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「新曲『まるまるむし』に込めた祈り」

前作からの変化と葛藤

前作は油絵風でMVを作ったのですが、自分の歌詞の世界観と油絵の重みが合っているのか、ずっと悩んでいました。
本当はもっと綺麗で透き通るような、水彩画や写真のような質感を求めていました。


今回の挑戦:フェルトタッチ

前作の反省を活かして、今回は全く違うテイストに振り切ってフェルトタッチにしてみました。
Midjourneyjで最初の一枚を作った時に思いがけず可愛く温かいものが出来たので、この方向で行こうと決めました。


歌詞「まるまるむし」に込めたもの

「I'll never do you no harm 〜絶対にあなたを傷つけない〜」の冒頭に出したパパとの交換日記に書かれていた、パパの造語と思われる「まるまるむし」に焦点をあてて、そこにASD特性を絡めて作詞しました。

「悪意のない悪意」で作った画像が悲しくも可愛く、自分で作っていながら少し泣いてしまいました。

パパが「そんなつもりで言ったんじゃないんだよ」って言い訳してるように見えてしまって・・・

人を傷つけてしまう言葉だけれど、そこには決して悪意はないんです。
そう思える事が自分を救ってくれました。


AI(Gemini)への怒りの制作秘話

Midjourney用のプロンプトを頼んだのに、Geminiが勝手に何度も「nano banana」で画像を作り始め、制作を邪魔しまくり最終的に怒りに任せてキーボードを叩いていました。

結び

そんな事も踏まえてお聴き頂けたら嬉しいです。

「まるまるむし」
1
朝の4時 外は まだ真っ暗
石油ストーブの ポコポコが響く台所

沸かしたお湯を コップに注ぐ
白い湯気が 天井に 吸い込まれる

古い日記を読み返す
青いインクで書かれたまるまるむし

好きの気持ちが 溢れて
正解が わからなくて
あなたが 作った言葉

あなたの一番綺麗で 不器用な 魂は
時にナイフになるけれど

冷えた指先を 温める この湯気のように 
最後に私を救ってくれる

2
あなたは今も ロマンチストで 
繊細な 少年のまま

悪意のない 悪意で
私の心を 深く 抉る

綺麗な心で 紡ぐ言葉は
残酷なくらい 美しく優しい

宝箱を 確かめるように
微かに私に 触れる

壊さぬように 大切に
震える 指先で

言葉じゃない言葉で 表す愛を 
私は 五感を 研ぎ澄ませ
両手を広げて 受け止める

青いインクの 冷たさ
何度も書かれた まるまるむし

私は あなたの
綺麗な心を 知っている

独りよがりの 優しさと 歪な 愛を
言葉じゃない 言葉で
音に 乗せて 行く

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