夜の校庭、スーツ姿で1回転半ジャンプを決めるおじさん
ここはトミセンスの会社でも最北の営業所。
1月、仕事を終えると向かう場所がありました。
小学校の校庭です。
そこには三々五々、人が集まってきます。
いったい何をするのかといえば、夜の間に校庭に水を撒き、それを凍らせてスケートリンクを作るのです。
水を撒いては固まるのを待ち、そしてまた水を撒く。
それを繰り返すことで、氷を厚くしていきます。
校庭の横には小さな小屋があり、水が凍るのを待つ間、そこでお酒を飲みながら大人たちが談笑できるようになっていました。
昔からこの土地で暮らしている方は、みなスケートがとても上手です。
転勤でこの地にやってきたトミセンスにとって、スケートは未知のスポーツでしたが、譲り受けた靴を履き、皆に促されて練習を始めました。
すると、1か月もしない内に特設リンクの中を縦横無尽に滑ることができるようになり、最終的には1回転半ほどのジャンプができるまでに上達したのです。
夜の小学校の校庭に作られたリンクを、スーツ姿で華麗に滑るおじさんを想像してみてください。
誰が見てもかっこいいでしょう。
しかし残念ながら、転勤でこの地を離れてからは、この特技を披露する機会は一度もありません。
TOEICやAIのスキルより、スケートを華麗に滑れることのほうが、人間としてはよほど素晴らしいのになと思う今日この頃です。
