しずかちゃんのふくらはぎが揺れる時、俺は自分の「人間」を知る
三日前くらいから急に俺のYouTubeのトップに上がってきた。
少し見て、なんだAIが歌って演奏してるやつね。という色眼鏡で見ていたんだけど、聴いているとこれがなんとも癖になる。
なるべく元の歌詞をそのままの意味で日本語訳にしているので歌い回しに多少無理がある部分もあるけど、演奏が原曲と同じで原曲のメロディが頭にあるからこそ、ここでこう来るのか!という感覚が新鮮。
Aメロ
心の中を覗けば
もっといい遊び場が
見つかるだろうか
「そんなもんあるわけない」と言うけれど
今まで見て来たもの全部
やがて消えただろう
Bメロ
みんな俺を煽てるから
微睡の中から抜け出すよ
外へ出よう気持ちのいい夏日だ
暖炉のそばに立って
そんなしけたツラするなよ
それじゃ
なんかつまらないじゃないかよ
サビ
君は待つけど
もう遅いぜ
ただ離れてく
悲しい気持ちで
振り返るのはやめた
お前の言うとおり
「サリー」が出てこなくて「君」になっているのがいいね。日本語の良さだ。
日本人が外国の女性の名前を叫ぶのも違うし、日本人の名前を呼ぶのも野暮ったい。(いや、ゴイステの佳代は好きだけども。)
1番のサビが終わってすぐ2番のAメロに繋げるのもかっこいい。(というか2番のAメロが一番かっこいい。)
おそらく曲の展開やメロディもAIが作ってるんだろうけど、とても理想的な良質なカバーを聴いた気分になった。
カバーと言いつつも、メロディや展開を変えずに実質ただカラオケしているだけじゃないか?というバンドもたしかにあるし、AIに音楽でまで人間が負けるのは悲しいけど、人間にしか出来ないことはまだあるはずだ。
ドラえもんのキャラクターが演奏しているのは謎だったけど、ベッドに座ったしずかちゃんがベースを指で弾きながら足を少し開くところでドキンとしてしまった俺はまだまだのび太と同じ心を持っているのかもしれない。
でも見たらわかる。みんなドキンとする。
よく見たらふくらはぎが揺れている。すごいな!
ちなみに俺が一番好きなカバー曲は、これ。
HOLiDAYSがカバーしたGOING STEADYのFRIENDS。俺の中ではカバーってこのくらいの熱量でアレンジしないと面白くないよなあって思う。
原曲も大好きです。
人間がどんな熱量をぶつけても、AIに音楽で負ける日は来るのかもしれない。
でも、しずかちゃんのふくらはぎにドキンとするこの感覚だけは、プロンプトには打ち込めないはずだ。……たぶん。
