僕のこと⑱ 〜北海道ワインとの出逢い〜
2024年2月
余市ワイン大使のひぐち君に誘われてワインツアーに参加した。
それまで九州のワイナリー、山梨や富山などのワイナリーへ訪れたことはあったが、北海道は初めてだった。
ワイン仲間が「北海道いいよ!」と言ってくれていたが、まだまだ縁がなく飲む機会もほとんどなかった。
そのうちの1人がワインの収穫体験で余市のワイナリーを訪れた話を聞いた。
素晴らしいところなんだろな、くらいで聞いていたが、そこから数ヶ月後、まさか自分がその場所に立つことになるとは想像もつかなかった。
冬の北海道。
北海道に住んでいる友人と連絡を取りながら、札幌から余市までの距離感や移動手段など相談した。
ただはじめての札幌、はじめての余市。
なにから準備していいか分からなかったが、ワインツアーは現地集合なので飛行機を取り向かう。
福岡空港で早速2月の北海道の洗礼を浴びる。
搭乗ゲートをくぐりすぐのこと、なんと乗るはずの飛行機が4時間遅れとのアナウンス。
中に入ってしまったタイミングでの遅延。さて、何をしようか。
現地の友人にも遅れることを連絡すると、「この時期はあるあるよ!」と冷静。「飛行機が飛ぶだけラッキーだよ!」と。
無事に北海道へ到着。一面雪景色の札幌。
はじめての土地にワクワクが止まらない。
この時は沢山の新たな出逢いがあるとは予想もしなかった。
初日は札幌で1泊。北海道ワインが飲めるお店を数軒めぐりホテルへ。
みなさんがおすすめするサッポロのクラシック生もいただき、翌日に備える。
朝、早起きして二条市場を散策。
とても美味しい海鮮丼屋さんと巡り合う。
ここの女将さんとは今も交流がある。
北海道神宮さんへ立ち寄り朝のご挨拶。ここから高速バスで余市駅へ向かう。
到着して早速、現地のイタリアンでランチ。出てきたのはドメーヌ・タカヒコさんの白ワインと赤ワイン。もちろん初体験である。
その後移動してキャメルファームさんへ。
雪の中に広がる大きな葡萄畑を見学し、その後5種類ほどのワインをテイスティング。北海道の大地が育むワインに感動した。
その後、先ほどランチでいただいたドメーヌ・タカヒコさんへ。ナナツモリという畑を見せていただく。
雪の中で貴彦さんが語られるワイン愛と余市愛に魅了される。
その後、余市駅前のホテルへ。
木村農園の木村さんを囲みペアリングの食事会。
1日が濃厚で、一瞬にして北海道ワイン・余市の魅力にとらわれてしまった。
実はこの時はしんどいことが重なり、直前まで行くのをキャンセルしようかと思っていたくらいであった。
その時のアルバイトの女性スタッフ2人に背中を押してもらい、実現した。
この時に、お金とかではなく時間や体験の大切さに気付かされた。
ワインに救われた瞬間だった。
2日目の朝、朝食と一緒に北海道のスパークリングワインをいただく。
贅沢な時間。こういう体験がグッと北海道ワインファンを増やすのだなと感じる。
その後ニッカウイスキーにて白ワインのエピソードやテイスティングをさせていただく。
このワインの製造元が隣町・仁木町のニキヒルズワイナリーさんとの出逢いでした。
さて、そこから余市町内の中根酒店さんへ。ずらりと並ぶ北海道ワイン。日本全国あちこちワイナリーへ行かせていただいたが、ここまで徹底して力を入れている場所はなかなかないな、と感じた瞬間でした。
そこからまた余市駅前へ移動し、和食の「かくと徳島屋」さんへ。
ワイン繋がりの関東在住の友人からもおすすめされていたお店。
ナナツモリやドメーヌ・モンさんの他、いろんな北海道ワインをいただく。現地でいただくペアリングは格別だった。
全部で6種類ほどのワインをグラスでいただく。
そしてここから隣町のワイナリー、ニキヒルズさんへ。
プロスペロとニキヒルズワイナリーとの出逢いの物語である。
入り口を抜けると大きな窓から見える葡萄畑。そして大きく美しい醸造設備と貯蔵庫へ。
また、樽に囲まれた場所にあるレストランのダイニング。テイスティングは6種類のワインをいただく。あまりの美味しさに感動した。
ソムリエとして、この体験・美味しさをどうお客様へ届けるか、伝えることができるか、改めて真剣に考える。そのくらい特別なワイナリーでした。
ここからニキヒルズワイナリーさんとの付き合いも始まり、
このワイナリーがプロスペロと自分自身を救うのでした。
この日はニキヒルズ近くの仁木神社を訪れ、その後余市駅から札幌へ向かう。
札幌でもワインが繋ぐ素敵な出逢いがあり、現在も交流があります。
ニキヒルズワイナリーへはその後6月にもう一度訪れることになります。
次は背中を押してくれたスタッフと一緒に。
その話はまた次回。
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