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830文字でわかる【ルソー】

ジャン=ジャック・ルソー
(1712〜1778)

スイス・ジュネーヴ生まれ
哲学者・思想家・作家
18世紀啓蒙時代に活躍
フランス革命の思想的原動力となった

ジャン=ジャック・ルソー
(1712〜1778)

ルソーの人生は
波乱に満ちていた

幼少期に母を亡くし、父と離れる
16歳から放浪生活
家庭教師、大使秘書などをしながら各地を転々

37歳で懸賞論文『学問芸術論』(1750年)
「文明の進歩は人間を堕落させる」
と主張し、従来の啓蒙思想に
挑戦的な立場を示し注目を集めた!

主な思想の核心は

「人間は自然状態では善である」

という信念

自然状態では人は自由・平等で
憐れみの心を持ち、
穏やかに暮らしていたとする

・私有財産
・文明や社会の発展
が不平等と競争、虚栄を生み
人間を堕落させたと考えた
(『人間不平等起源論』1755年)

政治思想の傑作『社会契約論』(1762年)

「人は生まれながらにして自由であるが、いたるところで鎖につながれている」と述べ、

社会契約によって、
理想の政治共同体を
構築すべきだと主張

ポイントは【一般意志】

個人の私的利益(特殊意志)でも多数の合計(全体意志)でもなく、共同体全体の真の公共的利益を追求する意志の事

一般意志に従うことで、人は自由でありながら同時に法に服従し、自己統治を実現できるとした。

この考えは直接民主主義・人民主権の原型
フランス革命の自由・平等・博愛に影響を与えた

教育論『エミール』(1762年)

「子どもは小さな大人ではない」

子どもの発達段階に合わせ、
自然に即した教育を重視

強制や詰め込みでなく、
経験を通じた自発的な学びを提唱

近代教育思想の礎となった!

晩年は迫害を受け、
孤独の中で『告白』(自伝、死後刊行)や
『孤独な散歩者の夢想』を執筆

自己の内面を徹底的に掘り下げ、
近代的自伝文学の先駆者ともなった。

ルソーの思想は

ロマンチックで理想主義的だが…

・文明批判
・自然回帰
・平等追求
・個人の内面重視

という点で、
現代の民主主義・教育・環境思想にまで
深く影響を与え続けている!

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