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花あれば、心躍る⑤

コウヤくんと女の子は お互いに 笑いあったら かたの力が抜けました。

すると、コウヤくんのお腹が 急に大きな音で、

「グルグル―、グルグル―、グルルーン!」とりました。

女の子は 大きな音に ビックリして その後に 声をだして 大笑いしました。

「ヒャーハッハッ。ヒャーハッハッハ!」と女の子は 笑いながら

両手をたたいたり、右手で お腹をかかえて 左手で コウヤくんのかたをたたきました。

女の子の笑い声をきいた コウヤくんも つられて 声をだして 大笑いしました。

「へへ。へ、ハッハッハッ!」

 
コウヤくんは 笑った後に 開き直るように「ぼくはもうお腹ペコペコだよ。」と言いました。


「じゃあ、何か食べ物を探してこようよ。」と女の子は言って

コウヤくんを 引き連れて 小屋の外に出ました。

雨は止み、くもり空の中 2人は ぬかるんだ足元に きをつけながら 小屋を出ました。


すると すぐに 小屋の近くにある 大きな木を見つけました。

その木には たくさんの 赤い果物くだものがなっていました。

その果物くだものは まるで りんごとさくらんぼの 中間のような大きさで 赤くて つやつやしていて かわいらしい 見た目をしています。 まるで りんごとさくらんぼの 三姉妹さんしまいの 次女のようです。

2人は すぐに大きな木に かけよって その赤い果物くだものを 手に取って ガブリと噛んで 口にいれてみました。

「んんー。甘くて、すっぱくて とってもおいしい!」と言って コウヤくんは 次から次へと 果物をとっては 食べました。

女の子も「うんうん。おいしいね!」と言って 次から次へと 果物をとっては 食べました。

たくさん食べて 空腹くうふくが たされた コウヤくんは 
「なんだか、お腹のあたりが ポカポカしてきたよ。」と 女の子に言いました。

すると、女の子も 
「私は あたまが ピカピカしてきたよ。」とコウヤくんに言いました。

たくさん食べて、お腹いっぱいになった二人は 笑い合って いつの間にか
だんだんと 仲良くなっていました。

(続く)

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