【映画感想】見えていないものに気づく瞬間 〜映画『十二人の怒れる男』から学ぶロックオン・ロックアウト〜
おはようございます&こんにちは!
ライフ・コーチングの「トコマ」です。
いつも読んでいただきありがとうございます。
映画『十二人の怒れる男』を観ました。
今回で観たのは2回目。やっぱり名作ですね。
限られた一室だけで進む物語にもかかわらず、人物描写が驚くほど鮮やかで、一人ひとりの背景や性格が台詞や表情からにじみ出ています。
カメラワークや構図の変化によって、密室の緊張感がじわじわと高まり、息をのむほどの空気感が画面越しに伝わってきます。
そして、僕はこの映画から「ロックオン・ロックアウト」という心の働きを改めて学びました。
固定観念が生む「見えない壁」
物語の中で、父親殺しの罪に問われた少年に対し、陪審員たちはほぼ全員が有罪を確信していました。証拠や証言は一見揃っており、結論は揺るがないように思えます。
しかし、その裏には「有罪であるはずだ」という思い込みによるロックオンがありました。
その結果、事実の中に潜む小さな違和感や別の可能性はロックアウトされ、見過ごされてしまっていたのです。
ロックオンが起こる瞬間
感情、偏見、焦り、そして場の空気は、ロックオンをより強固にします。
過去の経験が判断を左右する人もいれば、時間を気にして議論を早く終わらせたいと考える人もいます。
こうした心理状態は、無意識に「自分の考えが正しい」という前提をつくり、他の視点を排除してしまいます。
ロックアウトを外すきっかけ
そんな中、ある人物は議論の進め方を少しずつ変え、場の空気を動かしていきます。
直接的に否定せず、事実や状況を一つずつ確かめ、誰もが意見を言いやすい雰囲気をつくる。
その過程で、閉ざされていた心の扉が徐々に開き、新しい見方が生まれていきます。
コーチングに通じる姿勢
コーチングでも、クライアントが何かに強くロックオンしていると、別の選択肢や可能性は見えにくくなります。
そんなとき大切なのは、急かさず、相手を尊重しながら観察すること。
安全で信頼できる対話の場があれば、人は自ら視野を広げていけます。
今回、この映画を改めて観て、
ロックオンによってスコトーマ(認識の盲点)が生まれ、見落としていたことが徐々に解かれていく過程を、
そして、なぜスコトーマが生じてしまったのか?
についても、学べる映画だと感じました。
ご興味を持たれた方は、ご覧ください。
今ならAmazon Primeでご視聴できますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
