Acoustasonicにはエレキ弦を張ったほうがいいと思うんだ
Acoustasonicはクリエイターのためのギターだ
私はこのように何度か主張している、noteの記事でもそうだし、友人に対して口頭でそう言う時もある。この話は "イチ" Acoustasonic所有者、プレイヤーが思った感想、考えだ。この真偽について深掘りするわけではない。
まあそう言う側面もあるのは確かだが、
議論してもそうなるかもしれないしならないかもしれない。
仮にそうだとして、Acoustasonicでテキトーな演奏をしてみたり、少し真面目に創作をしてみたりしている、私。私は自分のAcoustasonicにエレキ弦を張っている。
Cleartone Power Series 09-46
最近発表・発売されたばかりの弦で、サステインが長いってんだから早速購入した。
#私はAcoustasonicの短いサステインと長い間格闘してきた。

感想を簡単にメモしておく。弦のコーティング感は少なく、指にしっかりと食らいつく。ノンコーティング弦ほどではない。チョーキングは少し硬めだが、ゲージが09-46なので大したことはない。比較的そうだということだ。元々はDadario XS 09-46を張っていた。サステインが長いのかは正直分からないが、長持ちしそうだ。
さて、前置きが長くなった。言いたかったことは、私は 自分のAcoustasonicにエレキ弦を張っているということだ。それでは、例の文句を基礎としてアコギ弦を張るべきか、エレキ弦を張るべきかを考察してみる。
Acoustasonicの3つのシチュエーション
Acoustasonicを演奏する時。曲はなんだっていいが、以下の3つのケースに分けることができる。
生音
LINE出力 アコースティック(PlayerならPosition 3, 2)
LINE出力 エレクトリック(PlayerやらPosition 1)
アコギ弦を張るとどのような特徴があるか。私の感想は以下の通りだ。
迫力のある低音、アコギらしさ、キラキラとした倍音
低音の主張、太いゲージのためか
若干の箱なり感、あまり分からない
正直言って、2, 3はほとんどエレキ弦と変わらない。確かに音色が違い気もするが、ブライドテストをして何人が気付くのか。
エレキ弦を張ると、以下のような特徴があると考える。
まっすぐな音、控えめな低音、弦の張り感は薄れる
アコースティックの音
よりピュア、まっすぐな音
生音はアコギ弦とは全く異なる。これはブラインドテストをしても多くの人がその違いに気付くだろう。
しかし、LINE出力では、3wayスイッチをどのポジションにしたって、ほとんど同じだ。弦のゲージの差かフォスファーブロンズの強い張力のためか、音に張りがある気がしなくもない。
結局のところ、AcoustasonicはAcoustic Engineを通して音を出力している。ピエゾ、N4 Noiseless/Shawbucker PU、Americanならボディセンサー。それぞれの信号を活用している。アコギサウンドを作るために磁気PUをどこまで利用しているかは定かではないが、正直な感想、ピエゾの信号が主、IRでJ-45など伝説的なアコースティックギターのサウンドに変換しているだけだ。それゆえ、ピエゾのみのギターとは一線を画すサウンドが出力される。
言いたいのはこうだ。ピエゾの信号とIRで音が決まる。
結局は"J-45"など、モデリングされた音に”強制的”に変換される。
すなわち、エレキ弦とアコギ弦の差はここで十分に埋もれる。
さて、両種類の弦の特徴について説明したが、メリットについては言及していなかった。
エレキ弦のメリット
チョーキングのしやすさ
エレキサウンドの音のまっすぐさ、Telecasterらしさ
アコギ弦のメリット
生音の大きさ
音の張り
Acoustasonicはオールラウンダーだ、そして、
Acoustasonicはクリエイターのためのギターだ
私はその上で演奏性の観点から見て、エレキ弦が優勢だと感じる。
特にチョーキングのしやすさは段違いだ。
例えば、アコギサウンドなのにチョーキングを巧みに操る珍しいサウンドを作ることができる。
アコギ弦のメリット、生音は?
私はエレキ弦の生音で満足している。
生音が少し小さくなるのは好都合だし、アイデアだしやちょっとした練習に本格的なサウンドは不要だ。ブラッシュアップをしようと思えば後からどうとでもできる。
だから、私はAcoustasonicにエレキ弦を張っている。
Acoustasonicにエレキ弦を張る上での注意
Acoustasonicのブリッジは通常のアコースティックギターと同様で、TUSQ製ブリッジだ。
そのままエレキ弦を張ると、3rd弦のオクターブチューニングが合わない。
したがって、Dadario NYNW017やDadario NW017で3rd woundのバラ弦を購入して置き換えることをお勧めする。

一番細い3rd wound弦は.017ゲージだ。チョーキングは少し重くなるが、問題なく全音チョーキングができる。
記事の始めで紹介した Cleantone Power Seriesの中に合わせるなら、Dadario NYXLシリーズのバラ弦がおすすめだ。どちらもPU反応性の強化を謳っている。
それでは、また次の記事で。
