坂本龍一 さんのMerry Christmas Mr. Lawrenceが好き過ぎる
クリスマスが近いですね。
お坊さんなのにクリスマスが好きです。
イエス・キリストの誕生日だろうがなんだろうが好きなものは好きです。
街ではクリスマスの曲が鳴り散らかしているのですが、明るい曲調が多いですね。
色々な曲があるのがクリスマスの魅力の1つであり、著者のクリスマスが好きな理由です。
著者も昔は明るいクリスマスの曲が大好きでした。
「あわてんぼうのサンタクロース」はめっちゃ好きでした。
年を重ねてからの今ではクリスマスの曲で一番好きな曲は、「Merry Christmas Mr. Lawrence」になっています。
大学時代にギターを始めて、ソロギターで押尾コータローさんの曲を練習していました。
その中で「Merry Christmas Mr. Lawrence」という曲がありました。
当時著者は一生懸命練習して覚えました。
今は弾き方を忘れてしまいましたが、サビの部分は覚えています。
押尾さんがピアノの曲をギターにアレンジしたのですが、当初はピアノのアレンジだとは全く知らなくて、ただ哀愁ただよう和風な雰囲気がある深く静かで不思議なバラードという印象でした。(後に坂本龍一さんの曲だと知ります)
これが押尾さんの本人が弾いている「Merry Christmas Mr. Lawrence」の動画です。
中盤から激しいアドリブが入るんですが、表現力が圧倒的です。
ギターを叩くポジションと回数をコピーするのに苦労した気がします。
弾くのが難しかったですが、印象的だったのでずっと頭に残っていました。
そこから数年経って、坂本龍一さんがお亡くなりになったことをニュースで知りました。
亡くなったニュースを見て、なぜか今まで聴いてなかった本人のピアノ演奏である「Merry Christmas Mr. Lawrence」を聴きました。
まだ寒さを残した春の青空が見え、桜の花びらが散っている中で公園のベンチに座ってそれを聴き、聴き終わった時には著者は泣いていました。
なんて悲しくて綺麗で壮大な曲なんだろう。
最初から最後まで旋律1つ1つが和風で幻想的で儚い、でも力強く生きてやるという意志を感じ取れる。
最初は雪がしんしんと降る中、夜道を独りで歩いているイメージでそこから徐々に傷だらけになりながらも、必死に生きるために激しい戦場を駆け巡る。
最後は希望を見出しながら、静かに命を落とすようなイメージです。
そんな誰かの人生が見えるような曲でした。
極めつけは、この本人のピアノ演奏の映像です。
晩年であるのか、死を悟っているかのように1つ1つの音に対して慈しみながら力を込めて静かに奏でている姿。(ロマンスグレーの髪型や佇まいが上品で素敵過ぎる。)
もう遇うことができない、この人の演奏を聴くことができないから、毎回動画を観るたびに悲しくて勝手に目に水が溜まります。
ここまで感情をぶっ壊してくれるなんて、音楽の凄さを思い知らされます。
言葉はなくていい、そこに言葉にしなくてもいい世界がある。
きっと、それだけで感じ取れる美しさと儚さです。
ギターもピアノの演奏も凄いですが、本人のピアノの演奏がずっと心に刺さり過ぎています。
この曲に出会えて良かったし、この曲を聴いて心が震える感性で本当に嬉しいと感じています。
この曲のおかげで、クリスマスは悲しくあるべきだという感情が生まれました。
お坊さんですが、死ぬときに仏教讃歌ではなく「Merry Christmas Mr. Lawrence」を流して欲しいくらいです。
いつかピアノで弾きたいから、練習もして死ぬまでに、この曲を弾けるようになりたいです。
そして、こんなお洒落な老け方がしたいです。
※画像の坂本龍一さんお洒落すぎます。
なんで、わらわが作りたい曲である和風で幻想的で綺麗で儚くて悲しい曲が作れるんだよ!!!!!
これが才能か!!!!!
お姿がいちいちイケオジ過ぎる!!!!!!!
現世に蘇って老化の仕方と音楽を教えてください!!!!!
限界化した自分が気持ち悪いので、終わりますね。
クリスマスは、この曲を聴きながら、ひっそり過ごしましょうかね。
