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ジュエリーフェアに行くと、思い出す友人

ジュエリーフェアに行くと、
いつも思い出す友人がいる

子育ての頃に仲良くなった人で、
明るくて、いつも元気で、人懐っこくて、たくさんの友達がいる人だった
新しいもの好きで、
ランチの新しいお店を見つけると
すぐに「行こうよ」と誘ってくれた

彼女の旦那様が勤めていた会社の
ジュエリーフェアに
招待していただき
初めて行ったのを覚えている

私はあまり人と仲良くなるのが得意ではない
自分から話に行けるタイプではないから
子供の集まりで出会ってすぐ、彼女が話しかけてくれた
彼女にはすでにたくさんのママ友がいて、私も仲間に入れてくれた
彼女のおかげでたくさんの人と知り合い、子供達も仲良くなれて、子育てが楽しくなった
本当に感謝している

もう10年も経つのか
あのときは、こんなに早くいなくなるなんて思ってもいなかった。
彼女はがんで亡くなってしまった

11月に一緒にランチをした時に
腰が痛いと言っていた。
年だから仕方ないね、って
笑って「またね」と別れた
12月に用事がありメールしたら
返事がなかなか来なかった
嫌な予感がして
他のママ友に連絡して
返事が来ない、と連絡してもらった

年明け
今、入院していて手術する予定みたい。落ち着いたらお見舞いに行こう

2月、亡くなった、と連絡があった

嫌だよ。
子育てが終わったら、一緒に旅行に行こうね、って言ってたじゃない!

家族葬でお葬式を終えた、と聞いた
あんなに明るい人だったのに、いや、あんなに明るかったからこそ、みんなに自分の姿を見せたくなかったのかもしれない。
そっと、お線香とお香典だけ送った

ときどき、彼女と話したくなり
お墓参りに行く

でも彼女は
出かけるのが好きだったから、
「千の風になって」のように
お墓にじっとしていない気がするんだ

少し年上だった彼女の
亡くなった年齢に追いついた

まだ亡くなる年じゃないよね
まだ、いろいろやりたかったよね

ジュエリーフェアに行くと
今でも、彼女のことを思い出す




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