言の葉を音に

テーマ:はじまりの予感

「空色と夢色」


暖かい風にふかれながら

街路樹の歩道を歩いている

いつも行っているデパートの

目を覚ますかのように

お陽様が照らしている

一緒にこの道を歩いたあなたを思い出した

もう終わってしまったんだ

そう思いながら

偶然あなたの後ろ姿を

見つける

優しくて

凛とした

その背中を見れば

あなただとわかる

でも

知らないふりして

追い越してみた

一瞬のメモリー

時は綺麗に一時停止する

言えなかった言葉は

グラスの中で

弾けて消えて

シュワシュワと漂う

楽しかった日々

あなたの忘れられない笑顔

今でも

ピクセル単位のカラーは

時々の涙を誘う


新しい空色の始まりに

あなたが好きでした

新しい夢色の歌に

あなたの眼差しを

あなたの心に

なにも残らなくてもいい

諦め?

ちょっと違うかも

そんな

緑に萌える若葉に

思わず

笑っちゃったよ