ザ・クロマニヨンズ JAMBO JAPAN TOUR @府中の森芸術劇場どりーむホール ロックンロールの残響が降り注ぐ夜
オラが街にザ・クロマニヨンズがやって来る (ヤァ!ヤァ!ヤァ!)
とか言いたくなっちゃう異様なテンションなのは、関東のチケットが全然当たらないクロマニヨンズのJAMBO JAPAN TOUR で、唯一当たった&最も行きたかった府中の森芸術劇場どりーむホール公演(4月1日)にようやく行くことができたから。
東府中は家から近いしほぼ地元なんだよね。
でね、クロマニヨンズのLIVEって後から振り返って細かく色々書こうとしても、だいたいは「かっこいいぜ しびれちゃう」とか、「今日は最高」とか「ああ 生まれてよかった」ぐらいしか出てこなくなっちゃう。
なので今回はこっちが言いたいことだけピックアップするスタイルで。
・開始早々のキャブレターにひとしずくでのっけからウィンドミルなマーシー!しびれちゃう!
・2曲目のグルグルで早速Tシャツ脱ぐヒロト!去年のイギー・ポップとの対バン以降さらに脱ぐタイミング早くなってないか!?(尚、イギーはステージに登場した瞬間に脱いでいたけど)
・グリセリンクイーンでクロマニヨンズと共に全国を旅する水色のギター登場!この子がまさしくグリセリンのような瑞々しいクリーンな音色で、めっちゃグリセリンクイーン!
・音源とのギャップで最も化けた曲が顔ネズミ!ブルージーなイントロに、Aメロ歌い終わって以降の凄まじいカツジのドラム。終わり方もカッコいいぜ。
・ギュッとまとまって近い距離にいたフロントの3人がエルビス(仮)の中盤(「いま だけ」のとこ)で、ヒロトがまずマーシーを指差すとマーシーがステージ右端に動く。続いてヒロトがコビーを指差すと同様にコビーが左端に動く、というワイドな陣形に展開するフォーメーションを発動。
ココ、2階席から見ると「ステージにいるのは、もしや両翼広げていままさに飛び立たんとするデッカい怪鳥ディセンバーなのか!?」と脳が錯覚するばりのカッコよさで、めちゃくちゃ興奮した。
・ギリギリガガンガンでヒロトが初めてステージ左右に動く。
中央に戻ってきたらアンプのステージの最先端のスペースに寝っ転がってジタバタしながら歌う、というイギーポップ継承ムーブ!(余談だが以前ヒロトはラジオでイギーとの対バンライブの時に楽屋でイギーから一生モンの言葉をかけてもらったと言っていた。その内容が何かは秘密だそう)
・アンコールで戻ってきた4人が、「JAMBO JAPAN」ロゴがバックプリントされているジャンパーを着て後ろ向きでしばし静止するアレ。カツジが両手をVの字に掲げていたこともあり、CLASHのコレ思い出した。

・オーラス前のタリホーで、後ろの幕が上がってその向こうにあるどりーむホール内のコンクリの壁面が剥き出しになる!
後ろの非常口やら置いてある木材やらが見えちゃっている…。
というクロマニヨンズらしいワイルドな演出(かってVHSソフトで見たブルーハーツのNHKホール公演でのナビゲーターの終盤、後ろの幕が上がるとそこには壮観のフルオーケストラが…!のくだりを思い出したりもする)
・2階席だったので上から覗き込むようなアングルで観るクロマニヨンズ。普段はフロントの3人に目が行きがちだけど、今日はカツジのドラミングがめっちゃ見える。
カツジはドラムだけじゃなく、グルグルでスティックを頭上でグルグル回していたり、ヒロトがフルスイング前にホイッスル吹いて両手でマル!ってやる時に何気に後ろで一緒にマル!ってやってたり、結構色んなことやっている。本当にグレートな漢。
・マーシーが歌う神様シクヨロのAメロではマーシーの歌とバンドの演奏が無音になる瞬間が何回かあるよね。
その一瞬の静寂の時、マーシーのバリトンヴォイスな歌声の残響が、ホールの天井に反射して頭上からこちらへと降り注いでくる。
2階席だったので天井が近かったからか、そんな聴こえ方をした。
4人の出す音が起こす、一瞬の無音に宿る淡い波紋のようなロックンロールの残響を浴びる夜。
やっぱり今日は最高。
いやもうホントに、クロマニヨンズと同じ時代に生きていられた幸運に感謝。
このツアーで自分が行けるのはこの府中公演のみだったので、アルバムの曲たちはもう二度と生では聴けないだろうけど、今夜浴びたロックンロールの残響をいつでも再生できる体になったので大丈夫。生きていける。
ありがとうクロマニヨンズ!
JAMBO ROCK'N'ROLL‼︎
