7月は、親の「慣らし保育」
7月になると、わたしたち夫婦は、少しずつ臨戦態勢になる。
本番は8月。丸々ひと月もある。
子どもたちがほとんど家にいる。いや、一日中家にいるわけではないが、毎日お昼ご飯のことを考えなければならない。むしろ、普段から毎日学校給食を作ってくれているみなさん、いつもありがとうございます。
わが家では、土日は夫が食事担当だ。と言っても、昼は大抵うどんだし、夕飯は決まったメニューの中からローテーションしている。だから、食材を買い揃えておく必要がある。
しかし、夏休み期間中、お昼を毎日うどんで済ますわけにはいかない。にゅうめんやそうめん、袋ラーメンなども織り交ぜるが、基本的には手軽な麵となる。
今でこそ、子どもたちが大きくなり、わたしも平日働きに出ることができる。夫が出社とリモートワーク併用の働き方をしてくれていることも助かっている。ただ、それでも5年以上前は、少なくても平日は2人の子どもたちとワンオペだったわけで、今考えると一体どうやって乗り切っていたのだろうと思う。
だが、最近は少し事情が変わってきた。夫かわたしが家にいるときは、中学生の長男が簡単なことならやってくれている。昼のうどんや夕食の手伝いもかなり頼りにしている。
お菓子の盗み食いなどがちょいちょい発生していたこともあり、子どもたちに全幅の信頼を置くわけにはいかないが、長女も今年で小学生の最高学年になった。末っ娘も小学3年生。親が終始付きっきりという年頃でもない。
少しだけ、子育ても次のフェーズに移り始めたのかもしれない。月に1回は夫と二人で美術館に出かけられるようになってきた。必ずしも家族全員の予定が合わなくなってきているが、それでも、節目節目には家族で出かけている。
毎年、夏休みが終わったらやっている”打ち上げ”が楽しみだ。今年は、少しだけ長男も混ぜてもいいかもしれない。
了(767文字)
凛花さんの『月刊tote』7月号、”7月×暮らしのエッセイ”企画に参加させていただきました!
プロフィール
・灯火(ともしび)
適応障害から復職したベンチャー会社員&パラレルワーカー。メンタルヘルスやアート分野を発信中。

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