デビットカードも一緒に持ち歩かないとダメ:免許切り替えでの教訓
海外に来るとき、これまでは国際免許で運転していました。
でも今回は6か月以上の長期滞在になるため、日本の免許をケベック州の免許に切り替える必要がありました。
これが思った以上に長い道のりで、1か月以上かかりました。
領事館での翻訳からスタート
最初の関門は、日本の免許証の翻訳。
在モントリオール日本総領事館に出向きます。ダウンタウンのど真ん中、巨大なリングのモニュメントが目印のビルの中。空港のような荷物検査があり、「ペースメーカーが入っている」と伝えると、警備員がずかずか歩いてきて…なんと機械のコンセントを豪快に抜いてしまいました。大胆ですが、最短の解決策。
数日後に翻訳を受け取り、次のステップへ進みました。
SAAQ の予約は気長に待つ
免許手続きを担当するのは SAAQ(ケベック州自動車保険公社)。
フランス語のサイトを日本語訳しながら申請、予約確定の返事を10日ほど待ち、返事が来たのは3週間先の予約枠。結局その間は車に乗れません。1ヶ月はかかる覚悟です。
やっと訪れた当日、子供たちの登校より早く、電車とバスを乗り継いで約1時間。集合時間より20分早く着いたのに、すでに長蛇の列。案内もすべてフランス語で、なかなかのハードルです。
まさかの「デビットか現金のみ」
カウンターでの手続き自体は簡単。英語で話してくれました。なぜか目の色を聞かれ、視力検査も「これ読んで」で終了。
ところが最後に支払いでつまずきました。
117ドルを請求され、いつものようにクレジットカードを出すと「デビットか現金のみ」と容赦なく言われます。財布には現金30ドルほど、デビットカードは持ち歩いていません。
窮地に追い込まれましたが、受付の女性に尋ねたところ、最初は「ない」と言われたのですが、その後「マダム!」と呼びかけられ(いつも嬉しい)「少し歩いたところに dépanneur(コンビニ)がある」と教えてくれました。ATMを探し、手数料を覚悟で現金を引き出そうと四苦八苦。何度もエラーになり、機械の前で15分格闘。なぜかというと、クレジットカードでは口座(Checking, Saving) から引き出すことができず、Credit cardの口座から借入をする形でリクエストしなくてはならなかったのです。ようやく100ドルを手にして戻り、無事に支払いを終えることができました。
写真撮影と免許証
その後は写真撮影。無意識にスマイルしてしまうたびに「笑わないで」と注意されながら真顔で撮影完了。4〜5日で免許証が郵送されるまでの間は、紙の仮免許を日本の免許証とともに持ち歩く仕組みのようです。
なんでも教えてくれるバンカー
クレジットカードで引き出すと、利息が20%つくそうです。日本のサラ金並みです。どうしよう、と、口座を開いた近くの銀行の担当者に聞きに行ったところ、今度からは緊急時以外はクレジットカードで下ろしちゃダメだよ、と言われ、手続きをしてくれました。私は日本で口座を開き、送金をしてからカナダに渡ったのですが、その口座をアクティベートするために、到着翌日にその銀行にアポを入れてありました。その担当者がとても親切な方で、本当に細かいことまでなんでも教えてくれる。銀行も夜の7時ぐらいまで空いている。困った時の駆け込み寺みたいなもので、これは本当に助かりました。
得た教訓
こうして無事にケベック州の免許を手に入れました。
1. デビットカードと現金は必ず財布に入れておくべし!
2. キャッシュカードで借入はしないこと
もし、こちらに来てすぐ運転をする必要があれば、国際免許も合わせて持ってきた方が良いかもしれません。私はこれから、こちらでの運転(コミュニティーカー)に挑戦です。
免許切り替えにかかった費用(2025年8〜9月)
領事館での翻訳料:19ドル
免許発行手数料:117ドル


