グルノーブル1日目🚗バスで出会った素敵なマダムとホストファミリーさんとの再会
昨年1ヶ月の短期留学をした際のホストファミリーさんから、久々に家族4人が揃うので遊びに来ないかというお誘いがあり、お言葉に甘えて週末の4日間お邪魔させていただくことになりました。
グルノーブルというと冬季オリンピックが開催された場所として有名になりましたが、町中どこの方角を向いても山、山、山です。投稿日とは時差がありますが、行った当時2月上旬だったので、どの山も雪をかぶっていました。
グルノーブルに到着したのは18時ごろだったので、この1日目の投稿ではそんなにグルノーブルのことは書けないのですが、自己満ながらすてきな出会いがあったので書きたいと思います。
行きのバスでお隣だったマダムが、私が日記を書いているのを見て「私も物書きの仕事をやっているの」と話しかけてくださって、それから1時間半ほどいろいろな話をしました。
私が芸術に興味があると言うと、知り合いのパリで活動されている日本人女性アーティストの方のインスタグラムを紹介してくれました。
そのアーティストさんはパリの街並みや、人間のように暮らす動物たちの油彩画を制作されており、あたたかくてかわいらしい世界観がとてもすてきでした。
いろいろな動物たちの絵がありましたが、中でも犬、猿、キジの三匹をモチーフにした作品が多かったので、マダムに桃太郎のストーリーを説明しました。フランス語では桃を意味する単語と釣りを意味する単語がどちらもpêche (ペシュ)なので、最初は伝わらずイラストをググって見せました。外国の方からしたら、というか日本人からしてみても、「桃から生まれる」というシチュエーションってかなりクレイジーですよね🍑笑笑
他にも月とウサギの絵があったので、日本では月にはウサギが住んでいて餅つきをしていると言われているいう話もしました。
道中、マダムがある話をしてくれたのですが、話し終わった後に「この話をしたのあなたが初めてよ」と言ってくれました。
私はこれまでの人生で、同じセリフを結構いろいろな人から言ってもらえたことがあるのですが、その度にじんと胸が熱くなります。相手は親友だったり部活の先輩だったりバイト先の関係者だったり内容も状況も関係性も様々なのですが、何にせよその時のその人にとって、私が信頼に足る存在だったと肯定してもらえているような気がするからです。それは私にとってとても大きな自信になりますし、そう言ってくれた人たちに恥じないようにちゃんと生きようと改めて思います。
マダムがしてくれた話はとてもすてきな話で、私も誰かに伝え広めたいくらいですが、せっかく彼女がそう言ってくれたので、私自身の中に留めておくことにします。
それからマダムがオードトワレのお裾分けをしてくれました。フランスではマノイと呼ばれている南国の花の香りだったのですが、甘すぎない爽やかでとてもいい香りでした。しかも非常に細かいラメ入りで、肌がちょっとキラキラします。
マダムがグルノーブルでのある予定のせいで緊張していたので、お返しに「人の字を3回手のひらに書いて飲み込む」あのおまじないを教えてあげました。「これで私の心の中にあなたがいるわ」と言って喜んでもらえたのでよかったです。というか、言い回しがやっぱり文章を書く人だなと思いました。私も「やばい」とか「めっちゃ」とかばかり言ってないで、ちゃんと自分の言葉で話すための語彙力をつけようと思いました。
ついにグルノーブルに到着して、マダムとのお別れの時間になりました。バスを降りる時にマダムが自分のつけていたブレスレットを記念にと私にくれました。ちょっと大きめで服の上からつけてちょうどいいくらいです。私もお返しに何か渡したかったのですが、その時何も持ち合わせておらず、そうこうしているうちにマダムは行ってしまって、私も後を追うように降りたのですが、すでに姿はありませんでした。
二列に並んでキラキラ輝くブレスレットのラインストーンを見つめながら、ホストファミリーさんのお家に向かうバスの中ですてきな出会いを反芻しました。

ちょっと前にオルセー美術館に行った時に、ポール・セリュジエの《タリスマン(護符、お守りの意味)》という絵を見て、その絵は元々別の題がつけられていたのですが、ナビ派の結成において画家たちの道標的な作品として扱われ、その名前で呼ばれるようになったと知りました。それからうっすらとわたしもタリスマン的な何かが欲しいなーと思っていました。子供の頃、無宗教の割に神様や妖精の存在を信じていたというか大切にしていたので、その辺で拾ったちょっときれいな石や貝殻をお守りがわりにしたり、水晶を月光に当てて浄化したりしていたのを思い出したのです。
偶然のすてきな出会いでもたらされたブレスレットは、まさに私のタリスマンだなと思います。
それから、ホストファミリーさんの家に到着しました。バス停までお兄ちゃんが迎えに来てくれました。今回の留学の序盤でも一度グルノーブルに来させていただいたのですが、その時は彼は別の街でインターン中だったので、彼に会うのは1年半ぶりくらいになります。会ってちょっと話してすぐ、「フランス語めっちゃ上手くなったね!今ほんとにびっくりしてるよ」と言ってくれました。一年前は本当に何を話しているのかほぼほぼ理解できていなかったのですが、今では専門的すぎる単語がなければかなりわかるようになったので、自分でも成長を感じました。

真ん中の椿の絵が描いてあるミニ団扇は前回私がメッセージを書いて渡したもので、ちゃんととっておいてくれているのも嬉しいです☺️

ジャガイモ、ひき肉、チーズなどをトルティーヤで巻き、唐辛子入りのトマトソースをかけてオーブンに入れ、ラザニアっぽくしたやつです。
めっちゃくちゃ美味しかった!!!🤤日本に帰ったら絶対自分でも作ろうと固く決意しました

食べながらお互いの近況について話したりしてとても楽しかったです。
食後はお兄ちゃんと妹ちゃんと3人でフランスのカードゲーム1000 bornes をしました。

私は2回とも負けました

とてもキラキラして心が温まった素敵な1日でした💖
ここまでお読みいただきありがとうございました。
