ドーシャに合わせてアロマで整う
こんにちは
トモ・コーポレーションのnote担当です。
当社は世界各国から手作りの雑貨を輸入し、
雑貨屋さんに卸している輸入雑貨専門の卸売りの会社です。
”aroma"は、古代ギリシア語で「香り」を意味しています。
古くから人々は香りの持つ心と体を癒し、整える力を見出していました。
エジプトでは紀元前1,500年の古代文書にはアロマを用いた最古の体臭を
消す調合が記されていたそうです。
また香りは信仰にも結びつき、エジプトの神々にはそれぞれ異なる香水が割り当てられていました。
香りは個人の癒しだけでなく、共同体の信仰、そして衛生状態の改善に用いられていたことはどの文明においても共通しています。
現在でも、アロマは私たちの身近に潜み、日々の暮らしに彩りを与えてくれています。
ハンドクリームのほのかな香り、シャンプーや化粧品の香りなど、、。
本格的なエッセンシャルオイルをブレンドせずとも、
自然に香りを身に着けていることが多いのではないでしょうか。

トモでは2025年秋の新商品として、インドの香料ブランドである
Organic Goodnessのアロマオイル、ソイキャンドルを販売することになりました。
香りの展開としては6種類、
パチュリバニラ、ローズ、ジャスミン、サンダルウッド、オレンジ、アガウッドです。
今回の記事ではアーユルヴェーダのドーシャごと
それぞれの香りをご紹介します。
アーユルヴェーダとドーシャ
インド古代医学であるアーユルヴェーダにおいて、人間はドーシャと呼ばれる体内に流れる3つのエネルギーのバランスを取ることで健康を保っているとされています。
人それぞれ生まれ持った本質的なドーシャのバランスは決まっています。
しかし外部の環境や日々の生活習慣によって、そのバランスが大きく乱されることで体に支障が出てくると考えられています。

3つのドーシャについて、もっと知りたい!という方はこちらの記事も合わせてご覧下さい。
また自分がどのドーシャに属しているのかを簡単に知ることが出来るサイトもございます。
ぜひ、ご自身のドーシャをチェックしてみてくださいね。
ドーシャとアロマ
アロマオイルには、ノートと呼ばれるオイルの揮発性を表す3つの分類が存在します。
揮発性とは常温のもとで液体が蒸発し、気体になる性質のことです。
アロマオイルを部屋に置いておくだけで香りが広がるのは、オイルの持つ揮発性に由来しています。
揮発性に基いた3つの分類は揮発速度が速いものから順にそれぞれ、トップノート、ミドルノート、ベースノートと名付けられています。揮発速度が遅くなるにつれて、香りの継続時間は長くなります。
アーユルヴェーダの3つのドーシャは、それぞれ各ノートに対応しています。図を参照しながら、それぞれのドーシャに適する香りのノートを見ていきましょう。

トップノート:カファ
トップノートに属する香りは、3つの分類の内揮発速度が最も速いです。
ブレンドされたオイルの場合、香りの第一印象を決定する
「先立ち」の香りです。開封したその時からすぐに香りが届き、20分程度継続します。爽やかで軽やかな印象を持つ柑橘系やハーブ系の香りが多いです。
トップノートは、カファ体質の方々に適しています。
カファという言葉が「水」に由来している通り、カファが過剰になると
むくみやだるさ、体重計の増加など体への溜め込みによる不調が発生します。また頭が重くなり、思考が鈍くなることもあります。
心の症状として、執念深い一面や、保守的、頑固さなどが現れてきます。
こうした症状に対し効果的なのがトップノートに属する以下の香りです。
・柑橘系のすっきりとした香り
-グレープフルーツ、オレンジ、レモン
・苦み、渋みを伴ったハーブやスパイスの香り
-ローズマリー、バジル
・葉や樹木から抽出された速度の速い香り
-ティートリー、ユーカリ、レモングラス
ミドルノート:ピッタ

ミドルノートに属する香りはブレンドされたオイルの場合、それぞれの香りのバランスを調整し、全体の軸となります。フローラル系やスパイス系の香りが多いです。トップノートの香りが届いてきた数分後から、1時間程度続きます。
ミドルノートは、ピッタ体質の方々に適しています。
ピッタは「火」を意味する通り、情熱的で活動的な性質を持っています。
ピッタが過剰になることで起こる症状としては、炎症などの皮膚トラブルや
目の充血、若白髪などがあります。
またピッタが体の消火活動を担うエネルギーであるため、不消化や下痢など消化器系のトラブルも起こりやすいです。
心の症状としては、イライラや嫉妬心が増加します。
こうした症状に対し効果的なのがミドルノートに属する以下の香りです。
・冷却、鎮静効果のあるアロマ
カモミール、ラベンダー、ローズ
・やや苦みがあるハーブ系
メリッサ、クラリセージ、
・花や葉から抽出した、揮発速度が中程度のアロマ
ネロリ、イランイラン、ペパーミント、ジャスミン
ベースノート:ヴァータ
ベースノートに属する香りは、香りに奥行きをもたらし、全体を安定させる役割を担っています。揮発性は最も低いため、香りはゆったりと立ち上がります。安定的な持続力があるため、長時間香りを楽しむことができます。
木材を原料としたウッディ系や樹脂系の香りが多いです。
ベースノートは、ヴァータ体質の方々に適しています。
ヴァータという言葉が「風」や「動き」を表す通り、変化への順応性やあふれ出る好奇心、想像力を持つという性質があります。
しかしヴァータが過剰になると、冷え性や肩こり、生理不順や便秘傾向が現れます。
またヴァータは、風を取り入れ体の中に流れを起こすエネルギーであるため
呼吸器や、循環器系のトラブルが起こることも多いです。
心に表れる症状としては、極度の不安や恐怖、緊張感などが挙げられます。
こうした症状に対し効果的なのがベースノートに属する以下の香りです。
・木の根や芯材から取れた重厚な揮発速度が遅い香り
サンダルウッド、ヒノキ、シダーウッド、アガウッド
・甘い樹脂や木の香り
ミルラ、フランインセンス、パチュリ
またヴァータが引き起こす不安には、ベースノート以外の香りも
取り入れることで心をより落ち着かせていきます。
・心へ働きかける香り
ネロリ、レモン、ラベンダー
まとめ
今回はアーユルヴェーダのドーシャごとに適したアロマを、3つのノートに合わせてご紹介してきました。
ご自身のドーシャや体の状態に適した香りを選ぶことで、心と体の調節を行うことができます。
とっておきのアロマと共に、香りからも日々の暮らしに彩りを取り入れていきましょう。
参考
"きはつ‐せい【揮発性】", 日本国語大辞典, JapanKnowledgelib,
(参照 2025-12-05)
アーユルヴェーダライフデザインスクール、『暮らしに活かすアーユルヴェーダ ー実践編-』、2017年6月、『アーユルヴェーダ的アロマテラピー辞典』使い方と効果、よく使われる精油を完全網羅!](参照2025/12/10)
風のようにゆるりと、『アーユルヴェーダ×アロマセラピー 体質事の精油の選び方ガイド』、2025年6月、アーユルヴェーダ×アロマセラピー:ドーシャに効く精油の選び方ガイド - 風のようにゆるりと(参照2025/12/10)
TimelessEdition、『香りのノート(揮発速度)とブレンド|エッセンシャルオイル・アロマの基本』、香りのノート(揮発速度)とブレンド|精油・エッセンシャルオイル・アロマの基本 | Timeless Edition(参照2025/12/10)
nose life、2023年7月28日、『アロマオイルの秘密:トップノート、ミドルノート、ベースノートを理解する』、アロマオイルの秘密:トップノート、ミドルノート、ベースノートを理解する - nose life|ノーズライフ|アロマブランド(参照2025/12/10)
