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同じ親でも3人全員違った。国立大附属小合格までのそれぞれの戦い方


はじめに

「3人とも同じ方法で合格したんですか?」

よく聞かれます。答えはNOです。同じ親、同じ家庭、同じ塾。なのに3人の受験準備は、性格も、ペースも、つまずいた場所も、まったく違いました。

「うちの子はどのタイプだろう」と思いながら読んでもらえると嬉しいです。

長男(現・高校2年生):じっくり型

性格 穏やかで、コツコツ努力を続けられるタイプ。数学が大好きで、何事も丁寧に取り組みます。急かされるのが苦手で、自分のペースで進めることが大切な子でした。

準備のスタート ・体操教室:年少の10月スタート ・塾:年中の8月スタート

3人の中で一番早く体操教室を始めました。集団行動や体を動かすことへの慣れを、時間をかけてゆっくり作っていきました。

よかったこと スタートが早かったぶん、焦りがありませんでした。受験直前になっても「まだやれることがある」という余裕が生まれ、本番も落ち着いて臨めました。

大変だったこと 時間をかけるぶん、中だるみが出やすかったです。「もうやりたくない」という時期が途中で来たとき、無理に続けさせず、少しペースを落として乗り越えました。

合格のポイント じっくり積み上げてきた自信が、本番で力を発揮しました。長男には「長い準備期間」が合っていました。

二男(現・中学2年生):短期集中型

性格 ゲームが大好きで、好きなことには猛烈に集中できるタイプ。プログラミングにも興味を持っています。マイペースで、長期間同じことを続けるのは得意ではありませんでした。

準備のスタート ・体操教室:年中の2月スタート ・塾:年中の2月スタート

体操教室と塾を同じタイミングで一気にスタート。長男の受験を見ていたぶん、家族全員がある程度の流れを把握していました。

よかったこと 短い期間でも、集中すれば十分間に合うことがわかりました。長男の経験が活き、無駄のない準備ができました。

大変だったこと 受験1か月前に、ストレスから体調を崩しました。原因は体操教室の先生から言われた言葉と、「お兄ちゃんと同じ学校に入らなければ」というプレッシャーでした。

そのとき塾の先生からまさかのアドバイスをいただき、二男と2人きりで過ごす時間を作りました。その経験が合格につながりました。(詳しくは有料記事「受験1か月前、息子が頻尿になった話」をご覧ください)

合格のポイント 短期集中で仕上げることと、受験直前に子どもの心を整えることが鍵でした。

長女(現・小学5年生):早め準備・自分スタイル型

性格 絵を描いたり工作をしたり、いつも何かを作っています。創造力が豊かで、手を動かすことが大好き。自分のやりたいことへの集中力は抜群です。

準備のスタート ・塾:年中の10月スタート ・体操教室:なし

3人の中で唯一、体操教室に通いませんでした。その代わり、日常の遊びや体験活動の中で体を動かす機会を意識して作りました。

よかったこと 絵を描く・工作をするという長女の得意なことが、そのまま受験対策になりました。「これは得意!」という自信がある状態で本番を迎えられたのは大きかったです。

早めのスタートで時間に余裕があったため、苦手な部分をじっくり補強できました。

大変だったこと 体操教室に通わなかったぶん、集団行動の練習が不足しがちでした。行動観察の練習は、塾と家庭で意識的に補いました。

また兄2人がすでに通っていたため、「私も絶対入る」というプレッシャーを自分でかけていた部分がありました。親としては、「入れなくても大丈夫」という声かけを意識して続けました。

合格のポイント 得意なことを活かし、早めのスタートで苦手を補う。長女らしい準備の形が合格につながりました。

3人を比べてわかったこと

同じ親でも、子どもによって正解はまったく違う

長男には長い準備期間が必要でした。二男には短期集中が合っていました。長女には得意なことを活かす環境が大切でした。

「お兄ちゃんはこうだったから」と同じ方法を押しつけなかったことが、3人それぞれの合格につながったと思っています。

プレッシャーのかけ方に注意

3人に共通していたのは、「兄・姉と同じ学校に入りたい(入らなければ)」というプレッシャーです。これは親が意図しなくても、子どもが自分でかけてしまうことがあります。

「合格しなくても大好きだよ」という言葉を、受験期間中は意識的に伝え続けました。

体験と生活習慣は全員共通

準備のスタート時期や塾の活用方法は3人で違いましたが、共通していたことがあります。早寝早起き、読み聞かせ、季節の観察、家族での体験活動。この土台は3人全員で大切にしました。

まとめ

じっくり型の長男、短期集中型の二男、早め準備・自分スタイルの長女。同じ家庭から生まれた3人でも、合格までの道のりはまったく違いました。

「どのタイプが正解」ではありません。大切なのは、わが子の性格とペースに合った準備をすることです。

この記事が、あなたのお子さんに合った受験準備のヒントになれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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小学校入学後の習い事のお話はこちら


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