安田章大さん待望の若衆公演を観劇!
かつてこんなに繰り返し同じ演目をみたことは無い〜新宿梁山泊の「アリババ、愛の乞食」だ。
唐十郎が20代で書いた2本立。今宵は若衆公演の千秋楽。演じるのも文字通り若衆(老人役で僕とタメの藤田佳昭さんも)が演じた。皆の年齢は60年代新作時と近いし、客層も普段の梁山泊客ベースに、きっかけは安田章大の新たな客が超満員300名以上!客席には風間杜夫さん、宿六初演俳優大久保鷹さん、藤田朋子さん、松田 洋治さんや同業者たち、スケジュールやりくりした安田章大さん、伴さん、若手劇作家や俳優、ダンサーたちが皆汗だくになりながら舞台を凝視した。

ボクは、アリババのヒロイン貧子役の諸治 蘭さんのお母さんの隣席👏

娘とお母さんをカットバックしながら異次元の観劇。快活なお母さんは声を出し笑い、身を乗り出してガン見したりの反応の良さでサイコーの席。


今回、3人いる貧子(Misa Honma、寺田結美、諸治蘭)のどれも大好きで、その中でも母性が抜きん出た貧子が蘭さんだ。

彼女を取り巻く堕胎児たちへの母性が溢れ、皆が貧子に甘え、居心地良さそうだ。その貧子を生んだ母が隣で笑いながら感動している、特別な臨場感を感じた。
演者たち全員から溢れ出る演じる喜びが際立つ回で、それが大きな塊となりテントいっぱいになるのを感じた。外からみたら紫テントは大きく膨張してたんじゃないかと思う🤭
赤い馬に乗る首の無い英子を見た時の宿六/宮澤寿がすごく良かった。老人が抱える後悔を強く感じたのも良かった。田口とミドリのおばさんの絡みも抜群でツボ。ガードマンのクネり具合や勢いも👏
染谷知里の目まぐるしく変化する目の色や微妙な表情の中にリルの人生を垣間見ることが出来たし殺された直後の歌にも感動した。

寺田結美の体躯は梁山泊の強い武器だ。彼女の立ち姿やキメ顔とデカい声のマイク無し迫力歌唱は怖いくらい。少女万寿シャゲ/森岡朋奈のセーラー服姿は比類なき可愛らしさだし、チマチョゴリを着たホステス役ではドスをきかせ恫喝したり、刑事を可愛く騙し、間に極悪な表情を挟む狡猾な表現👏

愛の乞食ラストのカタルシスは何物にも変え難い


そしてボクは7/6の千秋楽を迎えるのが怖い。叶わぬ夢だが、毎週、本公演と若衆公演を一度ずつでいい、ずっと見続けていたいのだ。始まったものは必ず終わる。見届けるしかないのです。
花園神社に来るたび、なぜか隣同士で連れションをする巡り合わせだが「若衆公演見れないスケジュールなんですよ😭」と嘆いていた安田章大くん。そのたびに「若衆公演見たいんですょぉ…残念」と繰り返していた。しかし!気合いで仕事をやりくりして、紫テントに現れたのだ。抜群に素晴らしい若衆公演千秋楽を観て大いなる刺激を受けたはずの俳優安田章大の明日からの演技にまた新たな要素が加わるのは明らかだ。楽しみ。今夜観ることができてホント良かったと思います!

梁山泊のみなさん、今夜もありがとうございます!

PS 演者たちがほぼ、ボクの子供世代なのでまるで我が子たちが舞台で頑張っているようにも思えて、なにやら親心みたいな部分も激しく刺激され、毎回とても感動しています。
そして、寺田結美さん7/2誕生日おめでとうございます🎉

