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air_mezzanine
ジレンマ
精神疾患の厄介なところのひとつに、症状に波のあることが挙げられる。
昨日あれだけ苦しんでいたのに、今日は1日平穏だった。平穏な日が続いたかと思えば、急に崖を迎えた。
何度も経験し、復職を棒に振り続けた。
そして、いざ復職をしてみると上司から聞いていた通りトラブル祭り状態で、あちこちでてんやわんやだ。なぜそれを今になって?という話が次から次に出てくる。
僕が休職する前からの話で。
一体どうなってるの?
外様から来た人ほど呆れているように見える。
職場の批判はこれくらいにして。
上司を始めとする上層部に精神疾患持ちの理解があるのか、仕事らしい仕事、いわゆる「担当」は全く持ち合わせていない。せいぜい設計チョンボ検証目的の治具設計と試作手配に留まっている。それでもミスするのだからお話にならないのだが。
だから、しばらく「担当」を持つわけにはいかない。
半年でも経験があれば、一部に限ればどれだけまずいトラブルが起こっているか察しはつく。今日もよろしくない単語があちこちで飛び交っていた。
現地現物。
モノづくりはモノを見てナンボ。
僕も不具合品から原因を突き止めたことが何度かあるが、CADでグルグルしているところで原因を掴むことはない。
不幸なことに、試験区が車を必要とする山奥にありそう簡単に目にすることはない。それどころか『運び屋』にもなれない。
つまり、無力なのだ。
その日だけ体調が良くても戦力外だ。
悔しい。
つまらない。
虚しい。
そんな中でたまたま見た会社の労使懇で、トップの発言に辟易としてしまうのだった。
そんな身も蓋もないことをあなたが言っちゃいけませんて。
仕事だけ10年前に戻らんかな?
あ、あのときも散々文句言いながら深夜残業してましたわ。
でも、あのときのほうが給料高くなかったかなぁ。
あああ。
