「強くない」が、繋いでくれたこと。
「欠席日数 77」
その横に、そっと書く。
「がんばった回数 77」
開けられなかった、77回のあさの扉。
そのたびに、
「生きていてくれるだけで、マルだよ。」
そう伝えてきた。
ほんとうは、
わたしも少しだけ、同じような朝を知っている。
いまでも、強くない身体のまま、ここにいる。
「わかるよ。ママも、そうだから。」
「えっ。そうなの?おなじだね。」
それだけで、
おたがいの心と身体のこわばりが
すこし、やわらいでいく気がする。
その辺で買う薬より、
なんだかすごく効いたような。
「強くない。」が、つないでくれたこと。
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