T-shirts 【FC Limited ver.】 White
・ALL IN T-shirts 【FC Limited ver.】 Black
▼受付期間
〜2025.6/7 23:59迄https://t.co/PZH2qsWely
※FC会員の方はFC内の情報をご確認ください。 pic.twitter.com/2bse4Cq6tJ
おかめ「もうワンギャンブル!」阿形「オールインしちゃいましょうよ」の声で、スクリーンにはルーレットが。『唱』『第ゼロ感』『オトノケ』の3つの選択肢が出る。

観客の希望は当然、現場でまだ披露されていない『オトノケ』。そしてルーレットはめでたく(?)『オトノケ』で止まった。「ヤラセ」「大ヤラセ」と笑うメンバー。

5月11日にYoutubeで踊ってみた動画を公開したばかりの『オトノケ』。ここで現場初披露となった。
広いステージで見ると、フォーメーションの美しさが際立つ。いつもながら、照明の眩しいステージで視界の悪いお面をつけて、それでもなおスッと自分の立ち位置に入れる勘と阿吽の呼吸が素晴らしい。
上手で阿形とおかめが、下手で般若と隈取がペアでワンアクション入れるパートも目を引く。特に、Youtubeの映像通りに阿形がおかめをお姫様抱っこしたシーンでは悲鳴のような歓声が沸いた。
隈取「さっきオールインするって言ったじゃん!明日は仕事休みましょう!」おかめ「ほんとに全員休んだら……」狐「社会現象になる(笑)」
続いてのルーレットは、「イケメン選手権」『Yesser』『扇子』『PSYCHO』。いずれもコアな人気を誇る演目だ。「イケメン選手権」は、ファンミーティングで行われる、デートのシチュエーションなどを想定した寸劇。メンバーの甘いセリフが聞ける人気コーナーだ。つまりファンにとってはどれも渇望しているマスばかり。回転したルーレットは『PSYCHO』で止まるも……

画面が切り替わり、そこにはすべてのマスが『チャンカパーナ』になったルーレットが。

客席の爆笑と共に、『チャンカパーナ』のイントロが始まった。
『チャンカパーナ』は、ファンミーティングで般若が時折歌を披露しているナンバーだ。カラオケに合わせ歌い始める般若。しかしワンコーラス歌い切ったところでふいにカラオケが鳴りやみ、照明が落ちた。
般若「おや?これはガチアクシデントですか?」
ざわつく会場。すると上段にふたつスポットライトが当たる。そのとたんに流れ出す『お願いマッスル』!タンクトップ姿で堂々とせり上がってきたのは、隈取と狐……いや、「マッスルズ」のふたりだ(ふたりいわく「別人」とのこと)。毎回現場で異様な盛り上がりを見せるこの演目。上段でタンクトップをめくり、腹筋を見せつけるふたり。何のイベントですか?
「腹筋を収縮!」のパートで客席に降りた後、階段を駆け上がって上段へ。そして落ちサビでふたりがセンターに注目とばかりに手を差し伸べると、センターのセリからはなんと、マッスルズと同じタンクトップ姿の阿形が。もちろんサプライズ演出だ。会場は大興奮。最近筋トレに励んでいる様子が見られた阿形だったが、まさかここでマッスルズに加入してくるとは。
@o_menz_2nd 阿形『お願いマッスル』への道 ✌️💪🏽 #OMENZ #阿形 #お願いマッスル #あぎょたん
♬ オリジナル楽曲 - オーメンズの日常 - オーメンズの日常
ざわつきが収まらない客を横目に「かませ犬チャンカパーナ……」とぼやく般若。おかめ(ジム通いをかたくなに断っている)は、般若もマッスルズに加入してしまわないかとしきりに心配していた。
隈取「ちょっと筋肉に聞いてみるわ」マイクを向けられた隈取の上腕二頭筋「俺はまだまだいけるな」
ということで、客席へ降りた般若の「インスタ教えてよ」から『LALI LALI』。般若以外の4人は2階席へ。
曲が終わると2階からおかめ「道間違えちゃった」狐「間違えてしまいました」ステージの般若「百歩譲って右左間違うのはわかるけど、上下間違うのは……隈ちゃん、もう終わるよー!」
だが隈取は3階の客が寂しそうだと抵抗。3階に向けて「今から行くから待ってろよ!」と言うと『TTT』が流れ始めた。4人は3階へ。1階客席の般若は「LINE CUBEが怒ってる、シマノさん(スタッフ)が怒ってるぅ!」と歌っていた。

曲が終わりメンバーが戻ってくるまでの間、般若が「LINE CUBEにライブ見に来ることあるけど、3階まで行く人はなかなかいない」「武道館では全員ハイタッチで帰りましょう。朝9時開演とかでもいい?」と話している。ちなみに武道館は客席降りが禁止(通路に降りないトロッコなどはOK)。O-MENZがライブをするとすれば、どんな演出をつけるのだろうか。

最後に一言。
阿形「みなさんの笑顔で寿命延びちゃいました。一緒に楽しんで人生歩いていきましょう」
狐「最高の2日間でした。これからも共に!」
隈取「みんな明日は頑張って仕事行けよ!明日からも頑張って生きてこうぜ」
おかめ「明日仕事か~と思った人!ルビィちゃんの音声上げます!」
「ルビーちゃん何が好き?」の声真似選手権をO-MENZでやった時の音声があるんだけど、
— おかめ【O-MENZ】 (@okame_omenz) May 22, 2025
キャラ崩壊し過ぎて世に出すべきか封印すべきか1週間迷ってます😕
盛り上がる会場。「ルビィちゃんの音声」とはライブ前にあった上記の投稿のことを指している。そして、ライブ翌日にアップされた音源がこちら。
今日はおかめブログお休みで振替です🙏
— おかめ【O-MENZ】 (@okame_omenz) May 26, 2025
代わりにご要望の多かった、キャラ崩壊ルビーちゃん選手権の音声載せときます🎙️ pic.twitter.com/jOYPz23e3T
※ちなみに正解は
掛け声→隈取
1人目→隈取
2人目→狐
3人目→おかめ
4人目→般若
般若「明日仕事か~と思った人!般若がちょっと前にメンバーに仕掛けたしょっぱいドッキリ動画上げます!」
今日は5人でおどってみたの撮影🤟🏿🔥
— 般若【O-MENZ】 (@hannya_omenz) April 21, 2025
4人に脅かすドッキリ仕掛けたけど
リアクションが微妙すぎて出すか迷う🤣#仕掛るのムズい
スタジオ一番乗りで脅かすために
— 般若【O-MENZ】 (@hannya_omenz) April 21, 2025
スタンバイする般若🐈⬛ pic.twitter.com/cUtZTy2M8W
※こちらは現時点でまだアップされていない。
般若「来年のワンマンも来てもらえると嬉しい。僕たちも頑張る糧になるので、皆さんも生きる糧にしてもらって、お互いに支え合ってO-MENZのコミュニティが成長していけばいい。それに恥じないように頑張るのでついてきてほしい」
アンコールのラストナンバーも『O-MEN』。着席で観覧していた客らに、2日目はここで初めてスタンディングの指示があった。(1日目は本編『RED』で立つように呼びかけがあったが、その後MCを挟んだため立つか座るか迷う場面があったようだ。2日目は本編は終始着席であった)
同時に撮影可能タイムは終了。立ち上がりいっそうテンションが上がった観客は、声を張り上げて「O-MEN!」を叫ぶ。Aメロの歌始まりに合わせて金テープが打ち出され、宙を舞う。(1日目は銀テープ、2日目は金テープであった。いずれも5人のサインが印刷された同柄)

最後の「We are O-MENZ 切り開く"TERRORIST"」を共に歌う場面でも一際高く、ホール内に2000人の声が響き渡っていく。ラストルーティンを踊り切った5人は、喝采の中、手を振りながらさわやかに舞台を後にした。

※アンコール終了時刻19:50。開演予定時刻(17:00)から終演まで2時間50分。
本編1時間40分(17:07-18:47)
アンコール56分(18:54-19:50)
※配信では終演後、十数分のアフタートークあり
※セトリはこちらを参照
@o_menz_2nd ワンマンライブの裏側🎥 #オーメンズの日常
♬ LALI LALI - O-MENZ
まとめ すべてを賭けたその先に
エンタテイメントを意識しショーアップされた本編は2000人規模のホールにジャストフィットで、般若がキャパに合わせて演出や舞台のセッティングを考えていることが強く感じられた。例えば、今回のプロジェクションマッピングのようにキャストに直に映像を当ててストーリーにキャスト自身を組み込む演出は、これよりスクリーンが小さくても大きくても成り立たないだろう。それだけに、ハコが大きければ大きいなりのショーを見せてくれるだろうという期待が膨らむ。
また、以前からのことではあるが5人のキャラクター性の強さはキャパが大きいほどに輝くことを痛感した。冒頭、紗幕にシルエットが映った瞬間にどれが誰なのかが瞬時に判断がつくのは、各自に固有のポーズが割り当てられているためだ。ソロ演目でも各人の個性がはっきりと分かれており、バラエティ豊かに楽しむことができた。
アニメのようなキャラクター付けも、5人のダンスジャンルがバラバラであることも、すべて般若の采配であると筆者は考えている。しかし、「推し活」という言葉が一般化し始めたばかりの2020年代前半に、そのアイドル文化と自らが持つ強みである一流のダンスをかけ合わせてO-MENZを作り上げた般若の手腕たるや。
今後、さらにハコが大きくなり我々が客席から彼等を豆粒ほどにしか目視できなくなったとしても、きっとどれが誰なのかは容易に判断がつくのだろう。なんという遠大な計画か。
つまりは、この「ALL IN」もO-MENZの通過点のひとつに過ぎないということだ。すべてを賭けた公演の後、かけがえのない経験といくばくかの後悔を力に換えて、彼等はさらにその先へ走っていくことだろう。
LINE CUBE SHIBUYAでの2日間、共犯者のみんな本当にありがとう🔥
— O-MENZ OFFICIAL (@o_menz_official) May 25, 2025
特別な景色と時間を一緒に過ごせたことに、心からの感謝を。
一度見た人もまだ見てない人も、ぜひアーカイブを見てくれよな!
O-MENZはまだまだ止まらないからな🤟🏿
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