母乳拒否の我が子が、完母になるまでに助けられた3つのもの
母乳拒否だった我が子
息子は、母乳拒否だった。
生まれて間もない頃、産院ではまずミルクで授乳を行う。
そのせいか、哺乳瓶の吸い方にすっかり慣れてしまい、いざ母乳をあげようとしたら、全く飲む気配なし。
入院中、助産師さんは何度も授乳指導をしてくれた。わけがわからず泣き叫んでいる息子を、容赦なく胸に押し付けて、感覚を覚えさせようとする。
しかし努力は実らず、そのまま退院を迎えた。
里帰り先の実家に帰ってからも、
母乳→拒否→大泣き→ミルクのループ。
息子に栄養を届けたいだけなのに、泣いて嫌がる息子を見ていると、なんだか悪いことをしている気分になる。
夜中の授乳では、息子の叫び声で母が起きてきて、
「ほら!頑張って吸うのよ!チュッチュクチュ〜!」と全力応援。
余裕ゼロの私は
(チュッチュクチュ〜ってなんぞ…)
と内心荒れていた。
更に息子が母乳を飲めないことで、胸に痛みやしこりを感じるようになり、乳腺炎寸前に。
連日の寝不足。息子の号泣。
胸の痛み。産後メンタル。
心はわりと限界だった。
そんな私が、母乳拒否から完母になるまでに助けられたものを3つ紹介したい。
① 電動ハンズフリー搾乳器
出産前は「搾乳器って本当にいるのだろうか?」と思って、準備していなかった。
しかし、胸の張りと痛みに耐えかねた私のために、母が急遽用意してくれたのがこちらだ。
▶︎ izxi 電動搾乳器(ハンズフリー)
◆良かったポイント:
・電動&ハンズフリーなので、胸と下着の間に挟んでスイッチを押すだけ
・搾乳しながら家事ができる
・初乳を搾乳して哺乳瓶で飲ませることもできた
特に助かったのは、手がふさがらないので、産後の忙しい中でも他のことをしながら搾乳できたこと。
そして搾乳を終えて、搾乳器に溜まった母乳を見た時は、「母乳拒否で気づかなかったけど、こんなに溜まっていたのか」としみじみした。
◇注意点:
・しっかり胸に密着させないとうまく搾乳できない
・最初から強い設定にすると乳首が腫れて痛いので、弱い段階から調整するのがおすすめ
Amazonの評価を見ると、吸引力や体格の合う・合わないといった意見もあり、相性はあるかもしれない。
私の場合は、吸引の強さ、そして位置と角度を調整していくことでコツを掴み、しっかり搾乳できた。おかげで胸の張りもかなり楽になった。
② 助産師さんの訪問
搾乳で痛みは落ち着いたものの、母乳拒否自体は解決せず。
飲ませ方が正しいのかもわからなくなってきた私は、近くのレディースクリニックの母乳外来を頼ろうとした。
予約の電話をしたところ、まだ赤ちゃんの月齢が小さいため、助産師さんが自宅訪問に来てくれることに。
わざわざ来てくれるなんて、結構高額なのでは…と身構えたが、1〜2時間たっぷり対応してくれて、3,000円。
想定より安価だったので、良心的だと思った。
◆助産師さんがしてくれたこと:
・授乳の現状や悩みをヒアリング
・母乳マッサージ
・実際に授乳しながら指導
マッサージでは、私は仰向けに寝そべり、助産師さんが手袋をつけて胸のしこりを解消するよう念入りにケアしてくれた。
まな板の上の鯉状態だったが、終わる頃にはガチガチだった胸がホワホワになり、痛みやしこりがかなり軽減された。
そして授乳指導。
私は横抱きでの授乳が基本だと思い、ひたすら横抱きで授乳し続けていた。
しかし助産師さんが座布団やタオルで位置を調整したり、抱き方をいろいろ試してくれたところ、
「横抱きより、縦抱きやフットボール抱きの方がこの子は飲みやすそうかも?」
と分析してくれた。
それ以来は縦抱きでの授乳に切り替えた。
毎日頻回授乳で根気強く進めていくと、少しずつ息子の口の中で舌が動くのを感じ取ることができていった。
③ PIGEON 母乳相談室の乳首
赤ちゃんが哺乳瓶の乳首に慣れてしまい、ママの乳首を飲まなくなる現象を「乳頭混乱」という。私はこの言葉を、母乳拒否されてネットで対策を調べてから初めて知った。
根気強い縦抱き授乳の中、更に役に立ちそうなものを探していたところ、乳頭混乱を起こしにくいという乳首に出会った。
▶︎ PIGEON 母乳相談室 乳首
◆良かったポイント:
・おっぱいと同じように吸う力が必要で、乳頭混乱を起こしにくい
・使い続けたことで上手に母乳が飲めるようになった実感がある
・口コミでも「これで母乳が飲めるようになった」という声が多数
低流量なため飲む時間こそかかり、最初は飲みづらそうな印象を受けたが、その抵抗も次第になくなっていった。
最初は試しに1個買ったが、追加でもう1個買って使い回した。
◇注意点:
・持っている哺乳瓶との互換性を予め確認する必要がある。
私はPIGEONの母乳実感の哺乳瓶を使っていたため、そのままセットできた。
そして、完母へ
上記の①〜③&頻回授乳で粘り強く取り組んでいくうち、息子は母乳に慣れていくことができた。
慣れてからも特にこだわりがなかった私は混合で育てていたが、息子のミルクの吐き戻しが多かった。
生後1ヶ月頃に別の助産師さんが訪問してくれる機会があり、母乳の量をスケールで計測してもらったところ、
「量が出ているから飲み過ぎで吐き戻ししているかも。母乳だけでもいいかもしれない」
と言われて、母乳のみに切り替え、完母となったのだった。
母乳拒否は、赤ちゃんに悪気がないとはいえ、当時は自分が否定されているような気持ちになって辛かった。
この記事が、母乳拒否に悩んでいるママさんの参考になれば嬉しい。
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・ izxi 電動搾乳器 ハンズフリー(https://amzn.to/3ZSKfPQ)
・PIGEON 母乳相談室 乳首(https://amzn.asia/d/0dfCcY90)
