【夏の1コマ】夏色の精霊たちのシンフォニー
夏の盛りに訪れた、ひまわり畑。
見渡す限りの黄金色の花たちが、風に揺られて輝いています。
夏色の精霊たちのシンフォニー。





※ 写真は神奈川県座間市にて、以前に撮影
カメラ:Olympus Pen-f
ひまわりは、その名が示す通り、太陽を追いかけるようにして咲く花として知られています。
なぜ太陽を追いかけるのでしょう。
ひまわりの学名「Helianthus annuus」は、ギリシャ語の「helios(太陽)」と「anthos(花)」に由来します。これは、ひまわりが太陽の方向を向くという特徴から名付けられました。
幼いひまわりは、朝日が昇ると東を向き、
日中の太陽の動きに合わせて西へと向きを変え、
夜には再び東を向いて朝を待つ。
花が成熟すると、その動きは止まり、ほとんどのひまわりは東を向いたままになるそうです。
ひまわりの歴史は古く、その起源は北アメリカ大陸にあります。
紀元前から、ネイティブアメリカンたちによって食用や薬用として栽培されてきた植物なのです。彼らにとって、ひまわりは命を支える大切な存在でした。
それが16世紀にスペイン人によってヨーロッパに持ち込まれ、やがて観賞用として世界中に広まっていきました。
日本にひまわりが伝わったのは、江戸時代初期のこと。
当初は「丈菊(たけぎく)」や「日輪草(にちりんそう)」などと呼ばれ、やはり薬用や観賞用として親しまれてきたそうです。
群生するひまわりは、壮観です。
あるひまわりは、堂々と正面を向いて、まるで「さあ、私の輝きを見て!」とでも言いたげに、こちらを見つめています。
その隣では、少し照れたようにうつむき加減に、あるいは風にそよぐままに、わずかに首を傾げて向こうを向いている花もあります。
そして、まだ硬い小さな蕾が一つ。やがて来るべき自分たちの出番をじっと待ち、ひまわりの合唱に加わる日を夢見ているようです。
ひまわりの花言葉には「憧れ」「情熱」「あなただけを見つめる」といったものがあります。
この夏、あなたがひまわり畑を訪れる機会があれば、ぜひ、それぞれのひまわりが奏でる「夏色の精霊たちのシンフォニー」に耳を傾けてみてください。
あなたの心の中に、新たな情熱や希望が芽生えるかもしれません。
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