クレーンカメラ芸人、東野幸治論
おはようございます。15回目のnoteです。
これから1時間後に
美容院の予約が入っているのに、
どうしてもnoteに今書いておきたくて
ほぼ即興でPCに向かっています。
今日はタレントさんの中で
(TVやコンテンツに出る全ての芸人、
俳優、タレントひっくるめて)
今、郡を抜いて私が追っかけてみたい人、
東野幸治さんをフューチャーします。
「流行ったら終わりや、と思いますね」
5,6年以上前のトーク番組で、
東野さんがこの言葉を出した時から
この人、凄い俯瞰で物を観れる人なんだ
と思った。
何故流行ったらダメか?
ぼんやりTVを観ている一視聴者の私は、
その真意に惹きつけられた。
人や自分の属性を見抜く観察眼
「 一度流行ってしまうと、必ず飽きられる。
どんなに面白くても、
キャラクターやコンテンツには賞味期限
というのがある。だからいかに
マイナーチェンジを繰り返して
いかに長くTVに出続けられるか、
考えながら出演している 」
↑ 的な事を、
東野さんはその番組で述べていた。
「自分は面白い、人気がある、売れてる」
という意識とは
遠い所に自分の価値を見出さないと、
中々言えない血の通った言葉だった。
こんな俯瞰から物事を観ているんですね。
自前センサーを働かせて
求められている立ち位置や
役割を受け入れて演じてるというのは、
御自身の事も客観視しているんだろう。
東野発信、「Youtubeコンテンツ」
それをうかがわせる例えと言えば。
その1
AmazonPrimeで放映している登山部の番組。
「PEAK HUNT」
登山に興味はない私は、
何故この人が登山を始めたのか興味を持った。
登山部はプライベートで2016年から発足して
いたようだが、始めたきっかけが以下の理由。
年取ったら体にガタが来て、死んでも嫌なんで
メンテナンス的に何かできること無いか、
という気持ちで山登りを始めた
え、そんな気軽な理由で、登山?
ランニングとかじゃなくて?!そっち?
って後からつっこみたくなった。
だって登山部を発足後に登る山も
結構な切り立った岩場だったりする。
2000m級に挑むなんて
いい加減には出来ないレベルに
素人目には見える。
部長の天津木村さんは、崖壁登った後
恐怖心から
足の震えが止まらなかった様子が映されて
いたし。
しぇ~。
危険と緊張感はしっかり感じつつ
東野さんは、凄く楽しんでいる。
「疑似瀕死体験」って登山を形容していた。
惰性で過ごさず、
刺激を感じて今を生きていく
という事でしょうか。
同じく中年を生きる私には、
結構刺さる言葉です。
その2
Youtube番組「東野デニム」
コンテンツとして
デニムを取り上げたきっかけを聞かれると、
旅猿のロケ地、岡山倉敷で購入した
「BIG JOHN」デニムを履いて
アタリを育てる
事でファッション熱に少し灯が宿ったらしい。
歳を取るにつれて、
ファッションにどんどん興味が
無くなってきた。
ダサさを止めたい。
だからデニムについて歴史や価値を
教えてもらいながら
残りの老後もファッションを楽しむ為に
ちょっと学んでみたいと思った。
ちなみに、
東野デニムのファッション講師は、
品川庄司の庄司さん。
東野さんは飽くまでも講師”庄司”さんに師事し、
自前のデニムを購入する際に、
サイズからスタイルまで、「先生の言う通りに」
という姿が面白かった。
東野デニム第2回目で、始めに新品デニムを
卸に行ったレプリカデニムの聖地のお店「FortyNiners」が、
実は、芸人ダイアンのユースケさんが
従兄と一緒に立ち上げた
お店だと知って一同驚愕!
仕組まれたようなオチは神回でした。 笑
デニムの世界の相当なマスター達も
番組に登場します。
そこでもお店に足を踏み入れた時点で、
東野さんが
「あ、俺は自分を出してはいけない。
何も言わず神様の言う通りにデニムを買おう、
と決めた」
と言うシーンが一番笑えた。
自分を良く知っていて謙虚なんですよね。
その3
youtube番組「東野vs」
東野VSのチャンネルは、
ご自身で撮影と編集を手掛けているとのこと。
他の芸人さんのyoutube番組を観ると、
サムネイル画像や、タイトルに凝っている人
視聴者を引き付ける仕掛けや、
マーケティングを意識して、
youtubeのしきたりに乗っかったり
視聴者、登録者を増やす事に
やっきになっている。
一方、「東野VS」は、チャンネル登録願いや、
高評価催促も一切載せない。
(ただ忘れてるんだろうか?)
編集もシンプル。
20分程度の長回しの動画で
出演者の話をしっかり調理して
みせているからか。
ほとんど切ったり削ったりせずに出せるって、
業界の人の常識からはシンプル過ぎて出来ない、
ある意味”技”だと思う。
MCでやってる面白い場面を作るには?
を撮影中にトークでやる事が、
編集を極力少なくするカメラ編集的な
仕上がりに繋がっている様にも見える。
(度胸ともいれるかもしれない)
youtubeが出始めの時、
TVで売れていた芸人さんは
皆どこかで訝しがって積極的に参入する人は
限られてたようだけど、
東野さんは編集も勉強したいからやってみたい、
とSNS含め新しいメディアの登場に喜々と
したようだ。
50代を過ぎて、TVレギュラーが増えているタレント
ここまで書いて、
又吉直樹、伊集院光、太田光、そして東野幸治と
私が好きな芸人さんは
何かと読書家が多い事を再発見した。
さらに、東野さんと伊集院さんだけ、
50過ぎてもTVレギュラーが増えているタレントさんの様です。
( ↑ 佐久間さんのノブロックTVで、
渡部さんとの回で仰ってました。)
どうしても新しいもの、
求められているものへのセンサーは
年と共に鈍くなる事は否めない。
それを東野さんは以前タモリさんに
こう教わったそうだ。
謙虚さ、人の意見を受け入れる柔軟さ
=マーケティング力
こう一括りで表すと、
WEBで読まれる記事を書くには?
的に、今風で安直な感じもしてしまうが、
出演者として自分が出来る役割や、
求められる立ち振る舞いを感知出来るには、
第三者からの見方を取り入れる事は
必須となると思う。
謙虚でいることは、
求められている事に気付く事に直結している
んだろうな、と思う。
更に面白いこと。
「おしゃれでもない素人が、
いきなり古着屋なんて行かない。
ヴィンテージなんて履いてはいけない。
だから育てるためのデニムをまず買おう。
だからよく言われる”ベストジーニスト賞”
狙うとかは一切考えない」
と東野デニム立ち上げの時にコメントしていた。
その数か月後、
東野さん、ベストジーニスト賞授りました。
爆笑
でもここからが注目。
その時履いていたのが、
「49」で購入したデニムジャケットに、
東野デニム以前にロケ現場で購入し、
デニム熱のきっかけとなった、
「BIG JOHN」製、
絶賛育て中のデニムでした。
「東野デニム」立ち上げの時に話していた事、
本心だったんですね。
ヴィンテージデニムを
おしゃれ出立ち用に用意して履かないところが、
「この人、自分自身の活かし方を知っているな」と唸らされました。
等身大で、人も自分も生かす
「東野vs」で見せるこの人の面白さは、
「無理をせず、人も自分も生かす」
ことに尽きるとも思った。
アンジャッシュ渡部さん、
インパルス堤下さん、
尼子インター誠子さん、等。
皆に身の上の事を話したり
しっかりと説明する場所を
与えてる風にしか見えない。
最優。
例えば、発言したら悪意に切り取られて
炎上に繋がりそうな聞きにくい事も、
悪いキャラの自分であえて聞いて
ちゃんと笑える様にする。
視聴者の事も出演者の事もちゃんと
フォローしつつ、無理しない。
色んな場面を堪能してるんだなぁ。
番外編では、
街録chのディレクター
三谷三四郎さんと以前交わした、
「街録ch登録者数1万人を超えたら
出演して下さい」という約束を守って、
ノーギャラで公園で立ったまま
インタビューに応じて、神回を
面白く盛り上げていた東野さん。
この動画を観て、
もっとこの人の出演している
色んなコンテンツを観たい
とより思わされました。
根底に人を大事にする人だと思ってみてます。
等身大の姿をみせる東野幸治さん、
この人に、私何だか、魅せられっぱなしです。
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