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伸びしろしかないわ(クソが!!と思った時への対処法)


特支児を育てながら、共働きフルタイムで働いている。

客観的に見ればハードモードだ。 でも私は、これを良い苦労だと思っている。


仕事でも育児でも、「クソが!!」と思う瞬間がある。

理不尽な上司。 着替えない息子。 蹴ってくる息子。 濡れたまま裸で絵本を読んでいる息子。

その瞬間、2つの見方ができる。

「なんでできないんだ」と思うか。 「伸びしろしかない」と思うか。


私にも理不尽な上司がいた。

「俺の時はこうだったんだから、お前もこうしろ。」

最初は従った。良い点は素直に認めた。 でも心のどこかに引っかかりがあった。

今ならわかる。

あれは悪い苦労の押し付けだった。 消化しきれていない苦労を、後輩に押し付けていただけだ。

口には出さなかったけれど、あの時は正直、クソが!!と思っていた。

でも同時に思う。

あの上司のおかげで、今の自分がある。

反面教師は、立派なおかげだ。


マネージャーになった今、一番難しいのは待つことだ。

自分のペースでやってしまいたくなる。 責任は自分が取るから、つい手を出したくなる。

でも自分が答えを出してしまったら、後輩は仕事を面白いと思わない。

それどころか、あの上司と同じことをしているだけだ。

だから周りに共有して、みんなで見守る。

そういえば後輩も、こちらの指示を「なんで自分がやらなければ」と理不尽だと思っていたかもしれない。

お互い様だ。

待ち続けた後輩が、ある日自分から資料を作って展開し始めた。 まず実践したことを褒めた。

それで十分だった。


育児も同じだ。

昨夜、次男が濡れたまま裸で2階に上がって絵本を読んでいた。 着替えろと言っても蹴ってくる。

その時思った。

あー、本当に今は嫌なんだな。

息子だって理不尽だと思っているのかもしれない。 なんで今着替えなきゃいけないんだ、と。

注意はした。でも言い過ぎなかった。 しばらく待っていたら、気づいたら自分で着替えていた。

できないことを怒られるより、自分で挑戦したことを認めてもらいたい。

それは後輩も、息子も、変わらない。

伸びしろしかない。

クソが!!と思った瞬間が、そのまま伸びしろだ。


この視点を、理論として整理してくれた本がある。

人材育成のプロ・坂井風太氏と、バキ童ことぐんぴぃさんによる『理不尽仕事論』。

仕事の理不尽に悩む人にも、部下を持ち始めた人にも、特支育児で消耗している人にも、読んでほしい一冊だ。

クソが!!と思った時に開いてほしい。

『理不尽仕事論』


最後まで読んでくださってありがとうございます。

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