タクティクスオウガリボーン チャプター1をプレイした内容と評価
SFC時代からリリースされていた、スクウェア伝説の名作。現代風に新しいルールなどが追加された「タクティクスオウガリボーン」をプレイした感想。
とりあえず、1章のまとめ
「僕にその手を汚せというのか?」という意味深なタイトルだが、最後までプレイするとよくわかる。
舞台 ゼテネギア
チャプター1 僕にその手を汚せというのか? 人物、勢力を解説
主要人物とその関係性をとりあえず、まとめた。これでもすべてを解説しきれていません。
デニム(主人公)
アルモリカ城にとらわれたロンウェー公爵を助けたい。ガルガスタンに捕まっている。
港町ゴリアテ出身のウォルスタ人から、ロンウェーを助けた際「ゴリアテの英雄」という異名をもらう。
破竹の勢いで、ガルガスタンの兵を倒していくものの、バルマムッサでロンウェーの作戦に異を唱え、虐殺の汚名を着せられて、懸賞金をかけられることになる。
ヴァイス
ウォルスタ人、虫けらのように扱われている。
ウォルスタ解放軍の戦士として復讐を誓う
暗黒騎士団は1年前にヴァイスの町を焼き払い、住人を惨殺したらいい。
猪突猛進で、軽装なのに敵につっこんで撤退しまくって、勝手に撤退する困った奴。
声優つながりだが、血の気が多く、自分の目的のために簡単に裏切る、過去にこだわりすぎているということで、まんまナルトのサスケである。
カチュアに恋心、カチュアが、デニムにそそぐ姉としての愛情に深い嫉妬を抱いており、ロンウェーにつくことで、あっさりとデニムを裏切った。
カチュア
僧侶でデニムの姉、弟のためなら嘘を使ってでも守ろうとする。
血気盛んなヴァイスを危険視しており、戦争で同胞を失ったことから、弟だけは失うまいと立ち回る。
ロンウェー公爵
ガルガスタンを憎みながらも冷静にウォルスタ兵を指揮する指導者。
デニムたちの活躍を受けて、彼らを兵士として正式に採用する。
若者のデニムたちに対しても丁重に扱うなど、物腰の柔軟な姿勢もあり、親書1つで、タルタロスを言いくるめるだけの交渉術も持ち合わせる。
しかし、あくまでウォルスタ第一至上主義であり、さらに「戦うウォルスタ人」を尊重している。
そのため、バルマムッサで戦闘放棄せず、ガルガスタンの奴隷となった同胞をガルガスタンの兵士に扮して皆殺しにすることで、ウォルスタに戦況を傾かせた。
策士ではあるが、目的のために手段をえらばない。
騎士ラヴィニス
レオナール同様にロンウェーの部下だが、ガルガスタンと混血らしく、肝心な密命を聞かされていない。
ランスロット・タルタロス
片目。ロスローリアンの指揮者。カチュア、デニムの父親の仇でもあるが、誤情報によって殺してしまったことを詫びている。
ローディスの君主、サルディアン教皇直属の近衛騎士団
暗黒騎士団ロスローリアン(本国から派遣された)
タルタロスの国、ローディスはバクラムと組んでいるが、タルタロスからみれば、バクラムが自らの手を汚さず、ローディスに戦争を押し付けているので、快く思っていない。
ガルガスタン(国)
一生で、デニムたちウォルスタ人の対立している。
他国を侵略し、植民地化して領土を拡大していく典型的なファンタジーの帝国。
残虐非道というわけではなく、奴隷となったウォルスタ人はそれで平和が保たれていくなら、戦乱になるにはいいというぐらいの統治はしている。
また道中で戦う兵士は騎士道、正々堂々を信条としている。一方で怖気ついて逃げるものは同胞あっても容赦なく切り捨てる。
ブランタ・モウン
バクラム人の指導者、ガルガスタンとウォルスタの争いに興味はないというが…
ランスロット・ハミルトン
東の王国ゼノビアからやってきた聖騎士。ゼノビアの騎士だが、王国から追放された罪人扱いされている。
数年前の遠征中に妻を亡くしている
カノープス
風使い、有翼人(ゆうよくじん)で人より寿命が長い
ハミルトンの部下だが、デニムたちを支援したことがきっかけで、そこから同行する。
デニムが犯罪人の汚名を着せられてもなお同行している。
ウォーレーン・ムーン
占星術師
ミルディン・ウォルホーン、ギルダス
ゼノビアの騎士
騎士アガレス
最初に戦うボス。
ガルガスタンの人間。
自分たちの力でことをなすというプライドのせいで、死ぬことになる。
金をつんで、ランスロットたちを買収できたかもしれない。
騎士道精神にあふれているようにみえるが、今わの際に「ウォルスタの豚どもに負けるとは」と言い残している。
プレザンス神父
とらわれた騎士レオナールを助けにかけつけている。
レオナール・レシ・リモン
アルモニカ騎士団。ウォーレンによって救出指示があり、救出後は、デニムたちの先輩騎士として交渉などを先導している。
レオナール救出後、バクラムとロスローリアンのいるフィダック城に行くように公爵から指示される。
ガルガスタンと1対1で戦うために、ロスローリアンと非干渉条約を結ぼうとする。
バクラムは問題ないものの、暗黒騎士と条約を結ぶことはデニムたちにとって親の仇であるため、承服しにくい。
システィーナ
ヴァレリア解放戦線
亡きドルガルア王を信奉するバクラム極右組織のメンバー
バクラム内部で現政権に反対するもの
現政権のプロパガンダにより、残虐なテロ組織という扱いになっている
バルマムッサ(土地、1章最後)
ガルガスタンが作ったウォルスタ自治区。実際は奴隷のように働かされている。
ロンウェーの命により、彼らを助けて武装蜂起させようとしたが、バルマムッサのウォルスタ人は戦争によって心を疲弊しており、家族を失い争うことを放棄していた。
レオナールは、ロンウェーから極秘の指令を受けており、武装蜂起しなければ、ガルガスタン軍を装い、皆殺しにしろという。
そうすることで、一枚岩ではないガルガスタンの反乱軍を刺激するし、他のウォルスタの同胞も奮起させる可能性がある。
ストーリー評価
1章とは思えないほど、濃ゆくぎすぎすした人間関係になっている。
どの国もまったくもって一枚岩ではなく、常に極右と反乱軍に分かれているような構図になっている。
機動戦士ガンダムのように勧善懲悪ではなく、ただそれぞれの立場が存在するというストーリーだ。
ちゃんと人物解説をゲーム中に見ることができるのと、ムービーなどはほぼなく、端的な会話で、要所がどうなっているか解説されている素晴らしい説明力。NTEと原神は見習ってほしい…
1章だけでも映画1作分の重厚な物語を堪能できる。人によってはゲームにおけるもっともすぐれたシナリオとうい評価をする者がいるのもうなずける。
タクティクスオウガリボーン 1章 戦闘システムの評価
筆者はシュミレーションゲームがあまり上手ではなく
FE封印の剣
トライアングルストラテジー
決戦
バルダーズゲート(シュミレーション要素が強い戦闘のため)
以上はクリアまで遊んでいる。トライアングルストラテジーは非常に素晴らしい作品だった。
さて、シュミレーションゲームの序盤なので、まだ操っていないクラスであったり、要素は残っているものの
バフカード
ユニオンレベル
チャリオット
基本クラスの性質
魔法、弓遠距離攻撃
初歩的な要素は遊んだのでその感想を述べていく。
バフカード
古参勢にとってはかなり賛否両論な要素となったバフカード。
フィールド上にランダムにカードが出現し、カードのマスにとまることでカードに記載された能力を得る。
1章だと、クリティカル率アップと、直接攻撃アップがとにかく強い。直接攻撃アップはダメージが1.5倍になるのでこれだけで戦況が変化する。
敵にとられて窮地に陥る場合もあるが、ポイントは「火力が上がるが防御力があがるわけではない」ということで、集中砲火すればなんとかなる。
このランダム要素がある影響で、とりあえず初期位置で待ち構えるプレイでは非効率になり、積極的にバフカードを取りに行くアクティブなプレイが求められる。
1章の段階ではまだストレスはなく、面白い要素だなと純粋に思った。
ユニオンレベル
タクティクスオウガリボーンはレベルキャップが存在しており、一定のレベル以上上げることはできない。
これにより、レベルを上げてごり押しする戦法は封じられている。
死にゲーでいえばSEKIROみたいなシステム。ゲームの用意された難易度を味わってくれというもの。
1章ではまだボスが理不尽な強さではないので、まだよくわからない。
演習という経験値だけを稼ぐ要素があり、AIで放置プレイしていれば、レベル稼ぎは苦にならない。
チャリオット
回数制限はあるが、ピンポイントで前のターンに巻き戻せる行為。
選択する呪文をミスしたり、味方が集中砲火を浴びて失った場合に巻き戻せる。
救済措置というよりは、このチャリオットありきの難易度だと思う。人によっては縛っている人もあるが、せっかく用意されているので活用させてもらっている。
チャリオットがあることで、こまめに戦闘中のセーブロードはできず、中段セーブしかできない。
ちなみに、ユニットが死亡した場合3ターンの猶予が与えられ、その間にクリアするか、戦闘不能を回復するアイテムを別のユニットが隣接して使うことで復帰することができる。
段差のある移動システム、敵味方入り乱れるターンバトル
現在でこそ、タクティクスオウガの影響もあるが、このようなシステムは目新しくなくなった。
当時は、FEのように平面マップで、味方ターン、敵ターンがはっきりと分断されていた。
移動に関してはかなり不便で、移動マスも少なければ、少しでも段差や水面があれば超えられないユニットが多い。
そのため、空を飛べるカノープスに依存し続ける戦闘になる。
魔法、弓の遠距離攻撃の特性
リボーンになって、弓が弱体化されたらしい。高さを利用して、範囲と火力が結構あったとか。
しかし、弓が強いというのは単調になってしまうし、1章でさえも敵が高所で、こちらが低所からスタートするという明らかに不利な状況でスタートするので、今回の弓の改変は良かったかもしれない。
ではアーチャーは不要なのか?といわれたら敵の魔法使いや僧侶をピンポイントでダメージを与えるという存在として必要になってくるし、レベルがあがれば火力も多少上がる。
最初こそ、ナイトやバーサーカーに1ダメージしか与えられず、驚いたが、適材適所で使えということなのだろう。
魔法に関しても、投射型、放射型とわかれており、前者は直線に飛ぶ。範囲に味方がいたら味方にあたってしまう。放射型は確実に選んだマスに攻撃するが、MPの消費量が多い。
弓も似たよな性質を持っている。
まだ序盤なので、魔法も弱いものが多く、妨害系も50%ぐらいで安定しない。
初心者にとっては、ナイトやバーサーカーを並べてタンクを活用する戦法は戦いやすい。
タクティクスオウガ1章でやめる人はあまりいないかもしれないが、プレイヤーだけでユニットを動かす状況になってから、クラスチェンジも自由にできたり、スキルや魔法を何を使うか、かなり初期から自由度の高いゲーム性になっている。
