ドールハウス 理屈屋でも楽しめるホラー映画
ウォーターボーイズの矢口史靖(やぐちしのぶ)氏が、監督、原案、脚本し、長澤まさみ主演のホラー映画。
興行収入19億だから一般的に言えば成功。
ホラー映画レビュワーの口コミも上々。
みたかったが、Amazonプライム入りしたので、見ることができました。
感想はタイトルの通りです。
あらすじ、ネタバレはウィキペディアの方でがっつり解説されているので、ネタバレ含む感想や考察になります
ドールハウスの面白さ どうしたら、悲劇から抜け出せたかを考える余地がある
ホラー映画はそこそこ見るのですが
超常現象とか、SFとか、不思議な力が働いた…だけで終わるものはあまり好きでなく
「何が起こっているのかわからないから怖い」
というより
「何が起こっているかわからないから興ざめる」というタイプの人間です。
フィクションとはいえ、劇中内での理屈が通っていたらそれでいいと思う人間です。
ドールハウスは、なぜ主人公が購入した人形が呪われていて、髪の毛や爪がはえかわったりするのかという一応理屈はあります。
真相は90~100歳のおばあちゃんでしたみたいなものも、勝手に動けると考えればフィジカルよすぎですがなんとなくわかります。
不幸を回避する方法も
「封印するお札をはりまくったケースにいれて、燃やして供養すれば問題なかった」
「逆に人形を大切に扱わず、乱暴に扱って売却しなければ呪われなかった可能性がある」
みたいな、光明も見えているような気がして、結構面白かったです。
友人と見ながら、「無理心中させられた母と一緒に埋められたり、父親が自首せずに罪をかくすためにパーツを人形にさせられたんだから、娘は親のこと怨んでるだろう」って予想が当たったので、個人的に満足です(笑)
ドールハウスの怖さについて
ジャンプスケアが0ではないですが、ジャパニーズホラーらしくジャンプスケアは極力排除し、いつ人形が動き出すかわからないというところをじらしながら、ちゃんと緊張感を保った作品だなと感じました。
脳裏にこびりつくような怖さかなといわれたら、冒頭の洗濯機に娘が閉じ込められて死んでしまったという点が、個人的に恐怖のピークだったような気がします。
物体に情や怨念が宿るという日本的な解釈というホラーですが、「邪悪なトイストーリーだな」って思ってみてしまったら、怖さが薄れてしまいました…自己責任。
理屈屋がみても面白いの反対で、超常現象的な要素は少なめであり、そこが物足りないという人はいそうです。
