推しを世界で一番可愛く描けるAIは、自分自身だった―AIにやられた絵師の復活記―
※このnoteは有料ですが、途中までは無料で読めるのでお気軽にどうぞ。
長年絵は描いている。
それなりにフォロワーも増えたし評価もされてきた。
なのに、楽しく描けない。今まで描けていたはずのものが描けない。とりあえず描き始めてはみるけど途中で「あー!やっぱりだめだ!」ってなる。
あるあるですよね。
なんで描けないんだろう?とか悩む必要もありません。答えはシンプルです。
余計な判断をしているから。
描き始める前からすでに、これはいい絵になるか?という判断が入ってしまう。描いている途中も、ずっと採点している。だから筆が止まる。だから楽しくない。
これは、長年描いてきたからこそ起こる苦しみでもあります。描き始めた頃は、そんなこと考えなかった。ただ描きたいから描いていた。上手くなるにつれて、判断が先に立つようになっていった。
スランプ脱出とかやる気を出す方法として「とにかく描く」というのは悪手です。
5分だけ描くとか線1本だけでも描くとか。
それ、要は我慢してでも描けってことですから。
そのまま描き続けるだけじゃ、判断は消えない。
さらには完璧主義をやめなさい、
下手でもいいから描きなさい、
そんな話もある。
最悪です。
あのね、俺らは「いい絵が描きたいんだよ!!!!!」
持ってる実力しっかり発揮して、前みたいにいい絵が描きたいの。
いい絵じゃないとダメなの。
我慢と妥協で出来上がったゴミ絵に萎え萎えになり、「やっぱりダメだ」と自信をなくす。
描けば描くほど悪化していく。
じゃあどうするのか。
答えは、力を抜くことです。
いい絵を描きたいと思う気持ちは、大事にしていい。その気持ちは正しいし、その気持ちがあるからこそここまで描いてこれた。
ただ、いい絵を描くためにこそ、一度力みを抜く必要があるのです。
描くプロセスから判断と力みを抜いていく。そうすると、自分の中に眠っていた力が本気で使われるようになります。
わたしはそれを、これから語る経験から学びました。
①矛盾の告白
はい、すみません。
わたくし、ついに描けなくなってました。
きつかった。もう10年以上は描いてきましたが、こんなに描けないが長く続いたの初めてで…。
なぜ描けなくなったのか?
まあ、原因はヤツです。
AI絵です。
AI絵にやられていく同志を
たくさん見てきましたが、
ついに自分も…。
だってもう、出始めた頃より
どんどんレベル上がってるんだもの。
勝てないよ。しかもマイナージャンルだろうと構わず侵食。わたしの推しがめちゃ上手い絵でたくさん見られるのは嬉しい、嬉しいけどッ…!!
ふぅ。
以前、わたしはこんなことをnoteに書きました。
「AIの絵も毛嫌いせずに見るべき。いい絵を見た方がやる気になれる」
嘘ではありません。でも半分は、自分に言い聞かせていました。
本当のことを言います。自分が何時間も、何日もかけて描く絵を、AIは一瞬で作ります。それが怖かったし、つまらなかった。
自分の絵、イラナイんじゃね?ってなった。
pixivではAI絵を非表示にできます。でもそれだけは絶対にしようとは思いませんでした。それをしたら負けだと思ったから。
それに正直に言うと、AI絵には個人的にかなりお世話になっています(笑)。見たいけど描いてくれる人が少ないジャンルの絵が、上手い絵で見られるようになった。それは心から嬉しかった。
怖いし、つまらないし、でも嬉しい。
AIに対してそういうぐちゃぐちゃした気持ちを抱えたまま、わたしはだんだん描けなくなっていきました。
②迷走期
描けなくなってから、「絵を描くのが楽しくなくなった」と検索しました。
出てきた答えはこういうものでした。
「下手だから楽しくないのでは」
「いいねなどの評価を気にしないようにしよう」
「SNSから離れてみよう」
「少し休んでみよう」
そうじゃない、と思いました。
下手だった頃も、評価されなかった頃も、絵を描くのは楽しかった。今の方がずっと上手いし、pixivのフォロワーは5万人います。嬉しいコメントもいいねもたくさんもらっています。
評価は気にするべきだと確信しています。評価を上げたい、上手くなりたいと思えたから、ここまでこられた。評価を気にしなくなったら、成長も止まります。
休むことも試しました。休みながら人の絵を見たり、アニメを見たりして気持ちを高めようとしました。でも描けない時はいくら休んでも描けなくて、延々と休むことになるだけでした。
ひとつだけ、やらなかったことがあります。AI絵を見るのをやめること。避けること。それだけはしてはいけないと思いました。
これからの未来、AI絵が消えることはありません。
逃げた上での復活では意味がない。AI絵と向き合った上で、また描けるようになることに意味があると思っていました。
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10年以上描いてきて、“描けない”をずっと回避してきたわたしが、描けなくなった。
AI絵という脅威。
と・こ・ろ・が。
ついに解決しました
解決法を見つけて、今は描ける自分を取り戻しています。だから筆を執った次第です。もちろん、AI絵と共存しながら!
その経緯と具体的な解決法、このnoteで全て公開します。
このnoteはこんな方におすすめです。
・AI絵の上手さにやられて、描く気持ちをなくしてしまった
・長年絵を描いてきて、それなりに評価もされているのに描けない
・精神論じゃなくて、具体的な方法が知りたい
・いい絵が描きたい。でももうどうしていいかわからない
逆に、こんな方は読まないでください。
❌・絵を描き始めたばかりの方
❌・AIが嫌いで、関わりたくない方
❌・絵は努力と根性で描くものだと思っている方
どうやって力を抜いて、また描けるようになったのか。具体的な方法を続きに書きました。
念のため言いますと、AIに絵を描かせてレタッチするとかじゃありません。
今でも手描きでしか描く気ありません。
わたしはAI絵を見るのを楽しみながらも、一生絵師として絵を描く人生を謳歌します。同志の方だけ、この先をお読みください。
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