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優先順位をつける本当の意味。 これが分かればタスクがはかどる!

 あなたは今日、どんなタスクを片付けましたか?
 メール返信、資料作成、会議の準備・・・多くのタスクが並んでいるのではないですか?

 忙しく働いているのに、なぜか手応えを感じられず、疲労ばかりが溜まっていく。
 それは、仕事の「優先順位」の考え方がずれているからかもしれません。

 実は、多くの人が「優先順位をつけること」を誤解しています。
 それは、単に「重要なことを先にやる」ことではありません。

 本当に大切なのは、「やらないこと」を決めること。

 この事実を知ることで、あなたの仕事の効率は劇的に向上します。

 ここでは、多くのビジネスマンが陥りがちな「優先順位のワナ」を解き明かして、本当に意味のある仕事に集中するための方法を考えてみます。

1.優先順位の真の意味とは

1.1  「優先順位」とは何か?

 多くの人は「優先順位=大事なことリスト」と考えがちです。
 もちろんそれは間違いではありません。しかし、それだけでは不十分なのです。

 本当に大切なのは、「タスクの価値」を正しく見極めること。
 つまり、「やること」と「やらないこと」とを明確に分けることなのです。

 例えば、朝一番に届いたメール全てに返信するタスクがあるとします。

 これは一見、重要そうに見えます。しかし、そのメールの中には「後回しにしても問題ない」ものや、そもそも「返信する必要がない」ものも混ざっているかもしれません。

 ここで優先順位が正しくつけられていないと、どうなるでしょうか?
 あなたは重要ではないメール対応に時間を浪費して、本当に集中すべきプロジェクトや企画の時間が削られてしまいます。


1.2 なぜ優先順位が重要なのか

 優先順位が重要な理由は、私たちの時間やエネルギーといったリソースが有限だからなのです。

集中力を高めるため
  タスクが散らばっていると、私たちの意識も散漫になります。優先順位をつけることで、最も重要な一点に集中できるようになり、生産性が格段に上がります。

成果を最大化するため
  すべてのタスクを100%の力でこなすのは不可能です。優先順位をつけることで、大きな成果につながるタスクに十分なリソースを投下でき、結果的に全体の成果を最大化できます。

ストレスを軽減するため
  「あれもこれもやらないと」という心理的なプレッシャーは大きなストレスになります。やるべきことが明確になると、精神的な負担が減り、健全な状態で仕事に取り組めます。


2.どうすればよいのか

 優先順位をつけるための具体的なフレームワークを2つ紹介します。

2.1 重要度と緊急度とでタスクを分類する

 これは、かの有名なスティーブン・コヴィー氏が提唱した
時間管理のマトリックス」です。

重要かつ緊急(第1領域)
  今日中に対応が必要なトラブル対応など。
重要だが緊急ではない(第2領域)
  新規プロジェクトの計画、スキルアップの勉強など。
緊急だが重要ではない(第3領域)
  重要ではないメールの返信、割り込みの電話など。
緊急でも重要でもない(第4領域)
  なんとなく見ているWebサイトやSNSなど。

 ポイントは、第2領域のタスクにできるだけ時間を割くことです。第2領域は、将来の大きな成果につながるタスクであり、ここを疎かにすると、どんどん第1領域(緊急な問題)が増えていくことになります。


2.2  「アイゼンハワー・マトリックス」を応用する

 上のマトリックスは「アイゼンハワー・マトリックス」とも呼ばれますが、さらに実践的な使い方があります。

Do it now(いますぐやる)
  重要かつ緊急なタスク。
Schedule it(計画してやる)
  重要だが緊急ではないタスク。
Delegate it(人に任せる)
  緊急だが重要ではないタスク。
Delete it(やらない)
  緊急でも重要でもないタスク。

 例えば、チームメンバーから「ちょっと相談したいことがあるのですが」と声をかけられたとします。
 これは「緊急(相手を待たせている)」ですが、内容によってはあなたでなくても対応できるかもしれません。
 その場合、「Delegate it(他の人に任せる)」という判断ができます。


3.普段から心がけること

タスクを全て書き出す
  頭の中にあるタスクを一度全て紙やアプリに書き出してみます。
 視覚化することで、全体像が把握できます。

タスクの「目的」を考える
  「なぜこのタスクをやるのか?」を自問自答してみます。
 目的が明確でないタスクは、優先度が低い可能性が高いのです。

完璧主義をやめる
  すべてのタスクを完璧にこなそうとすると、時間がいくらあっても足りません。
 メリハリをつけて、「60%の完成度でもOK」と割り切る勇気も時には必要です。



書籍の紹介

完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change Kindle版
 スティーブン・R・コヴィー (著), フランクリン・コヴィー・ジャパン (翻訳)
  キングベアー出版 (2013/8/30)
 全世界4,000万部、国内240万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラー『7つの習慣』は、人生哲学の定番として親しまれてきました。
 今回スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に、『7つの習慣』が本来持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直しました。
 よりわかりやすく理解しやすい完全訳の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』。
 豊かな人生を望むすべての人にお届けします。
( ※ 書籍の解説等は原則としてリンク先(Amazon)における解説をベースに記載しています。詳細内容はリンク先を参照願います。)

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エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする Kindle版
 グレッグ・マキューン (著), 高橋璃子 (翻訳)
  かんき出版 (2014/11/17)
 Apple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーを務める著者の99%の無駄を捨て1%に集中する方法とは!?
 本書で紹介するエッセンシャル思考は、単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではない。
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