釣行記-109【私を抱いて、そしてスッテ】
(本稿、下品かつ卑猥な表現が頻出します。気分を害される恐れがあるかと思いますので、気になる方は速やかに離脱ください。)
どうもこんにちわ、釣ってきました。今回はイカです。
イカとぼく
イカ、食品としてはまぁまぁ好きです。特にイカフライ。あとは博多の河太郎の刺身とか、同じく博多のまる家のげそ天なんかも美味いですね。
まる家にはなんでもあるぜ。
こちら、最初にお造りで出してくれて、ていうかお造りを頼むのですが、余ったゲソをてんぷらにしてくれます。店自体がポピュラーというか、博多素人向けというか、そういった感はありますが、ぼくは九州にゆかりの無いパーフェクトな博多素人なので結構好きです。おすすめ。
博多のイカはヤリイカ(ケンサキイカ)とアオリイカのようですね。そしてあの透明なお造りは大抵ヤリイカなのでしょうか。

これこれ。でもゲソ長くね。。
上記で「ヤリイカ(ケンサキイカ)」と記述したのは、このサイトをみたからです。ていうかこれ、説明がわかりにくいな。呼子ではケンサキイカをヤリイカ、って言ってるのか?紛らわしいんだよっ!!別物だぞ!!
一方、こちらはわかりやすい。
要はゲソの長さ、みたいですね。
関東近辺で釣れるイカは、ヤリイカ(釣るのは簡単らしい)、スルメイカ(多分釣るのは簡単らしい)、アオリイカ(釣るのはハマれば簡単みたい)、ヒイカ(偶然釣れれば簡単の様子)、コウイカ(スミイカ、釣るのは多分簡単らしい)、モンゴイカ(わかんない)、あたりでしょうかね。あとマルイカか。マルイカはケンサキイカの幼体のようですね。ちなみに、どのイカもこれまで釣ったことはございません!!
まぁそういう能書きはいいとして、今回は正真正銘のヤリイカを釣りに行きます。
準備編
次回のわしらの宿題をどうするか相談していた友人、昨年から「鹿島のヤリイカ、シーズン入るとやばいくらいにやベーっすよ、すごくすげーっすよ」と教えてくれていたイカ・マスターです。準備については彼に聞きました。教えてくれたことはイカです。
1)ロッドはイカ専用がいイカもよ
2)PEは3か4を300-600mくらいがいいよ。「太すぎじゃね?」ってと思うだろうけれど、オマツリが頻発する釣りなのでこのくらいの太さが必要なんだよ。だいたい、細糸で釣ろうとするのは、寡兵をもって大軍に勝とうとする感じで、諸葛孔明とか源義経とか初期の織田信長のイメージだよね?でも後期の信長もそうだし、司馬懿とか源頼朝とかナポレオンを倒したロシア軍は大軍で圧勝してたんだよね。それと同じで、絶対切れない糸でやった方ががいいよ
3)重りは150号(562g)だよ
4)プラ角の予備は必要だよ。カンナはシングルだよ。ダブルだとマツった時に解き難いためだよ
と、こんな感じで教えてくださいました。なるほどねぇ。ありがっさま。
まず1)のロッドですが、専用竿買うのもアレなので、キャスティングに行ってみて、極鋭ヤリイカ、というのを触ってみました。感触が近いのを使う作戦。
こ、これは。。。
ジギングロッドでいいですね。ソルティガのsj5、あるいはイータでOKな予感。で、後から気付きましたが、ヤリイカ竿に似てるやつでこれは持ってました。
ていうか、ターゲットに「ヤリイカ」ってあるね。
次に2)のライン。水深は深くて200mくらい、らしいので最初手巻きで考えてました。オシアCTかカルコン400にPE3号を巻けるだけ、と。
でもふとしたタイミングで、マスターに「あなたはどうするのですか?」と聞いたら「電動です」とバッサリ。サバ・アタックが結構しんどいらしいんですよね。。わかるわぁ、サバ祭り。。。サバとわかった瞬間に容赦なくハイスビード巻き上げ、らしいです。あと、周りは大抵電動らしいので、郷に従うのがよろしげ。
が、しかし、3号を300m以上巻けるリールは禁断のシーボーグ500しかありません。仕方ないのでシーボーグ500でいきます。
3)の重りは二個用意。4)の仕掛け等は色々用意。プラ角は去年、知床に行った時に少し買った気がしてたので追加します。
こういう釣りの仕掛け、今後は極力自作したいと思っています。何度も使うものでもないし、結構高いし。だがしかし、まずは基本を知るべく、出来合いの仕掛けも買ってみます。そしてプラ角を見ていて色々なことに気づきました。

プラ角。この色合いといい、ぽこぽこ感といい。。。

むむむ。。。これじゃね?色合いも似ておる。これが何かすぐにわかった人はマニアな人ですね。やらしいわー。
加えて、最近は仕掛けの5-6本のエダス中にスッテを混ぜるのが流行らしいのです。
こういうの。でも買ったのはこちら。

抱いたら離さないw
ところでなんですが、ここ数年、本朝の釣り人口は減少の一途を辿っています。

このペースでいくと、私の計算では2029年頃にマイナスになるはずです。でもマイナスになんの?マイナスの釣り人口ってどういうこと?
とはいえ、釣り人口はマイナスにならずとも減っていくのは必定な流れ。こうした危機的カレントを回避あるいは分断すべく、各メーカーさんや関係者の皆様は、釣り人口を増やすべく、様々な施策を考案・実施し、弛まぬ努力を重ねてられますね。特にグローブライドさんあたり、国内の釣り環境に対して並々ならぬ危機感を抱いているように感じます。つっても、財務省の友人によると、西暦2300年くらいには日本人は絶滅しているらしいので、無駄な努力かもしれませんよ。徒労かもよ。
まぁ先の話は兎も角として、目先なんとかせにゃならんので、釣り人口は増やしたい、てのが偽らざる本音でしょうね。釣り人いなければ商品売れないし。ならば、増やすか、したら陰鬱で友達もおらず、かといって孤独にも耐えうることが出来なそうな、惨めな中年男性あたりを一網打尽にすればええんちゃうか?と考えたのでしょうか?釣りって結構お金かかるし。
そうした仮説構築から、中年が好きそうな「釣りガール」というルアーというか実質エサを投入して、汚らしい中年たちを「おれにもワンチャンあるかも?」と錯誤させ、リアクションバイトを誘い釣り人口を増やそうと画策しているように見えます、この釣りガール作戦は、善意の第三者的に見ると。
最近じゃなくて前からかな。。。?20選、とかのキャッチがキモいな。。まぁいいか。。
そして、そんな風潮の中、そこにぶち込んできたのが「おっぱいスッテ」ですよ。こんなのヤバいやないですか。
女性を丁寧に丁寧に口説いているところにしゃしゃり出てきて「あー、こいつ彼女いるよ」とか、結婚してるのをひた隠しにしてたのに「あいつの嫁さんかわいいんだぜ」とかポロっと言っちゃうタイプ?
悪気があるのかないのか、多分口説いている人に対しては悪意はないんだろうけれど、「あいつに取られるのが悔しかった」とか「おれも相手にして欲しかった」とか、極めて幼稚かつ自己中心的で短絡的な思考回路で、自爆テロかのように当人の努力を台無しにする人から感じるグロテスクさ想起してしまいます、おっぱいスッテを見るに。
グローブライドなんかはルアーとかでやってるのに、イカでぶち壊そうとしてるのですかね?ハヤブサさん。イカで他社さんの懸命な努力を台無しにしようとするテロルなのでしょうか?
どっちだよ?と。
そもそもイカって、女性器がアワビに例えられるように、形状が男性器に似てますし、おまけに怒ると「びゅーっ」って水を吐いてひとまず絶頂を迎えるあたりや、感極まると墨も吐きますし、男性もある境界線を越えると何かが出るように、まさにマスキュリンなボルケーノでございますよね。ていうか書いてて気分悪くなってきたので、早々に釣りの話にしましょう。
実釣編
まず、同僚と合流します。

タコをもらえました。

お返しにイカ袋をあげます。仲間のありがたみを感じます。
そしてさらにレクチャーを受けます。
・この釣りは「どれだけ仕掛けを大事に出来るか」の釣りだよ
あ、追加は一個だけか。でもこれこそ至言で、すべてここに集約されると思います。つまり
--
a.イカをかけるまでは如何にイカの目の前でプラ角のプラプラをキープ出来るか
⇅
b.仕掛けにダメージが入らないように陸上でマネジメント出来るか
--
このシーソーゲームをイカに高速かつ無限に展開出来るか、これが肝要なようなのですね。なるほどね。bをしくじるとaに戻るのに時間がかかるわけですね。aに失敗するとbにいけないけどねw
今回、5本針で挑みましたが、針間が1.2mほどありますゆえ、仕掛けだけで6mと長大です。いつもの仕掛けを一戸建てとすると、山手線のプラットフォーム、いや万里の長城か?くらい長いのですね。
ゆえにフツーにというかいつも通りテキトーにこれを扱っていると、手元および足元でどうしてもぐちゃぐちゃになると思います。で、次に釣ろうとする時にツノあるいはスッテを投入機に入れようとしても絡んでしまい即座に投入できない、という悪循環に陥るようです。よって、陸上でどう仕掛け・トラブルレスで過ごせるかが釣果の分かれ目というか割れ目なんですね。そして、その割れ目にめがけて仕掛けを投入するとイカが出てくるわけですよ。
まぁ、そんなこんなでgoです。
今回、鹿島から出航です。この時期、ヤリイカは150-250mくらいの深いところにいるらしいので、予想通り結構走ります。遠いよ。着いたので始めます。

これが必需品の投入器です。ぼくみたいな素人はフネに積んであるのを借りますが、10本針とかでやるガチ勢は自作するみたいですね。ジョイフル本田あたりで塩ビパイプを真剣に吟味している姿を想像すると、なかなかサイコ感がありますね。あと、見てて気づいたのですが、ジョイフル本田のみなさんはスポンジとかウレタンのパッドを投入機に巻きつけてました。そこにちょいとツノとか吸ってを引っ掛けられるのはよいなぁ、と思いました。てか、それだけは今度持って行こうと思います。

投入機を背中に背負ったイメージ。こういうのなら自作したいけど、弾込めが大変そう。
あるいはこれのマイクロミサイルも参考になります。
これも運用方法にコツがあることをその後マスターから伝授されました。
1)糸を引く手とツノあるいはスッテを触る手は、左右の手で完全分業にし、一度決めたら異動せず固定すること。
→引き上げ時、糸を引く手と投入機に入れる手を両手でやると脳が混乱する、とのこと。なるほど、確かに納得。やってみてさらに得心。数回やってみて、ぼくのスタイルとしてはイカになりました。
a.左手で仕掛け本線をつまみ、右手で本線を一気に左手がエダスの手前までくるところまで引き上げて一旦固定。この時左手はエダスの根元のまま
b.この固定した状態で、右手の本線を離し、次に右手で左手がつまんでいるエダス根元を持ちます。左右の手を入れ替える感じ。次に空いた左手はエダスの下のリーダーを摘んで、再度aを実施
c.二回目のbに来たらぷらぷらしてるツノor吸ってを右手で摘んで投入機に入れる。そしてbに戻る。これを繰り返す
慣れてくると間違えなくなります
2)ツノ、吸っては投入機の奥の方までするりと挿入するのがいいらしいです。中途半端だとエダスが出てきて絡んだり、投入機もデタラメでヤクザな作りのものがあるので引っかかりやすく、それを防ぐための施策。
慣れてくると単純作業が疲れた脳を癒してくれる感じがしてまぁまぁ楽しいです。また、投入機に仕掛けを込めたのち、海に向かって思い出と希望とかそうしたポジティブなものと一緒に重りを投げ込むと、それに釣られてツノがしぱしぱ飛んでいく様を見るのはちょっとしたデンドロビウム感もイメージ出来ました。まぁ、そんなのは後から知ることになるわけです。
まずは一投目です。着底し、なにやらラインがもさもさもさもさしてるので変だな、もしかしてこれがイカなのか、なら結構イカすな。。。と思ったらオマツリでした。やんなっちまうぜ。
気を取り直して次。くいくい来ます。聞いたらサバらしく、やっぱりサバでした。

まるまるしてて美味しそう。実際うまい。
そしてその時は来ます。

かわゆすぅー。透明感、シルエット、ぷりぷり感、可憐さ、等々、わしが女性に求めていたものの全てを兼ね備えています。イカだけどな。
が、しかし、それにしてもちっさい!「なんでそのアタリがわかるんですか?」と聞かれましたが、実はあんまりわかりません。何もついて無い状態を0だとすると、0.1か0.2くらいになってるのはわかる(ような気がする)のですがさっぱり自信とか確信とかは持てません、アタリに関しては。
ディープジギングとか、こういう常軌にない重量のシンカーを使ったりする釣りの場合って、4.8の引き抵抗が4.95くらいにになってるような微妙な感じなんですよね。でもおかしいので引き上げてみたところ、そうしたらこんな感じ。
前後しちゃって恐縮ですが、手感度でアタリとか引きを可能な限り説明しますと、まずアタリはモソッ。。。って感じが多いです。ていうよりツノを動かしてて「少し重くなったかな」くらいか。この時点で引く時もありますし、そうでない時もありますので、違和感を感じたれば、まずは5mばかり巻き上げてみて、ロッドを限界まで高く掲げた状態にして感触を探ります。この時点でシンカー以上の重さを感じることが出来れば多分ついてるので、電動巻き上げ開始。スピードはシーボーグで14-16くらい。どちらかというとついてると思う、くらいであれば16-18くらいでよくて、どちらかというついていないと思うというのであれば一旦止めて様子確認、って感じでした。
また、付いているか否か、なんら確信を持てないままに、この時点で腹を括って一旦引き上げてみる場合は、底から海面の水深の半分くらいまでは14-16くらいで、半分切ったら12くらい、更に半分になれば10くらいと緩めていくのがバラし少なめのコツっぽいですね。あと、付いていれば50m、20mくらいでそこそこ動きます。
この後、明確に引いたりするバイトがあり、あげてみるとスッテが消滅しております。なので来ちゃいました、この時が。

よく見りゃチョコボ。

装着済みで空き箱です。さぁー、張り切って吸ってください!!
投入します。すると「ゴツンッ!!」というバイトが。あげてみたらおっぱいだけ無くなってました。。。
この後も明確なバイトではツノが切られるという始末。「怪しいな。。」というバイトで何本か追加です。もちろん、サバも。あと水面ぽろりも。。。

まぁ、初めてにしてはまぁまぁ釣れたんじゃないかな。よかったよかった。お疲れ様でした。

サバと小さいのは一夜干しです。

中骨抜いたらキラージグみたいでした。
で、今回も土日両方の釣行であったがため疲労困憊です。月曜は休息になったのですが、火曜に薄着でゴミ捨てに出たらその後、発熱。午前中から具合が悪くなり、昼過ぎに38℃、夕方に39℃と順調に駆け上がりました。
翌日、目が覚めた時は36℃台だったものの、そこからV字回復し再び38℃突破。時期が時期なので病院の予約取ろうとしたら「今日は無理、明日は祭日なので無理」とすげない返事。。他をあたり、PCR受けてとんぷくもらって就寝。翌日、陰性報告があり、もう1日ごろごろしてようやく回復してきたものの、火曜から土曜まで、おそらくもう数日後まで酒を飲みたくないくらいの憔悴っぷりで、釣りはほどほどにしておいた方がいいのかもしれませんなぁ。
総括
・リーダーは20lbが安心
・次回行く際、ロッドは極鋭中深場を使ってみようと思います
・竿置きあった方がよかった
・同じ人とやたらおまつりしたけどなんでだったのだろう。。。研究せねば
・ツノの色は、青、緑、ピンクを中心に、下の方は薄め、上を濃いめがいいらしい
・スッテが2個ロスト。次回ヤリイカやる時はスッテ多めに持って行こう。おっぱいで言えば5人分くらい。針数も増やして6か7でスッテ多めに混ぜ込む作戦
・今回、唯一うまくいったと思う準備があらかじめツノとスッテにリーダーをつけておいたこと。仕掛けの中で一つだけツノorスッテがなくなる、というケースがあるので、そうした際に全とっかえしないでパッチ処理出来るので楽チン。次回は色別に束を作ってもっていくことにしようと思います
