白井幹夫 ワンナイト・スタンド・ギグ ~Happy Mickey Go!Go!Go!~ w/真島昌利/KETCHUP HEADS/THE NEATBEATS @Top Beat Club 風のように軽やかに
元THE HIGH-LOWS、THE BIG HIPのメンバーであり、THE BLUE HEARTSでサポートも務めていたピアノマン・白井幹夫さんの76歳の誕生日記念Liveに行ってきた。
ブルーハーツやハイロウズのメンバーの中にあって、圧倒的に胡散臭くて怪しくて異質なオーラを放っていたオヤジ、白井さん(褒めてます)。
そんな野良ミュージャンバリバリな佇まいの白井さんが鳴らすピアノの音色は、言ってしまえば自分にとって子守唄のしらべのようなものでして。
白井さんが参加している後期ブルーハーツの作品や真島昌利(マーシー)のソロアルバム『夏のぬけがら』を小学生の時からずっと、それこそ眠りにつく時にも聴いてきたので。
去年、加古川で開催された白井さんのバースデイパーティLiveの動画を見ていて、懐かしく思うと同時にもし白井さんのピアノを生で聴けるチャンスがあるのなら、聴けるうちに聴いておかないとなぁと思っていた。
だから3月に今回のLiveが発表になった時に迷わずチケットを購入。
そこから2ヶ月ほど経った5月のある日のこと。
【追加情報】
— THE BIG HIP (@thebighip2021) May 10, 2026
ザ・クロマニヨンズ、真島昌利の出演決定!!
5/29(金)
荻窪 Top Beat Club
白井幹夫 ワンナイト・スタンド・ギグ
〜Happy Mickey Go! Go! Go! 〜
荻窪 Top Beat Club
白井幹夫
THE NEATBEATS
KETCHUP HEADS
真島昌利
※チケットはe+のみになります。https://t.co/cJB87D7QmH pic.twitter.com/tNObD5SrH8
なんと真島昌利(マーシー)の出演が正式発表となる…!
加古川でマーシーが飛び入りして1曲弾いていたことは把握していたので、今回ももしかしたら飛び入りあるかも…とちょっと期待はしていたが、正式に「MASATOSHI MASHIMA」とクレジットされるとは…!
そうすると当日は一体どんなLiveになるのか。
それこそ「予測がつかない 何が 起こるかわからない」な、興奮とも混乱とも区別がつかない気分のままに、中央線に揺られて荻窪の四面道へと向かった。
※尚、完全に記憶だけで書いてますんでMCの内容とかはあくまでニュアンスで、実際とは相違あるかもしれませんが悪しからず。
開演20分ほど前にTop Beat Clubに到着。
レンガでしつらえた内装にミラーボールがグルグルと回っていてなんとも趣を感じる空間。
特にバーカウンターあたりがシブい装いになっていて、壁に貼ってあるレトロ調デザインのポスターやカウンターに置いてある緑のバンカーズライトが大人なお洒落空間を演出している。
まるでロンドンの地下にあるクラブにでも居るのかと錯覚させられるような非日常感が漂っている。
こじんまりとしたステージ上には臙脂に彩られたベルベットの舞台幕が張られており、中央には白く縁取られた「9」がドーンと掲げられている。
「え、クロマニヨンズのJUNGLE 9 ツアー?…」
って一瞬思うが、多分違う…。
そんなこと考えているうちに今夜のトップバッター(Top Beat Clubのオーナーpanさん率いる)THE NEATBEATSの4人が登場。
ビシッとスーツをキメて、これまたビシッとリーゼントないでたちの4人がドカーンとかます。
見た目は硬派だけど、音を鳴らせばノリノリでイケイケな爆裂ロックンロールで、音からビートから歌からコーラスまで、全てに楽しさの成分が分泌されまくっている。
そしてMCがもうずーっと面白い。
しかも飛び出すエピソードが白井さんとマーシーの垂涎モノな裏話ばっかりで。
今回マーシー出るってなったらすぐチケット無くなったわ!
君らわかりやすいなぁ !
予想してた人は賭けに勝ったね。
めちゃくちゃオッズ低いけどな!
でもマーシー言うても田代まさしやけどね!
ちなみに田代まさしはこのステージに出たことあります。
今回マーシーにさ
「一緒にセッションやろうや」
って言ったのよ。
そしたら、
「う〜ん………今回はやめとく………。」
って思いっきり断られてん!
その断ってきたマーシーの表情だけでビール3杯行けるな!
昔、ニートビーツの曲のギターでマーシーに参加してもらったことあんねんけど、多分それもう忘れてんのよ!
まぁ、今回は自分の出番の方に専念せなあかんからね。
今日この日を迎えるまでに白井さんの体調のこと大丈夫かなって結構心配してたんだけど、さっき上で会ったらいきなり
「オマエこの野郎!」
とか言ってきて、もうめちゃくちゃ元気!
白井さんにはニートビーツの1stアルバムにピアノで参加してもらっていてね。
あの時はレコーディングの現場で、その場で白井さんとジャムって曲をつくって録ってん。
「何でつくってないんだよ!」
って白井さん怒ってだけど。
だから白井さんももう曲忘れてんねん!
白井さん狂った人ですよホンマ。
でも狂ってるいうたら、マーシーもやね。
昔、家に居ててピンポーンって鳴ったんです。
ほいでガチャっとドア開けたら目の前にマーシーがいた!
こっちクロネコヤマトだと思って開けてるからびっくりするやん。
「いや何で来たん?」って聞いたら、
「近くを通ったから」って。
小学生か!
んで「トイレ貸して」
って上がり込んでくるし
「CD貸して」
ってCD借りていくし!
で、ちゃんと返してくれました。
マーシーになら返してもらわんでも、もういいわと思ってたんけどね。
こんな具合にラジオパーソナリティばりのキレキレなトークとネタで笑わせてくれる。
最後にまた立て続けに投下されるロックンロールにフロアも一層熱が入る。
そこにフロント3人からウィルコばりのトリプルマシンガンがぶっ放される。
白井さんとマーシー前なのにもかかわらず早くもロックンロールに殺されたのであった。
ニートビーツの曲はぶっちゃけファンキー・モンキー・ベイビーしか知らないのだけど(ハイロウズも参加している矢沢永吉のトリビュートアルバムでニートビーツがカバーしたやつね)、そんなことはもうどうでもよくなっちゃうぐらいに楽しさしかないロックンロールギグでございました。
続いて2番手はKETCHUP HEADS。
ニートビーツと同じく4人編成でギターボーカル、ギター、ベース、ドラムの構成。
なんだけど、ニートビーツとはまた異なるドラムとベースがグイグイ引っ張りつつギターがサイケに暴れるファンキーな質感のロックンロールで、なかなかにカッコいい。
ドラムの兄ちゃんがMCも兼ねる珍しいスタイルなんだか、音は荒ぶっているのにMCは真摯さや誠実さに溢れていて好感しかない。
最後の曲でギターボーカルの兄ちゃんがギターを外して手にしたのはテルミン…!
小箱のような装置から伸びるアンテナに両手をかざして音を操る。
前方のお客さんにもテルミン託して音を出させる他で見たことのなかった光景を見せてもらい
「これもロックンロール!」
「またこのあと白井さんとやりまーす」
と爽やかに去っていった。
さぁ残すは白井さんとマーシーのみ。
2人で一緒に出てくるのか、どっちかだけが先に出てくるのか、一体どんな展開になるのだろうか…?
と、ドキドキしながら待つ。
すると場内暗転するとかBGMのボリュームがグワーっと上がるとかいった合図も特にないまま、なんの前触れもなく急にステージ脇のドアが開く。
そこからおもむろにマーシーが一人で
「やあやあ」
ぐらいの感じで登場…!!!
頭にはトレードマークのバンダナを巻き、胸に「Rock'n' Roll」とプリントされたハードウォッシュめな薄ピンクのTシャツと革パンを着用した、いわば正装姿。
オレンジのグレッチを抱えてステージ向かって左側に置いてあった椅子に腰掛ける。
このマーシーの動きに、前方の観客は左前にグッと詰め寄る。
その様子を見て
近いね…!
と、照れ笑いとかしちゃうマーシー。
白井さん、お誕生日おめでとうございます。
とひと言添えてから、弾き語りスタイルでやり出したのがましまろのしおからとんぼ。
もちろんそのままマーシーが歌う。
歓声が上がるとか手拍子するとかではなく、みんな耳をそばだてて聴き入り、目を凝らして食い入るように見つめている。
クロマニヨンズの最新アルバムJAMBO JAPANで2曲聴かせてくれたあのブルージーなマーシーの歌声が響き渡る。
夕立のひとしずく
風のまばたき
なんて贅沢なんだろうか。
白井さんとはブルーハーツとハイロウズで一緒にやってたんだけど、初めて白井さんと会ったのは下北沢ロフトで。
白井さんと共通の知り合いがいて、そいつが新宿イチのピアノマンがいるんだよって言ってた。
日本一でも世界一でもなく、新宿で一番ってのがなんか粋だなって思って。
それで「紹介して」って言ったんだよ。
そこから下北のロフトで初めて会って、飲みながらたくさん喋った。
その時、白井さんは世の中のことに怒っていて毒吐いてた。
さっき上で会って色々喋ってたんだけど、今も同じでやっぱり怒ってたよ。
白井さんとの出会った頃のエピソードを披露してから弾き始めたのはましまろの公園。
初夏の匂いが漂いだした荻窪の地下で、シャープな音のギターに乗せて歌われる儚い夏の記憶と余韻。
ここまでの2曲で既にもうマーシーのアーティストとしてのシグネチャーが濃厚に浮かび上がっている。
つまり風と夏。
当たり前なんだけど、マーシーにしかつくりだせない質感・空気・ムードがまさに今ここにある。
ブルーハーツの時にアメリカツアーに行くことになって。
最初にまずハワイに行ったのかな。
ハワイに着いて、空港の税関で、なぜか白井さんとボクだけが別室に連れて行かれたの。
それでパンツ1枚にされて、取り調べされて。
あと成田を出発するときにハワイまでとNYまでが1枚になっているチケットを全員に渡されたの。
で、ハワイでマネージャーが「改めてチケットを確認します」って言って確認してみたら、白井さんだけが持ってない。
白井さんに聞いたら、ハワイまでのチケットだと思っていたらしく、ハワイに着いてすぐチケット捨ててた。
こんな最高なエピソードをまたもや話してくれてから、マーシーが手にしたのはハーモニカ。
ホルダーにセットし首に装着して準備が整ったところで、
ジャンジャカジャカ ジャンジャカジャカ
と弾き始める。
そのメロディは、小学生の頃から聴き馴染みのあるものなんだけど、その曲は絶対にやるはずがないのできっとこっちの勘違いで。
そこにハーモニカが加わってくるそのメロディも、やっぱり聴き馴染みのあるものなんだけど、それでも多分勘違いに決まっていて。
そしていよいよ歌い出し直前の、
ジャン!ジャン!ジャン!
が、ここまで来たらもう勘違いのしようもないほど完璧にそのメロディで…
歌い出したのは
空前絶後…
やっぱりそうじゃないかぁぁぁ!!!!
ブルーハーツのチャンスじゃないか!!!!!!
前人未到
そんなふうな 生き方は 楽しいだろう
信じられない…。
当然そこにいたオーディエンスのほとんどが同じように驚愕と感嘆の反応なのだが、あくまでマーシーの演奏と歌に全神経を集中させているので、みな声を抑えて心の内で驚きと感動を噛み締めている。
故に赤いライトで照らされるステージとフロアにとてつもない感動の震えが生じてしまっているのがわかる。
チャンスはマーシー作詞作曲だけど、もともとブルーハーツで歌っているのはヒロトである。
だからマーシーが歌うチャンスを当然初めて聴くのだけど、一音一音をハッキリと明確に発音して歌うヒロトと同じように、マーシーも
「ア メ リ カ に い る あ い つ の こ と や」
と一音一音ハッキリ歌う。
マーシーの歌はマーシーの歌でしかない。
でも今宵のマーシーによるチャンスは、マーシーの隣でいつも歌っているヒロトの存在が濃厚に感じられるものであった。
次の曲でもハーモニカをまだ使用するようで、ホルダーの調整をしながらポロッとこんなことを漏もらすのが微笑ましい。
これネジの部分がすごく固くて、昔あったネズミ捕りみたいなんだよね。
こんなに固くしなくても別にいいんだけどね。
そうして弾き始めたのは、小学生の頃から知っている聴き馴染みのあるメロディなんだけど、それは多分こっちの勘違いで。
またそう思ってしまうが、でも2回目ともなれば今回はこの段階で確信しちゃっても良いはず…。
歌い出したのは
過ぎていった時は…
ほら!!
やっぱりブルーハーツの年をとろう!!!!!!
ブルーハーツの7thアルバムDUG OUTからの2連発!
こんなことがあってよいのだろうか…。
ブルーハーツの凸凹ツアー@日本武道館公演(1994年)へ行った時にDUG OUTメドレーの一曲として演奏されたショートバージョンを聴いているのだけど、あれから32年経ってこうしてフルコーラスで聴ける日がやって来るとは…。
いにしえの記憶が蘇り、今そこでありったけ瞳をかっぴらいて歌うマーシーによってその記憶が更新される。
間奏のハーモニカも完璧にキメるマーシー。
武道館から32こ年とったけど、こうして楽しいことを目の当たりにできて、本当に今日は最高。
ここでまたも白井さんとの思い出を語り出す。
ハイロウズでロンドンのアビーロードスタジオにミックスの作業をしに行った時、B&B(ベッド&ブレックファースト)に泊まったの。
そこの女将が日本好きな人で
「I Love Japan」
なんて言ってくれてたの。
でも白井さんがケンカしちゃって、その女将さんからこう言われてた。
「I Love Japan,but I Don't Like You」
そうして弾き始めたのは、あの曲のイントロ。
もう自分を疑わない。
確信の、
今夜 川のそばで会おうよ
マーシーソロの名曲オーロラの夜!!!!
ミラーボールが周りだし、そこから放たれ周る光が虹色に見える。
ここらでいよいよ感動と興奮が抑えきれなくなり、サビの
オーロラのように
で拳を振り上げる人も。
そりゃそうだ。
もちろん
「Ah〜Ah〜Ah〜Ah〜」
とコーラスを自分で脳内補完する。
後半のリピートするサビで掠れる声を絞り出すようにして歌うマーシーの姿に釘付けにさせられる。
この曲が終わってしまう前に、消えてしまう前に、とにかく味わい尽くしたい。
歌いきった喉を潤すかのようにグイっと瓶ビールを傾けたところで
白井さんとやります。
白井さん!
マーシーによって呼び込まれ、
「ミッキー!」
「白井さ〜ん!」
という歓声と共に、ここで今宵の主役ミッキーこと白井幹夫登場!!!
車椅子からキーボード前の椅子に座り直すと、色違いな同じTシャツを着た2人が並ぶ形に。
マーシー:白井さん、お誕生日おめでとうございます。
白井さん:マーシーとこうして2人でやるのは初めてだね。マーシーとは実はブルーハーツよりも前にやってて。ソロの『夏のぬけがら』でね。
今日ここで「『夏のぬけがら』の中から好きな曲をやりたい」とマーシーに伝えたら、快諾してくれました。
じゃあ、やりましょうか。
マーシー:白井さん、ゆっくりね。
(マーシーがゆーっくりカウント)
そんなやりとりから、白井さんとマーシーの2人によるマーシーソロ1stアルバム『夏のぬけから』よりオートバイ。
風とともに 去っていくよ
と、2番を歌いきって間奏に入るところで
「白井さん」
と、ピアノソロの導入をサポートする。
白井さんが全て弾ききるのをあたたかくもやさしい眼差しで見守るマーシー。
その慈愛に満ちた表情のマーシーが本当に素敵で。
惜しむようにしてラストパートを歌いきり、1曲のみの白井さんとの初めてのセッションが終わる。
前方の観客とスキンシップを図りつつ、両手で観客に向かって手を振りながらマーシーはステージ脇へと去っていった。
そこからKETCHUP HEADSのサポートを得てピアノを弾き歌う白井さん。
ブルーハーツやハイロウズの頃はキーボードを打楽器のようにして(実際に打楽器でもあるんだけど)打ち鳴らしていたけど、気持ちはその頃のままに、左手に両手分の魂込めてひとつひとつの音をじっくりと弾いていく。
歌もしっかり声出ていて白井さん独自の節回しがあって、(失礼だけど)思っていた以上に素晴らしい。
そして白井さんをサポートするKETCHUP HEADSの4人がさっきのマーシーと同様に白井さんのことをやさしい眼差しで見守っている。
白井さんの呼吸を感じて合わせていくように音を出していて、音にあたたかみが溢れている。
ちなみにKETCHUP HEADSは倉敷で活動してるから今回は事前のリハなしで挑んでいるのだそう。
2曲目のウタが歌いだすはYou TubeにBIG HIPとインドネシアのバンドSLANKがコラボしたLive動画があがっていて事前に聴いていたので、演ってくれて単純に嬉しい。
すんげぇいい曲。
ブルーハーツやハイロウズ以降の白井さんを全く追っていなかったけど、あの後も白井さんはこうして素晴らしい曲を国境を超えてずっと鳴らしていたんだなぁと聴いていて胸が熱くなった。
曲の合間に色々喋ってくれたんだけど、どこでなに言ってたかほとんど覚えてないので全部ここにまとめちゃう。
こんな身体になっても音楽はやめられない。音楽ってとっても素晴らしいもので、昔聴いていた音楽をいま聴くとその頃に戻れるから。
ロシアからウォッカが輸入されなくなった時、サボテンから酒が取れるらしいぞって聞いて、メキシコのテキーラを知って。
おすすめはメロンを切って種を取って、そこにテキーラを流し込んで飲む。メロンの実を削り取りながら飲むのが美味いんだよ。
戦争があったなかで、こうやって私もみんなも生き残ってるってことはラッキーなこと。みんなラッキーマンなんだよ。戦争には行かないようにね。
Top Beat Clubは良い小屋だね。
ニートビーツはくだらないけど。
まぁくだらないなんてのは、褒め言葉だからね。
チケットが1枚なのにハワイとNYに行けるってそんなの知らねぇよ!
(誰かが「ロックンロール!」と叫ぶ)
ブルーハーツの頃はバブルだったからアメリカにはファーストクラスで行ったんだよね。
でもデルタ航空だったんだけどCAの人たち、「なんだこのクソガキたちは」って態度でサービスしてたよ。あそこには乗るもんじゃないね。
Big Hipを梶くんとやっていた時にはよくインドネシアに行っていたけど、早い話お金が全然なくて格安チケットで行っていた。
一度インドネシアから山形まで行くスケジュールの時があって。
1日でジャカルタ、バンコク、香港、成田から羽田、そして山形って乗り継いで、奇跡的に格安チケットで遅れることなく行けたんだよね。
最後に、24、5歳の頃にやっていたメンタンピンというバンドの最も好きな曲だという春を。
弾きながら合間にNEATBEATS、KETCHUP HEADS、そしてマーシーへ感謝を述べる。
演奏を終えると1人で立ち上がって手を振り、ガッツポーズ。
車椅子に乗り換えてステージを去る間際にももう一度力強くガッツポーズ!
こうしていつまでも続いて欲しかった白井さんのワンナイト・スタンド・ギグは幕を閉じたのであった。
もう素晴らし過ぎました。
白井さんの魂込めたピアノと歌、めちゃくちゃカッコよかったなぁ。
それに年喰っても野良ミュージシャンの気骨は変わってなかったし。
そしてやっぱりマーシーね。
ニートビーツpanさんが言っていたセッションの依頼を断られたという話から、ってことはマーシー相当仕込んでくれているのかも?って察したけど、その想像を軽々超えるステージだった。
しかもいつも最後に「またねー」しか言わない人が、あんなに喋ってくれるなんて。
今日のマーシーの演奏から話してくれたエピソードから、白井さんのことが大好き過ぎるマーシーの深い愛情が伝わってきて、白井さんのこともマーシーのこともますます好きになったよ。
2人とも60代や70代になった今と10代や20代の頃を、ロックンロールによって縦横無尽に行き来していた。
風のように軽やかに年をとっていた。
一晩のライブのことだけでこんなに記事が長くなるのかと自分でも驚くが、とにかく音もMCもあの場のムードも、できる限りずっと忘れたくないので、思い出せる限り書き出してみた。
THE NEATBEATS、KETCHUP HEADS、マーシー、そして白井さん、一生忘れられないオーロラのような素敵な夜をありがとう。
そして日付変わって本日5/31に76回目の誕生日を迎える白井さん、お誕生日おめでとうございます!
そして来年の誕生日も、楽しいことをしよう!

