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イギリスで尊厳破壊される英会話講師が見たいですか? ~今日の1枚~


今日の1枚

イギリスを支配しているコスタコーヒーのホットチョコレート(L) ~マシュマロ、ホイップ、オプション全部盛りを添えて~

これ、1200円。

違う、こんなはずじゃなかったんだ。
おかね…かえして…

留学初期のあるある挫折エピソードですか

イギリス、とりわけ今いるマンチェスター周辺は、どこに行ってもコスタコーヒーがある。そして、クリスマスのコスタコーヒーには素敵なポスターが貼ってある。

そう、クリスマス仕様の限定ドリンク…!
赤と緑のスプレーが掛かった、キャラメルナッツ味のホットココアとラテである。
海外でわざわざチェーン店に行くのは悔しいけど、季節限定となれば話は別。ぜひ飲もうとドキドキワクワクでコスタコーヒーへ出かけた。

ドキドキの内訳は、イギリス英語がチンプンカンプンすぎること。
いちおう、英会話講師で生計を立てているくらいには英語ができるほうなのだが、イギリスに来てからというものスムーズに会話できた試しがなかった。

そしてその不安は見事に的中する。注文がうまくいかなかった。
メニューが置いてあれば「これ」と言えるのだが、あいにく置いてなく、あれよあれよという間に巨大サイズのオプションてんこ盛りホットチョコレートが完成した。ホットチョコレートという部分しか伝わらなかった。

これが思いのほか堪えた。

なんで私はこんな留学初期のあるある失敗みたいなことをしてるんだろうか、英語の先生なのに…と。
そんで、こうやって挫折を味わっているのがまた留学初期っぽすぎるよな…とも。私、英語の先生なのに…!

おかえり、留学コンプレックス

国内だけの勉強で英語の先生にまでなったのは、小さい誇りだった。
「先生、どこの国に住んでいたんですか」と尋ねる生徒に「日本にしか住んだことない」と言ったとき、彼らの目に希望が宿るのを見るのが嬉しかった。
コロナ禍、「どこにも行けないや」と絶望しながら英語の勉強を続けていた昔の私に、「勉強したおかげで将来のあなたは手に職つけて世界を旅してるんだよ」と思えることが救いだった。

でも、やっぱりダメなのかも。
日本国内だけで勉強した英語じゃ、通用しないのかも。
これまでの努力への無力感や自分への失望も感じるし、何よりも生徒のことまで裏切っているような気分になる。
英語圏で通用しない英語を教えているんですか、私は。

あれだけやって勉強が足りなかったとは思いたくない。国内で自力でやれるすべてをやってきたはずだ。そんな勉強じゃ足りなかったよ、だなんて、割と絶望的な状況でそれでも頑張っていた昔の私が可哀そうすぎるじゃないか…。
それで自分を守ろうと「やっぱり英語圏で留学できてれば」…と留学できなかったことを言い訳にして逃げてしまうのもなんだか嫌だ。
しばらくの付き合いになった留学コンプレックスとは今回の旅で区切りを付けられそうだったのだが、ここに来てまた。

私はいつまで留学できなかったことを擦って言い訳にすれば気が済むんだろう?
お金稼いだら英語圏で修士をやろうかな…と思ってみるけど、英語を学びたいだけなら修士に行く必要は少なく思えるよなあ。

おまけ イギリス生活の近況

それはそうと…

私は旅には絶対に日記帳を持って行く。
色々な気付きや心境の記録は、読み返すと面白い。とくに独り旅では嫌なことがあったとき、書くことで気分がマシになったりもする。
そんな日記は、不満や苦労が多ければ多いほど長くなる傾向がある。
通常、その場所で数日が経つとだんだん慣れてきて文章は短くなっていくのだが、インドに行ったときなんかは毎日ギッシリ何ページも書いていたり笑

何が言いたいかというと、イギリス、めっちゃ快適なのだ。
書こう書こうという気持ちが駆り立てられないということは、ほとんど不満もなく平和に暮らしているということ。
コスタコーヒーで辛酸、もといホットチョコレートを舐めるまで、日記もnoteもしばらく書いていなかった。

そういうわけで、多少近況を書き添えておこうと思う。
いかにこの場所が快適か。

まず、水道水が飲める。飲めるしうまいのだ。最高。
そして、スーパーに欲しいものがちゃんと売っている。売っているし、吟味せずに買っても大丈夫なのだ。多分目隠しで買い物しても大丈夫。最高。
さらに、きれい。道も建物も、すべてに手入れが行き届いている。最高。

ぱっと思いつくだけでもこれだけ最高な要素がそろっている。

不満があるとすれば、芝生が常にびちょびちょで座れないこととか、大型のスーパーまで1時間歩くか片道400円のバスに乗らないといけないことくらいのもの。あと、コスタコーヒーで注文に失敗した。

天気は思っていたほどは悪くない。ずーっと曇りだと思っていたが、申し訳程度の晴れ間が見られる。ただ気温はかなり低い。最高気温は3~4℃で、最低気温が氷点下になる日もザラにある。暑いより寒いほうが好きな私としては無問題だし、スーツケースの肥やしになっていた冬着がようやく役に立って嬉しい限り。
物価も安くはないけれど、恐れていたほど高くもない。買える物のクオリティを考えれば、安らかである。日本といい勝負なんじゃないだろうか?

そんなわけで、苦労はありつつも結構楽しいイギリスライフを送っています。もう来週には出発しなければいけないのが惜しいほどで、夏あたりにぜひまた来たい。夏に来たらたくさんある芝生も乾いて気持ちいいんじゃないだろうか…!

来週の出発まで、愛すべきイギリス英語にリベンジしたいと思います。
もう1回行くから待っていろよコスタコーヒー…

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富田百 もらったお金で色んな国の珍しいアイスを買って記事にしようと思います