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音楽家が関係人口とどう関わるか (2025.11.5 #36)

昨日11/4下北沢の本屋B&Bさんで『関係人口の時代』というイベントに行ってきました。
登壇されたのは田中輝美さん、木下斉さん、進行で日野昌暢さん。関係人口に焦点を当てたお話を田中さんと木下さんで展開するといった内容でした。オーディエンスは会場30人弱+オンラインで60~70名、会場年齢層は30,40代が多く、男性8割女性2割といった印象でした。

きっかけ

関係人口の前に、地方創生の段階から最初に入ったのですが、地方創生,まちづくりへの興味のきっかけは、Voicyパーソナリティでもある木下斉さんの放送をいつも拝聴させて頂いている事と、ビジネスを持ついう夢がある事。今回のイベントは木下さんも直にお話になられるという事で参加を決めたのですが、事前に読ませて頂いたご著書『稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則 』(NHK出版新書)の中にある”まちを一つの会社に見立てて経営する”、”稼ぐ力”に重きをおいているところがビジネスを持つ時に必要なマインドだと思い共感をしたのをきっかけにまちづくりに興味を持ちました。
そして今回のイベントの中心である関係人口は、一大決心して行うものではなく、自分の知見や視野に広がりを持たせるものであり、みんなが出来る事だとも感じました。

イベント内容

木下さんは”狂犬”という異名を持つパッション溢れるまちづくり専門家で、Voicyも日々大変聞かせて頂いている方。
田中さんは関係人口についてご著書をこれまで3冊書かれております。これまでは専門家対象の内容だったそうですが、今回の3冊目は入門者向けに書かれたもの。

イベントはこの3冊目に紐づく内容だったわけですが、当日は関係人口に何故取り組まれているかというところからお話し頂きました。
田中さんは元新聞記者で島根ご出身の方。小さい頃から生まれの場所が人口減少の渦中にあり、地域のニュースは暗いものばかり。劣等感を強く感じて生きてこられたとの事です。2009年に東京支社へ転勤をきっかけに経営者との関わりが多くなり、経営者の多くが”地元に貢献したい”というマインドをお持ちだったとか。そこで貢献の見える化として何か手段はないかという事で今日まで活動してこられたそうです。

そもそも関係人口とは、移住した「定住人口」でもなく、観光客である「交流人口」でもない、特定地域に継続的に多様な形で関わる人々の事。ざっくり言うと特定地域に対して納税、消費、労働を提供する人々です。
具体的には納税だとふるさと納税、消費は地方の特産品を買う事、労働は沢山ありますが例えばその地方で田植えや草刈り等の労力を提供する事がその一つです。
そして農業は関係人口と相性が良く、中でも意外だったのが草刈りが相性良いとの事!普段PCしか触らない人が農作業により身体性を取り戻せ、”ありがとう”と感謝されてハマる人がかなり多いとか!!

御登壇された皆様

田中さんの想いを下記にまとめました。
人口減少と人手不足を解消するには関係人口を増やす事が大切。関係人口は一時的であっても、例えば農業ならば農業に興味を持った人が一時的にも業務を担ってくれる事で労働力が解消される。中にはその事がきっかけで将来移住する人も出てきます。
きっかけは友達作りでもいい。地方と関わりある人がいないならば、Peatixのイベントなどで友達作りに来ればいい。関係人口とは字の如く、その地にいる人との関係を大切にするというのが本来の意。地方に大切な友達がいる、だから業を通して大切な関係を守り続ける、そのマインドで十分。

自分が関係人口とどう関わるか

結論”専門分野で攻める”です。
何故ならば何者かハッキリしていない人が行ったところで、迎え入れる人は何を投げたらいいか分からないから。
田植え作業や農業作業も自身が専門家であれば、言われた事をやるだけではなく提案も出来るので、受け入れ側も専門家として見てくれますよね。

そう考えた時に私自身はクラシック音楽を長年やってきた人間。さすがにクラシック音楽はかなり限定されてきてしまいますが、地方にはその土地独特の民謡やお祭りはあって、その辺りを切り口に地方に関心を持って活動していく事は可能だと思いました。
あとは静岡は個人的に思い入れがある場所。幼少期住んでいて音楽の世界を知るきっかけになった場所。そして何よりも”浜松”というワードは世界的な国際コンクールも開催されている場所で海外でも認知度が高い、そしてピアノ製造のヤマハとカワイの本社がある場所。何かしらクラシック音楽で貢献出来る手段は必ずあるはずです。

私の場合は音楽ですが、皆様にも何かしらの得意分野や興味ある分野があるはずなので、それを切り口に、地方の人手不足解消の一助となれば幸いです。お読み頂きありがとうございました!

番外編

木下さんのルーツを知れる名著でした!!

狂犬で知られている木下さんですが、非常にお優しい方でした!!
書籍へのサインを快く受け入れて頂き、サイン中の質問へも快くご返答頂くだけでなく、何といっても嬉しかったのが「狂犬ツアー首都圏でもやるので是非。」と言って頂けた事!
これからも木下Voicyにて学びを深めさせて頂きます!!

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