AI生成ゲームはじめて体験記
はじめに
AIの台頭は産業革命以来の大変革らしいです。確かに職場にも有料版AIが配布され、資料の見せ方とかデータのまとめ方、文書の推敲に悩む時間が大幅に減りました。
設計をやってない事務仕事が主体のうちの仕事、なくなるんでない?
そんな中でAIを使ったゲーム制作に打ち込まれていたフォロワーさんのレジェンドさんが、ついに本を出版されました。
これは買うしかない、と発売間もなく購入して1ヶ月、見事に塩漬けしてしまったのです。言い訳をするとPCはありましたが、ディスプレイはリビングテレビにしていたため娘に封鎖されっぱなし。平日の疲れもありソファで昼寝が主な休日の過ごし方でした。
そんな中でディスプレイを買い、レジェンドさんの涙ぐましい宣伝を日々目にしながら、いよいよ今日着手したのです。
僕のAIリテラシー
普段は会社でM365を、プライベートではGeminiを検索レベルで使います。どちらかといえばAI界ではとても潮流に乗れているとは言い難い人間です。それがこともあろうにMacに手を出しました。某大手ソフトウェアメーカーがコロコロと怪しい動きを頻繁に繰り返し、愛想を尽かしたというのが本当のところです。なのでゼロスタートではなく、マイナススタート。
構想
着手前に、頭の中でどんなゲームにするかはイメージしていました。イメージできないものを生成することはできない。ただ、どこまでAIが面倒を見てくれるのかはわからない。なので、『単純で、わかりやすい』パズルゲームを構想したのです。
最初にイメージしたのは組み合わせて消す、いわゆる『落ちゲー』です。しかし、落ちゲーで個性を発揮しようとするとどうしても『画像』が必要になります。これを準備する手間より、とにかく第1作を作りたい。
そこで『スワイプで並び替えて文字を揃えるゲーム』を目指すことにしました。これであれば画像を準備することなくゲームを構築できます。
次はコンセプト。ただ一般的な言葉を並べてもつまらない。そこで路地裏のことば遊びや肩書きを取り入れることにしたのです。
これは絶対に離せないので、「9文字になる言葉」を必死に考えました。
・漢字は入れない
・足りなければ記号でごまかす
・レジェンドさんにちなんだ言葉をひとつ入れる
こうしてあらかじめ通勤時に考えた6つの単語を取り入れることにしました。Windowsとは違うUIに苦戦しながら、本に従いソフトをインストールします。細かいところを読み落として苦戦しながらも環境を整えました。
作成過程
さて、作業開始。
プロンプトを考えます。これは日頃M365で使って最近使い倒しているのでスラスラできました。全文公開は大変なのでかいつまむと、以下の通り。
・スワイプして文字を並べるパズルゲームを作りたい
・お題を含むひらがなと記号をランダム表示させる
・お題はこれ。絵文字はこれ。
・完成したら、3秒間お題に準じた絵文字を表示させる
・全お題6問が解けたらタイムを表示する
入力するひらがなが誤って変換されるバグには遭いましたが、何と一発でゲームができてしまったのです。しかも効果や装飾は勝手に作成してくれました。すげーな。

ゲームはすぐできましたが、公開のためのgithubへのアップデートにてこずりました。理屈がわかっておらず、説明の理解に時間がかかってそれだけで1時間くらい格闘しました。英語もしばらく離れると雰囲気もわからない。そんな苦労を経て、無事公開と相成りました。
そしてできたゲーム
タイトルは「ろじうらもじならべ」です。
PCでもスマホでも遊べます。

文字をスワイプするか、外側の矢印をタップすることで行、列ごと文字を動かしていき、どの行列でもいいのでお題が完成したらクリアです。
絵文字とタイトルで路地裏有名人6人の方がイメージできるようにしました。たまたま9文字に収まった方と表現してもいいかもしれませんね。
9×9のパズルって、単純ですがひらがなでもめちゃ難しいです。「どこだよ!」ってなります。ちなみにゲームクリアするとこんな感じ。

※お題対象各位
事前許可は取ってないので、問題があれば連絡下さい。修正します。
あとがき
今回は初回作として完成をイメージしやすいゲームを考えました。僕は製品設計をしているので「製品がどう動くとどうなるか」を日々意識する環境にいます。それで比較的簡単にプロンプトを仕上げ、失敗することなくゲームを仕上げることができたのだと思います。
とはいえ、レジェンドさんの著書はゲーム作成の過程を非常に丁寧に記しています。これがなければ「ゲームを作ろう」なんて思いもしませんでした。
AIは使いこなすのが当たり前の時代です。
危機感を持たれている方、レジェンドさんの本でゲームを作ってみませんか?さすがに小学生には早い気がしますが、中学生なら十分面白いゲームができると思います。我こそは!という方、いっしょに楽しみましょう。
