障子に穴が開いている?それ、劣化じゃなくて「虫」かもしれません
「なんか穴が開いてるな……劣化かな?」
障子をふと見たら、小さな穴がポツポツと開いている。

「古くなったから破れてきたのかな」「日焼けで弱くなったんだろう」
そう思って放置していませんか?
実はそれ、紙魚(シミ)という虫に食べられている可能性が非常に高いです。
張替え専門店として多くのお宅を見てきましたが、「劣化だと思っていた」とおっしゃるお客様のうち、約9割が紙魚による食害でした。
こんな症状はありませんか?
小さな穴がポツポツ開いている
障子紙がのれんのようにブラブラ垂れ下がっている
光に照らすと、やけに薄い部分がある

全部、紙魚に食べられた跡です。紙魚は障子紙を表面から少しずつ食べていくので、穴が開く前に紙が薄くなります。光に透かすとムラになって見えるのはそのせいです。
紙魚(シミ)とは
紙魚は体長1cmほどの銀色の小さな虫で、その名の通り紙を食べます。
見たことありませんか?

体が魚のような形でウロコ状の銀色をしている
暗くて湿気のある場所を好む
夜行性で、昼間はほとんど姿を見せない
障子紙、本、壁紙、段ボールなどを食べる
寿命は7〜8年と長く、駆除しないと住み続ける
和室は紙魚にとって天国のような環境です。障子紙、襖紙、畳——食べ物に囲まれて、暗くて湿気もある。一度住み着くと、なかなかいなくなりません。
紙魚が特に多い場所:雪見障子・猫間障子
紙魚は湿度があり、暖かく、ホコリの溜まった場所を好みます。
特に被害が多いのが雪見障子やガラス付きの猫間障子です。障子とガラスの間、ガラスの枠と障子の隙間——ここは暖かくて湿気がこもり、ホコリも溜まりやすい。紙魚にとって最高の住みかです。


実際にガラス付き猫間障子を外して中を見ると、大量の紙魚がいることも珍しくありません。「障子がすぐダメになる」と悩んでいるお宅の猫間障子を開けたら、原因が一目瞭然だった……ということが何度もあります。
何度張り替えても、また穴が開く
「障子を張り替えたのに、数ヶ月でまた穴が開いた」
こんな経験はありませんか?
紙魚が原因なら、障子紙を新しくしても紙魚がいる限りまた食べられます。張り替えるだけでは解決しません。紙魚そのものを追い払う対策が必要です。次におすすめの対策方法をおすすめ順に紹介します。
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