【「交流戦の壁」今年の西武、普通に強すぎないでしょうか?甲子園2連戦で見せつけられた「パの底力」に阪神ファンが泣く夜】阪神タイガースをこよなく愛する親子(娘と父)
おはようございます。
交流戦が始まると毎年胃が痛くなりますが、
今年の西武戦はいつにも増して、五臓六腑に染み渡るような「完敗」を喫してしまいました。
今年の西武、めちゃくちゃ強いです。
甲子園に乗り込んできたレオ打線と若き剛腕たちの前に、
我がタイガースが苦汁を飲まされた「あの場面、この場面」を振り返りながら、この胸のモヤモヤを吐き出させてください。
6月3日:一発に泣き、ミスに泣き、あと一歩届かなかった九回の意地
初戦のスコアは「阪神 2 - 3 西武」。
数字だけ見れば1点差の接戦ですが、中身は完全に西武のペースでした。
・痛烈だったネビン選手の先制ソロ
2回表、西武の主砲・ネビン選手に叩き込まれた第10号ソロ。甲子園の空気を一瞬で変えるあの確信の一発に、「あぁ、これぞパ・リーグのパワーや……」といきなり気圧されてしまいました。
・7回表、痛恨のミスで突き放される
先発の大竹投手も粘っていただけに、2死二、三塁から味方の失策の間に2点をもぎ取られたあの場面。強いチームはこういう隙を絶対に逃してくれません。西武のそつのない攻撃が本当に憎らしかった。
・先発・渡邉投手に完璧に抑え込まれた7イニング
何より絶望したのが、西武の先発・渡邉投手。7回をわずか2安打、スコアボードに「0」を並べられ続け、打線が完全に沈黙。「パのピッチャー、どんだけ層が厚いんだ」とテレビの前で頭を抱えました。

・九回裏、サトテルの15号2ランという微かな光
最後の最後、9回裏に佐藤輝選手がレフトポール際へ意地の15号2ランを放った瞬間は「いける!」と甲子園が揺れましたが、反撃もここまで。西武の守護神・岩城投手に締めくくられ、あと一歩が届かないもどかしさに悔しい気持ちでいっぱいです。

6月4日:平良投手の「個の力」にねじ伏せられた、これぞ実力のパ
翌日こそはとリベンジを誓った第2戦のスコアは「阪神 2 - 4 西武」。
この日は、西武の誇る「個の力」に真っ向からねじ伏せられたゲームでした。
・初回からいきなり先制を許す展開
1回表、昨日ホームランを打たれているネビン選手にきっちり犠飛を放たれ、またしても先制を許す苦しい立ち上がり。西川選手の適時打なども含め、効率よく点を重ねていく西武打線のいやらしさが光りました。
・平良海馬投手という「大きな壁」
阪神打線の前に立ちはだかったのは、先発の平良投手。球威、キレ、そして要所での冷静なマウンドさばき。7回を単打4本のわずか1失点に抑え込まれ、「これがパ・リーグを代表するピッチャーの凄みか」と脱帽するしかありませんでした。

・西勇輝投手の粘りも報われず、打線の繋がりを欠く
西投手もマウンドで懸命に試合を作ってくれましたが、6回に渡部選手に適時二塁打を浴びて万事休す。九回に昨日同様の反撃を試みるも1点を返すのが精一杯で、綺麗に連敗を喫してしまいました。
唯一の希望!連日お見事すぎる「代打・嶋村麟士朗」という光
チーム全体が西武の剛腕たちに沈黙させられるなか、一際まばゆい輝きを放ち、甲子園の虎党を沸かせまくっている男がいます。
背番号85、嶋村麟士朗選手です!
今季開幕前に育成から支配下を勝ち取った若き大砲候補が、この緊迫した西武2連戦で、凄まじい仕事をやってのけました。
6月3日:重苦しい空気を切り裂いた代打ヒット
3点ビハインドの8回裏、甲斐野投手のフォークを前に2者連続見逃し三振と、打線に全く元気がなかった場面。「何としても塁に出る」という執念をバットに込め、湯浅選手の代打として登場した嶋村選手が、見事にヒットを放って気を吐いてくれました。あの泥臭く食らいついた一打が、9回裏のサトテルのホームランへの導火線になったのは間違いありません。
6月4日:ついに破った!平良投手から放った49イニングぶりの適時打!
そして極めつけは第2戦。3点を追う5回裏、2死二塁のチャンスで再び代打で登場すると、それまで無双状態だった西武のエース・平良海馬投手から見事なセンター前タイムリーヒット!!
実はこの一本、タイガースにとって(本塁打を除く)「49イニングぶりの適時打」という、喉から手が出るほど欲しかった1点でした。 しかも、平良投手が続けていた「連続イニング無失点記録(19イニング)」と「交流戦連続イニング無失点記録(26イニング)」を同時にストップさせるという、まさに記録ブレイカーな一撃!
先輩たちがパ・リーグの球威に押し込まれるなか、物怖じせずに自分のスイングを貫く22歳。育成出身ならではのハングリー精神が、今の元気のない打線に強烈な刺激を与えてくれています。
これだけ打ってくれるなら、代打の切り札としてはもちろん、スタメンでの起用ももっと見てみたいところ。どん底の連敗中ではありますが、嶋村選手のような若い力がこうして一軍の舞台で覚醒していく姿を見られることこそ、ファンにとって最大の救いです!


こうして振り返ると、今年の西武は「先発が試合を作り、主砲がここぞで一発を放ち、終盤は強力リリーフ陣で逃げ切る」という、絵に描いたような強い野球をしています。
「人気のセ、実力のパ」という言葉が頭をよぎる、本当に悔しい、だけど認めざるを得ない見事な2連戦でした。
阪神打線がこのパ・リーグ特有の「重いストレート」や「キレのある変化球」にアジャストしていかない限り、この先の交流戦もイバラの道が続きます。
悔しい!めちゃくちゃ悔しいけれど、ここで揉まれて強くなるのがタイガースのはず。切り替えて、次のカードこそは爆発する猛虎打線が見たい!
がんばれタイガース!
