Jリーグの地域密着と現実
プロスポーツとしてよく比較されるサッカーと野球ですが、チームの数にはかなりの開きがあると思うのです…
サッカーと野球のチーム数
日本のプロ野球(NPB)は全 12球団で構成されています。独立リーグをプロに含めるかという議論はありますが、トップリーグの規模としては非常に引き締まった印象を受けます。
一方でサッカーの Jリーグは、J1 から J3 までの 3カテゴリーで合計 60チームが活動しています。
JFL(日本フットボールリーグ)との間で入れ替えが行われていることを考えると、実質的には JFL の上位チームもプロと同等として扱っても良いのかもしれません。そう考えると、サッカーのプロチーム数はかなりの数になりますね…🤔 野球の独立リーグも JFL の上位チームと同じような感じなのかもしれません。
そう考えると、野球の 12 に対して、サッカーの 60 という数字は大きいと感じますよね?
地域密着とスタジアム問題
Jリーグは「地域密着」を理念に掲げていますが、現実に目を向けると地域的な偏りやスタジアム不足の問題が浮かび上がってきます。
象徴的な事例として、J3 の FC大阪のケースがあります。ホームスタジアムである東大阪市花園ラグビー場の関係で日程調整がつかず、異例の「北九州開催」でホームゲームを行おうとした出来事が、↓ のようにニュース記事になっています。
Jリーグは28日、明治安田J3リーグ第3節・FC琉球戦の開催地が決まらず、最終的にミクニワールドスタジアム北九州で開催されることになったFC大阪の対応について見解を示した。
少し前からこの件は話題になっていたように感じていますが、J リーグ側が求めるスタジアム基準や理念と、地方自治体や現場の整備状況が追いついていない現実との間に大きなギャップがあるように感じてなりません…😥
プロチームの多さと今後の展開
同じ都道府県内に複数のプロチームが存在している状況を見ると、チーム数の上限や配置について制限を設けても良いのではないか、とさえ思ってしまうことがあります。🥺
地域密着を推進する一方で、スタジアムが確保できずに他県でホームゲームを開催せざるを得ないのは、本末転倒な気がするからです…💦
都道府県によって人口が異なるので、受け入れ可能なチーム数も変わってくるのかもしれませんが、↑ のニュースのような状況は、適切とは言えないはずです。
これまでの FC大阪のホームスタジアム確保を巡る背景や東大阪市とのやり取りについて説明されている ↓ のような動画などもありますが、このような状況であるにも関わらず、J2 どころか J3 として活動を続けさせている Jリーグ側の姿勢にも問題があると思います。
少なくとも、自前のスタジアムであるかはともかく、活動場所(試合会場)を確保できないようなチームはチームとして体をなしていない、と言われても仕方がないのではないでしょうか?
現状では、都道府県内に複数のチームがあったり、1チームも存在していないチームがあったりと偏りやばらつきがあるようなので、そういった部分も調整していいんじゃないかと思ったり…
富山県にもカターレ富山という J2 のチームが、「富山県総合運動公園陸上競技場」をホームスタジアムとして活動しています。サッカー専用スタジアムではありませんが、県内に競合するサッカーチームがいないこともあって、冒頭のニュース記事のような状態にはなりません。
また、富山でもサッカー専用スタジアムの新設構想が進められてはいますが、カターレ富山側が前のめりで進んでいない感じが現状把握できているな、とわたしは感じています。
↓ の記事などで富山のスタジアム構想について紹介されていますが、Jリーグ側の制度のあり方、プロスポーツビジネスとしての規模感、そして地域のインフラ整備について、改めて考えなければならないタイミングなのだと思います…
