国民健康保険料が「高すぎる!」を解決する完全ガイド自営業・フリーランスが絶対に知っておくべき、国保料を劇的に下げる全テクニック大公開!
こんにちは!
毎年6月に届く国民健康保険料の通知書を見て、驚いた経験はありませんか。
「今年は45万円!? 去年よりまた上がってる…」 こんな声は、自営業やフリーランスの方からよく聞こえてきます。
実は、国保料は仕組みを理解して対策を打てば、年間20万円以上も安くできるんです。
今回は、初心者でも1からわかるように、国保料を下げる全テクニックを徹底解説します。
コーヒー片手に、じっくり読んでみてください。
国保とは何か? 社会保険との違いをわかりやすく
国民健康保険(国保)は、会社員の健康保険に入っていない人が加入する公的な医療保険制度です。
加入対象は、自営業、フリーランス、無職、退職者、パートで条件を満たさない人などです。
一方、会社員や公務員は社会保険(健康保険)に加入します。
この2つの違いが、国保料の高さの根本的な原因になります。
国保は市区町村が運営し、保険料は世帯単位で計算されます。
社会保険は全国健康保険協会や健康保険組合が運営し、会社が保険料の半分を負担します。
家族の保険料も、社会保険なら扶養家族は無料ですが、国保は1人増えるごとに追加料金がかかります。
休職時の傷病手当金も、社会保険にはありますが、国保にはありません。
75歳になるとどちらも後期高齢者医療制度に移行しますが、社会保険の場合は会社負担がなくなる点に注意が必要です。
なぜ国保は「高い」と言われるのか? その本当の理由
国保が「高い」と言われる理由は、大きく5つあります。
まず、会社が1円も負担しないため、全額自己負担になります。
年収400万円の独身の場合、社会保険の本人負担は約20万円ですが、国保は約40万円です。
次に、家族の分までかかる部分です。
1人あたり約3.5万円で、4人家族なら14万円もかかります。
社会保険は扶養家族が無料なので、この差が非常に大きいです。
さらに、国保加入者の平均所得が低いことも影響しています。
自営業や無職、低賃金のパートが多いため、低所得者向けの軽減が増え、残りの人に負担が集中します。
高齢化による医療費の増大も無視できません。
75歳未満の国保加入者も高齢化が進み、1人あたりの医療費が年3~5%増えています。
後期高齢者支援金として、40~74歳の人が75歳以上の医療費を負担しており、1世帯あたり年10万円以上かかります。
国の補助金が減っている点も大きいです。
2015年には国庫負担が50%でしたが、現在は約34%に減少しています。
自治体の財政悪化で、保険料で穴埋めせざるを得ない状況です。
これらの要因が重なり、国保料は毎年1~2%ずつ値上がりしています。
全国平均で、1人あたり2018年は16.5万円、2024年推計では19万円です。
6年で約15%の上昇で、物価上昇率を上回っています。
国保料の計算式を徹底解剖! どこにいくら払っているのか
国保料の計算式は、世帯単位で所得割、均等割、平等割の合計です。
所得割は、前年の所得に7~10%をかけたものです。
自治体によって料率が異なります。
均等割は、加入者1人あたり約3.4万円です。 平等割は、1世帯あたり約2.7万円です。
国保料には医療分、支援金分、介護分があります。
医療分は病院にかかる費用で、全員が負担します。
支援金分は75歳以上の医療費を支えるお金で、40~74歳が対象です。
介護分は介護保険で、40~64歳が負担します。
具体例として、東京都世田谷区、年収450万円、夫婦+子1人(夫40歳)の場合を見てみましょう。
前年所得は450万円から基礎控除43万円を引いた407万円です。
医療分の所得割は407万円×7.0%で28.49万円、均等割は3.4万円×3人で10.2万円、平等割は2.7万円です。
医療分合計は41.39万円です。
支援金分は、40~74歳の2人が対象で、所得割9.36万円、均等割2.2万円、合計11.56万円です。
介護分は夫のみで、所得割8.14万円、均等割1万円、合計9.14万円です。
全体で約62万円、月額約5.2万円になります。
自治体によって料率が違うため、大阪市では所得割7.8%、均等割4.1万円と高めです。
横浜市は所得割6.8%、均等割3.2万円と安めです。
即効性ランキング! 国保料を安くする7大ワザ
国保料を安くする即効性のある方法を、ランキング形式で7つ紹介します。
1位は社会保険の扶養に入ることです。
妻や子供の年収が130万円未満なら、夫の会社の健康保険に扶養で入れます。
国保を脱退し、保険料が0円になります。
節約額は30~50万円です。
2位は退職後の任意継続です。
会社員を辞めてから20日以内に申請すれば、会社の健康保険を2年間続けられます。
会社負担分が残るため、国保より半額近く安くなります。
節約額は15~25万円です。
3位は国民健康保険組合への加入です。
建設、医師、文芸美術などの業種別組合で、均等割と平等割がありません。 家族が多くても所得割のみで済みます。
節約額は10~30万円です。
4位は軽減制度の申請です。
世帯年収310万円以下で5割軽減、210万円以下で7割軽減です。
毎年6~7月に役所で申請が必要です。
節約額は10~40万円です。
5位は所得を下げる経費計上です。
自営業なら青色申告65万円控除やPC、通信費を経費にします。
節約額は5~15万円です。
6位は安い自治体への引っ越しです。
隣の区市で10万円以上違う場合もあります。
節約額は5~20万円です。
7位は分割払いです。
年10回払いを24回に分割し、月負担を軽減します。
手数料はかかりません。
最強の節約術「扶養に入る」——国保料が0円になる魔法
社会保険の扶養に入る方法は、国保料を0円にする最強のテクニックです。
条件は親族であること、年収130万円未満、同居または仕送り証明です。 130万円の壁を超えると自分で社会保険加入義務が生じ、逆に高くなります。
手続きは、会社の総務に被扶養者異動届を提出し、役所に国保資格喪失届を出します。
1~2週間で新しい保険証が届きます。
妻が年収120万円の場合、国保35万円が0円になり、35万円節約です。
親が年金100万円で別居でも、月1万円以上の仕送り証明で扶養に入れ、30万円節約できます。
注意点として、130万円超えや国保脱退忘れに気をつけましょう。
扶養に入るための詳細条件を徹底解説!
2025年最新版社会保険の扶養に入ることで、国保料を0円にできる最強テクニックですが、「一定条件」をクリアする必要があります。
ここでは、健康保険組合や協会けんぽの共通ルール(2025年10月時点)を、わかりやすく詳しく説明します。
条件を1つでも満たさないと扶養に入れず、国保料が残るので、しっかりチェックしてください。
扶養に入れるための4大条件扶養に入るには、以下の4つの条件をすべて満たす必要があります。
① 親族であること(3親等以内)扶養対象は、被保険者(会社員)の親族です。
対象になる人:
配偶者(内縁もOK、事実婚証明が必要)
子・孫(年齢制限なし、未婚・既婚問わず)
父母・祖父母(義父母もOK)
兄弟姉妹
おじ・おば、甥・姪(3親等以内)
注意:
4親等以上(いとこなど)は対象外。
義理の親族もOKですが、婚姻届提出が必要。
② 年収130万円未満(年間収入)年収130万円未満が最大の壁です。
年収の定義:
給与収入(源泉徴収票の「支払金額」)
事業収入(売上-経費)
年金収入(公的年金控除後)
不動産収入(賃貸収入-経費)
その他(株配当、雑所得など)
130万円の計算例:
月収10.8万円未満(130万円 ÷ 12ヶ月)
賞与・交通費・退職金も含む
見込み年収で判断(過去実績+今後の予測)
60歳以上・障害者の特例:
年収180万円未満までOK(月15万円未満)
注意:
130万円を超えると即時扶養削除(国保加入義務)
超えた月の翌月から社会保険料自己負担(年20万円~)
③ 主として被保険者に生計を維持されていること
「生計維持」とは、被保険者の収入で生活している状態です。
判断基準:
被扶養者の年収が被保険者の年収の1/2未満
仕送り額が被扶養者の生活費を上回る
同居の場合:
生活費を共有していればOK(家計簿不要)
別居の場合:
毎月仕送りが必要(年12回以上)
仕送り額 > 被扶養者の収入
仕送り証明(銀行振込記録、通帳コピー)必須
仕送り額の目安:
月1万円以上(生活費の半分以上)
現金手渡しはNG(記録が残らない)
④ 後期高齢者でないこと(75歳未満)
75歳以上は後期高齢者医療制度に移行するため、扶養対象外です。
74歳までならOK。
誕生日月から後期高齢者になるので、注意が必要です。
扶養に入るための必要書類(一例)扶養申請には、以下の書類が必要です(会社・組合による)。
被扶養者異動届(会社からもらう)
住民票(続柄記載、マイナンバーなし)
収入証明
給与:源泉徴収票
自営業:確定申告書控え
年金:年金振込通知書
無収入:非課税証明書
仕送り証明(別居の場合、振込記録3ヶ月分)
婚姻証明(内縁の場合、戸籍謄本+住民票)
提出先:会社の総務課(健康保険組合経由)
審査期間:1~2週間
扶養に入った後の注意点扶養に入っても、毎年見直しがあります。
年収確認:毎年1月~3月に源泉徴収票提出
130万円超え:超えた月の翌月から扶養削除
国保脱退:扶養承認後、14日以内に役所で手続き(資格喪失届)
無保険期間回避:扶養削除証明書を取得後、即国保加入
まとめ:扶養の条件チェックリスト
親族?(3親等以内)
年収130万円未満?(60歳以上は180万円)
生計維持?(同居 or 仕送り証明)
75歳未満?
すべてYESなら、即扶養申請!
国保料0円が目前です。
任意継続の詳細条件を徹底解説!
退職後も会社の健康保険を続ける最強ワザ(2025年最新版)会社員を辞めた後、「任意継続」という制度を使えば、会社の健康保険を最大2年間続けられるんです。
これで国保より半額近く安くなり、傷病手当金も継続可能!
でも、厳しい条件があるので、1つでもミスると使えない…。
ここでは、協会けんぽ・健康保険組合共通のルールを、わかりやすく詳しく説明します。
任意継続とは? 基本をおさらい
正式名称:健康保険任意継続被保険者制度
対象:退職した会社員(社会保険加入者)
期間:最大2年間(退職日の翌日から)
保険料:会社負担分も自己負担(国保の約半額)
給付:傷病手当金・出産手当金も継続OK
任意継続の4大条件(すべて必須!)
① 退職前に社会保険に「2ヶ月以上」加入
連続2ヶ月以上(1日でも途切れるとNG)
パートでもOK(週30時間以上など、社会保険加入条件を満たしていること)
例:
入社1ヶ月で辞めてもNG
転職で1ヶ月ブランク→前職の加入期間はリセット
② 退職日の翌日から「20日以内」に申請
期限は厳守(20日目が土日でも延長なし)
郵送の場合:消印有効(20日以内)
計算例:
3月31日退職 → 4月19日までが申請期限
注意:
期限過ぎると国保に強制加入(遡及で国保料請求)
③ 国保や他の保険に「加入していない」こと
国保に加入済みだと、任意継続は不可
家族の扶養に入る予定でも、先に任意継続を選択可能
手続きの順番:
任意継続申請
承認後、国保脱退(任意)
④ 保険料を「前納」または「毎月納付」できること
保険料は会社負担分も含む全額
納付方法:
前納(6ヶ月・1年・2年分一括)→ 割引あり(約1~2%)
毎月納付(口座振替 or 納付書)
保険料の目安(年収400万円・40歳・東京)
任意継続:月約3.5万円(年42万円)
国保:月約5.8万円(年70万円)
→ 年間28万円節約
任意継続中の注意点

まとめ:任意継続チェックリスト
社会保険2ヶ月以上加入?
退職後20日以内に申請?
国保未加入?
保険料全額払える?
すべてYESなら、即申請!
国保の半額で2年間安心です。
iDeCoと小規模企業共済で老後資金+国保料ダブル節約
iDeCoと小規模企業共済は、掛金全額が所得控除になるため、国保料を下げられます。
iDeCoは個人型確定拠出年金で、月5,000円から自営業は月6.8万円までです。
運用益は非課税、60歳以降に受け取ります。
小規模企業共済は中小企業経営者向けで、月1,000円から7万円です。
退職金代わりで運用利回り約1.5%、国が保証します。
掛金は小規模企業共済等掛金控除として課税所得を減らします。
年収600万円でiDeCo月2万円なら、課税所得が24万円減り、国保料が1.7万円、税金が5万円減ります。
合計6.7万円の節約です。
上限まで掛けると年10万円以上節税可能です。
自治体によっては国保に反映されない場合があるので、役所で確認しましょう。
世帯分離は得する? 損する? リアルな損得計算
世帯分離とは、同じ住所に住んでいても、住民票を別にすることです。
無料・即日ででき、国保料の軽減復活を狙うテクニックです。 「親と同居で軽減が受けられない…」という人に有効ですが、逆効果になるケースも!
ここでは、メリット・デメリット・損得計算・手続き・注意点を、具体例・事例付きで詳しく解説します。
世帯分離とは? 基本ルール
住民票を分けるだけ(住所は同じ)
世帯主を別にする
国保の「世帯単位」計算が変わる
対象:
親子、兄弟、叔父姪など同居家族
別居は不要(住所同じでOK)
2025年ルール:
マイナンバーで世帯情報共有 → 実態調査強化
生計別証明が必要な自治体増
世帯分離のメリット:軽減復活で国保料ダウン① 低所得者の軽減が復活同世帯だと世帯総所得で軽減判定。
高所得者がいると低所得者の軽減が消える。 分離で:
低所得者世帯 → 7割・5割軽減適用
高所得者世帯 → 軽減なし(影響小)
具体例(年収800万円子+年金150万円親):
同世帯:総所得950万円 → 軽減なし → 国保料約90万円
分離:
子世帯:800万円 → 軽減なし → 約80万円
親世帯:150万円 → 7割軽減 → 約9万円
→ 合計89万円 → 親分-21万円節約
② 無職・低所得者の均等割が軽減
無職の兄がいる場合、分離で兄の均等割0円(非課税世帯)
子育て世帯の軽減拡大(18歳未満均等割5割減)
事例:
無職兄(年収0円)+弟(年収500万円)
同世帯 → 軽減なし → 国保料約50万円
分離 → 兄世帯(7割軽減)約3万円、弟世帯約45万円 → -2万円節約
世帯分離のデメリット:均等割2倍・補助消滅① 均等割・平等割が2倍に全員働いている世帯で分離 → 世帯数増 → 負担増 例(夫婦+子2人、年収合計600万円):
同世帯:国保料約60万円
分離(2世帯):
均等割:3.4万円×4人×2世帯=27.2万円(同世帯13.6万円)
平等割:2.7万円×2世帯=5.4万円(同世帯2.7万円)
→ +16.5万円負担増
② 各種補助・給付が消える
介護保険料:2世帯分(高齢者いる場合+数万円)
児童手当:世帯分離で所得判定厳しく(高所得者世帯化)
医療費助成:自治体独自の補助が世帯単位で消滅
住民税非課税世帯の恩恵が分離で失われる
事例:
親の介護サービス費上限が1.5万円→4.4万円に跳ね上がり、月3万円損
得するケース:
高所得者+低所得者(親子、兄弟)
無職・年金生活者がいる
損するケース:
全員働いている
子育て世帯(児童手当減)
まとめ:世帯分離チェックリスト
低所得者いる?
全員働いてない?
仕送り証明できる?
扶養と併用OK?
すべてYESなら、即役所へ!
低所得者世帯の救世主です。 NOなら、扶養 or 国保組合が安全。
減免制度で最大7割カット! 申請しないと損する理由
「国保料払えない…」を救う減免制度は、法定軽減と任意減免の2種類。
最大100%免除も可能で、忘れがちですが申請必須! ここでは、軽減の種類・条件・計算方法・申請手続き・事例を、具体例・2025年改正付きで詳しく解説します。
1回の申請で数十万円戻ることも!
減免制度の2大種類
① 法定軽減(自動適用・低所得者向け)
世帯総所得で7割・5割・2割軽減。
毎年6~7月に自動判定(申請不要)。
軽減判定の所得計算:
総所得=収入-経費-控除(基礎43万円+青色65万円など)
子供加算:18歳未満1人につき**-33万円**(2025年改正)
軽減表(世帯総所得):
210万円以下 → 7割軽減(均等割・平等割)
310万円以下 → 5割軽減
410万円以下 → 2割軽減
具体例(年収300万円・4人世帯・子2人18歳未満):
総所得:300万円-基礎43万円-青色65万円-子供加算66万円=126万円
7割軽減適用 → 国保料70万円→14万円(-56万円)
② 任意減免(申請必須・特例)
失業・災害・病気などで一部or全額免除。
役所申請で最大1~2年。
主な任意減免:
非自発的失業:100%免除(1年)
災害(火事・水害):全額猶予(最大1年)
産前産後:均等割免除(出産前後4ヶ月)
病気・入院:一部猶予(最大6ヶ月)
事業不振:一部減免(所得30%減)
2025年新制度:
子育て世帯:18歳未満の均等割5割軽減(所得割は対象外)
解雇者:給与所得を**30%**に算定(保険料大幅減)
減免の計算方法(法定軽減の例)軽減対象:均等割+平等割(所得割は対象外) ステップ:
世帯総所得を計算
軽減率を判定
均等割・平等割に軽減率をかける
例(世帯総所得250万円・4人世帯):
通常:均等割13.6万円+平等割2.7万円=16.3万円
5割軽減:16.3万円×0.5=8.15万円
→ -8.15万円
子育て加算(18歳未満2人):
判定所得:250万円-66万円=184万円 → 7割軽減
16.3万円×0.3=4.89万円(-11.41万円)
減免申請の手続き(超簡単4ステップ)
役所で相談
→ 国保窓口「減免申請したい」必要書類を準備
法定軽減:自動(通知書確認)
任意減免:
離職票(失業)
罹災証明書(災害)
母子健康手帳(産前産後)
診断書(病気)
申請書提出
→ 審査:1~2週間新保険料通知
→ 遡及適用(最大7年前まで還付可)
オンライン申請:マイナポータルで可能(一部自治体)
夜間相談:午後7時まで(世田谷区など)
国保組合——家族持ち自営業の救世主
国民健康保険組合(国保組合)は、**特定の業種・職種向けの「特別な国保」**です。
市区町村の国保と違い、均等割・平等割がゼロなので、家族が多くても保険料が爆上がりしないのが最大の魅力! 「家族4人で国保70万円…」という悩みを、半額以下の35万円にできる最強ワザです。
でも、誰でも入れるわけじゃない。
ここでは、どんな組合があるか・加入条件・手続き・注意点を、具体例・データ付きで詳しく解説します。
国保組合とは? 市区町村国保との違い国保組合は、同じ業種の人たちが作った「互助会」のような保険です。
全国に約160組合・180万人が加入(2024年厚労省データ)。 最大の特徴:
均等割なし(1人3.5万円×家族分がゼロ)
平等割なし(世帯2.7万円がゼロ)
所得割のみ(5~7%、組合による)
市区町村国保との比較(年収500万円・4人世帯):
市区町村国保:約70万円(所得割+均等割14万円+平等割)
国保組合:約35万円(所得割のみ)
→ 年間35万円節約
保障は同じ:高額療養費、出産育児一時金など。
プラスα:組合独自の給付(例:人間ドック補助)も。
どんな国保組合がある? 主な16種類と対象業種2025年現在、160組合ありますが、代表的なものを紹介します。
建設国保:大工、左官、電気、設備、解体など建設関連
医師国保:開業医、勤務医
歯科医師国保:歯科医
一級建築士国保:一級建築士
文芸美術国保:作家、画家、デザイナー、ライター、カメラマン
理美容国保:美容師、理容師
飲食国保:飲食店経営者、調理師
全日本トラック国保:運送業、ドライバー
タクシー国保:タクシー運転手
クリーニング国保:クリーニング店
薬剤師国保:薬剤師
司法書士国保:司法書士
税理士国保:税理士
柔道整復師国保:整骨院
鍼灸マッサージ国保:鍼灸師
芸能人国保:俳優、ミュージシャン
保険料目安(年収500万円・4人世帯):
建設国保:約35万円
文芸美術国保:約40万円
医師国保:約30万円
国保組合に加入できる人・条件誰でも入れるわけじゃない! 以下の3条件をクリアする必要があります。 ① 組合が定める「業種・職種」に該当
事業内容が組合の対象であること
個人事業主、家族従業員、法人役員・社員もOK
副業でも、対象業種の売上が50%以上なら加入可(組合による)
例:
建設国保 → 建設業許可証 or 工事請負契約書
文芸美術国保 → 著作物掲載証明 or デザイン実績
② 事業を「1年以上」継続(一部組合)
開業届提出から1年経過
新規開業は仮加入(1年後本加入)
③ 市区町村国保に「加入中」または「加入資格あり」
重複加入不可 → 加入と同時に国保脱退
社会保険加入者は対象外
国保組合の加入手続き(超簡単4ステップ)
組合を調べる
→ 全国国保組合連合会 で検索必要書類を準備
事業証明(開業届、確定申告書、契約書)
住民票(世帯全員)
市区町村国保の資格喪失証明書(後で取得)
組合加入申込書(組合HPからダウンロード)
組合に提出
→ 郵送 or オンライン(建設国保は完全オンライン可)
→ 審査:1~2ヶ月国保を脱退
→ 役所に「資格喪失届」提出(組合加入証持参)
建設国保の例:
オンライン申込 → 最短1週間で加入証
月額保険料:約3万円(家族4人でも同じ)
マイクロ法人で節税? でも税務調査の恐怖も…
マイクロ法人とは、1人または少人数で運営する小規模法人(主に株式会社や合同会社)のことです。
自営業やフリーランスが節税・社会保険最適化を目的に設立するケースが多く、年収500万円以上の人に人気です。
でも、「税務調査で否認された」「税理士費用で結局損した」という失敗談も少なくありません。
ここでは、メリットとデメリットを、具体例・データ・事例付きで詳しく解説します。
設立前に必ずシミュレーションを!
マイクロ法人のメリット:節税・保険料・信用の3大恩恵
① 税金の節税効果(所得税→法人税へシフト)
個人事業主の所得税は累進課税で、年収700万円を超えると税率33%以上になります。
一方、マイクロ法人は法人税実効税率約15~23%(資本金1億円以下・所得800万円以下の場合)。
所得分散で、個人と法人の間で所得を分けることで税負担を減らせます。
具体例(年収600万円・独身):
個人事業:所得税+住民税約80万円
マイクロ法人:法人所得200万円(法人税30万円)+個人給与400万円(所得税+住民税40万円)=合計70万円
→ 年間10万円節約
さらに:
役員報酬を経費にできる
生命保険料(全額損金)や退職金(損金算入)で節税
消費税免税:売上1,000万円未満で2年間免税(個人課税事業者から移せば手元資金増)
② 社会保険料の最適化(国保→厚生年金へ)
国保は世帯単位・所得割高めですが、マイクロ法人は厚生年金・健康保険に加入。
給与額を調整して保険料を抑えられます。
例(年収600万円):
国保:約40万円
法人給与400万円:厚生年金+健康保険約60万円(会社負担半分含む)→本人負担30万円
→ 国保より10万円安(家族がいるとさらに有利)
メリット拡大:
傷病手当金・出産手当金が使える
厚生年金で将来の年金増(国民年金より約2倍)
③ 社会的信用向上と事業拡大
法人名義で銀行融資・取引がしやすい
インボイス制度対応がスムーズ
家族を役員にし、扶養控除+給与分散
事例:フリーランスデザイナーが合同会社設立後、法人クレジットカード取得→仕入れコスト削減で年5万円節約。
マイクロ法人のデメリット:リスクとコストが重い
① 税務調査の否認リスク(最大の落とし穴)
税務署はマイクロ法人を「租税回避目的のペーパーカンパニー」と疑いやすく、調査対象になりやすいです。
否認の主な理由:
事業実態がない(個人事業と同一内容)
売上移転が不自然(急に法人売上増)
経費過大計上(自宅家賃全額など)
実例(2024年税務調査):
Webライターが法人で「執筆の一部」を移すが、同一事業と判断→所得否認で追徴課税100万円+延滞税
法人成り後3年以内の調査率は約30%(国税庁データ)
回避策:
事業を明確分離(個人=コンサル、法人=セミナー)
契約書・帳簿を完璧に整備
税理士に調査対応を依頼(追加費用5~10万円)
② 維持コストがかさむ(税理士・登記・住民税)
税理士費用:決算申告で年10~20万円(個人申告+法人で倍増)
法人住民税均等割:年7万円(赤字でもかかる)
設立費用:合同会社6万円、株式会社24万円
その他:バーチャルオフィス年数万円、会計ソフト年1万円
シミュレーション(年収600万円):
節税効果:20万円
税理士費用:15万円
住民税均等割:7万円
→ 実質マイナス2万円(調査リスク別)
③ 手続き・運用が複雑でミスが命取り
決算申告(年1回、法人税・消費税)
社会保険届出(新規適用届など)
給与計算(源泉徴収・年末調整)
廃業時の解散費用:約10万円
副業禁止の会社員は設立不可(就業規則違反リスク)。
最後に:国保料は「高い」けど「安くできる!」
国保料は高いですが、対策次第で大幅に下げられます。
家族持ちは扶養か国保組合、退職後は任意継続、自営業はiDeCoと経費、低所得は軽減と分割が有効です。
払えないと思ったら、すぐに役所や税務署に相談しましょう。
