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「店に来られない人」にもおもてなしを。広島のパティスリーが始めた新しい試み

広島でお菓子作りを続けている中で、私が大切にしているのは「お客様にどうやってお店の空気感まで届けるか」という点です。

​今回、私は新たな試みとして、パティスリーの店内を3Dスキャンし、バーチャルで歩き回れる「Matterport(マターポート)」を導入しました。オンラインショップ(BASE)との連携も行い、ネット上でも実際のお店に足を運んでいるような体験ができる仕組みを整えています。

​正直なところ、こうした最新のデジタル技術を実店舗に馴染ませるまでには、多くの試行錯誤がありました。ケーキ一つひとつの表情をどう見せるか、デジタルの便利さの中にどうやって職人の温かさを残すか。一筋縄ではいかない部分も多々あります。

​しかし、なぜそこまでして新しい技術に挑戦するのか。

それは、時代の変化に柔軟であり続けることが、結果としてお客様に最高の形でお菓子を届けることに繋がると信じているからです。

​AIや3D技術は、あくまで「道具」に過ぎません。大事なのは、その道具を使ってどうやってお客様をワクワクさせるか。店内のバーチャルツアーを通じて、普段は見られない厨房の雰囲気や、棚に並ぶお菓子のストーリーを感じていただければ、これほど嬉しいことはありません。

​「お菓子屋×テクノロジー」。

この掛け合わせが、これからどんな新しい景色を見せてくれるのか。

一歩ずつではありますが、広島の地から、新しい時代の店舗の在り方を模索し続けていきたいと考えています。

​ぜひ一度、私たちの新しいバーチャルショップを覗いてみてください。


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