見出し画像

人間関係の「執着」を手放してみたら、なんだかワクワクしてきた話

私は人付き合いが苦手だ。
昔から友人関係は「狭く、深く」を好み、安全基地であることを求めた。

人付き合いが苦手なわりに、一度「この人は安全基地だ!!」と認定すると、その人とだけ長く安定した関係を求めがちであった。
若い頃、学生時代の私は、恐らく人間関係に「執着」を持っていたと自覚している。

なぜ人間関係で「執着」するのか

多分、私は周りから「ダメなやつ」「おかしい人」と否定されたり、「根暗」「陰キャ」などネガティブに捉えられる印象を持たれたりすることに恐怖を感じていた。

要は、周りからどう思われているかをひどく気にするタイプなのだ。

そして、人から嫌われること、敵視されること、去られることも恐いのだ。
専門機関で診断を受けたわけではないが、恐らくインナーチャイルドなどの問題を抱えていると自覚している。

学生時代の頃は、常に味方がいてほしい、受け入れてくれる人がいてほしい、共感してほしいなどの気持ちがとにかく強かった。
ゆえに「安全基地」となる人が現れると、その人と継続して安定した付き合いをしたいと思っていた。

クラスに1~2人親友のような友人ができたら、その子とばかり一緒にいる。
絶対的な味方が常にいてほしいから、彼氏が途絶えない。
と、若い頃の私は、見る人から見れば結構ヤバイ奴であったことだろう。

執着からの解放

私もアラフォーになり、学生の頃のように四六時中一緒にいるような友人はいない。
結婚して子供が生まれ、子育てが忙し過ぎて物理的に密な友人関係が難しいというのもあるが、自分の価値観ややりたいことが分かるようになり、他人へ注ぐエネルギーが減ったことが大きな要因になっていると思われる。
(納税という社会的義務が発生していることも、エネルギーを削られている原因に 笑)

それでもやはり、居心地の良い友人関係は「狭く深く」に変わりないが、「執着」は各段に減った、と感じている。
 
最近の人間関係で「執着からの解放」があった。

私には7年間、すごく仲良くしていたママ友がいた。
私の中では、ママ友ではなく自分の友人に昇格していた。
だが、ここ1~2年で関係性が変わり、現状「友人を失った」状況になっている。
 
めちゃくちゃ個人的な話なので、興味を持ってくださった方のみ、こちらの記事を読んでいただけたら幸いだ。

以前の友人関係に「執着」を持っていた私だったら、絶望でどん底に落ちていただろう。
そりゃ今回も、「寂しい」「悲しい」気持ちにはなった。
7年も仲良くさせてもらっていたのだから。
楽しい思い出がたくさんあるから。

だが、相手あっての人間関係、私にはどうすることもできない。
お互い若く、学生時代であれば、腹を割って話し合い、仲直りすることもできたかもしれない。
けど、それをするにはお互い年を取り過ぎたかな。
(経験を積んだ、という意味で)

縁が切れてしまった。
ただそれだけの話。
 
今まで、私を助けてくれて、安心感を与えてくれたことには心から感謝している。
私と友達になってくれてありがとう。

心を解放してみると

大事な友人を失った今、私はもっと視野を広げてみようと思った。
そりゃ、狭く深く、安心感が得られる友人を持てることに越したことはない。

だけど、まだまだ子供つながり、子供ありきの「ママ友」がありがたい時期でもある。
学校のことを、気軽に聞ける・相談できる戦友のようなママ友って、ありがたいのだ。
 
私は人間関係に「広く、浅く」も取り入れてみようと思った。
たとえば、

  • 授業参観などで学校へ行った際、今まで話さなかった人にも声を掛けてみる

  • 苦手意識のあったママさんにも話し掛けてみる

  • PTAなどの親睦会に参加してみる

「狭く、深く」、安全基地思考の私には、今までに無かった思考である。
 
ちょっとの勇気を出して実際行動してみると、案外気楽に話せたり、楽しめたりするもんだなと気付いた。

実践して「友人が増えたか?」と聞かれたら、増えてはいない。
しかし、「案外、大丈夫」と、ちょっとした自信がついたのは事実だ。

実は今年、上の子の学校でPTAに立候補したのだ。
上の子は中学の部活に入らないから、ママ友や知り合いが増えないなと感じ、思い切って立候補してみた。
最初のクラス保護者会で、無事スムーズにPTA役員になり、活動がスタートした。

まさに出会いと別れの季節だな、と感じた今日この頃である。

人間関係に苦しんでいる方へ

私のように人付き合いに苦手意識があったり、人間関係に悩みが絶えなかったりする方は結構多いのではと思っている。

人から否定されたり、拒絶されたりするのは恐い。
けれど、人間関係は相手あってのことである。
あなたを傷つけたり、違和感があったりする相手とは、縁がなかったと早めに切った方が良い。

去る者を追うことなく、静かに見送ってあげよう。
もし、縁があるのなら、いずれまたどこかでつながるかもしれない。
つながることがなければ、それまでの縁だったということだ。

そして、人が離れていっても、それほど心配しなくても大丈夫。
出会いと別れは常に繰り返す。
別れた人がいても、また新しい出会いがあるのだから。

いいなと思ったら応援しよう!